香港徒然草

働く元駐妻の香港雑記。うまいもの、ホテル・観光情報を中心にマカオ・南部中国・アジアの情報もお届けします。

香港徒然草45:アフタヌーンティーの誘惑

2005年11月16日 01時11分19秒 | 【香港】食べる
香港といえばイギリス統治の名残が残るというイメージがありますが、最近は日々中国化してきており、イギリスの名残を探すのは難しくなってきました。とはいえ、イギリス統治下の名残を残すものとして「アフタヌーンティー」は健在です。

銀の2段のトレーの上に、きゅうりを挟んだサンドイッチと、スコーン、そして小さいケーキなどの正統派のアフタヌーンティーから、コテコテの食堂でたべる鳥手羽先と香港ミルクティーやうどんのアフタヌーンティーセット(それをアフタヌーンティーと呼んでいいのかは疑問)までいろいろとチョイスの幅があります。

せっかくだから香港で正統派のアフタヌーンティーを楽しみたいというならば、高級ホテルがおすすめです。たいていの高級ホテルならばこうした正統派のアフタヌーンティーもあるのですが、最近はデザートブッフェが多く、正統派スタイルは少数になってきました。それでも香港の超一流と名の付く古くからあるホテルには正統派のアフタヌーンティーがあります。

正統派の中での個人的おすすめはペニンシュラとマンダリンオリエンタルのアフタヌーンティー。
ペニンシュラホテルはあまりに観光客に有名になりすぎ、休日は列をなして待つ程の人気ですが、平日をねらえばそれほどでもありません。ペニンシュラの何がおいしいかといえば、スコーンにつける「デボンシャークリーム」!。
なんとも言えない香りとコクがたまりません。いろいろためしましたが、ペニンシュラのデボーシャークリームが一番おいしいと個人的には思っております。

それともう1つのおすすめはマンダリンオリエンタルホテル。(写真はマンダリンオリエンタルのアフタヌーンティーセット)
マンダリンオリエンタルの名物ともいえる濃い~チーズケーキと、スコーンにつける「バラジャム」がおすすめです。
ストロベリーをベースにしたバラジャムはホテルのオリジナル。口の中にひろがるバラの香りがなんとも絶妙です。
揃えている紅茶の種類も多く、珍しいフレーバーも多いのでおすすめです。
また、スコーンやジャムがホテルの売店で買えるのもうれしい点です。
ただし、マンダリンオリエンタルは本年度(2005年)の12月末で改装の為、全館一時閉鎖してしまうので、行くなら年内か、あるいは来年の9月すぎまで我慢しなければならないのがちょっと残念です。
リニューアル後もこのスタイルは守って欲しいなあと思います。

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