香港徒然草

働く元駐妻の香港雑記。うまいもの、ホテル・観光情報を中心にマカオ・南部中国・アジアの情報もお届けします。

香港徒然草46:F1への登竜門、マカオグランプリ

2005年11月18日 01時42分51秒 | 【マカオ】
11月17日~20日までマカオにて第52回マカオグランプリが開催されます。
マカオグランプリ、名前ぐらいは聞いたことがあるかもしれませんが、F1への登竜門とも言われ、サーキットではなく、公道で行われるF3レースとして世界中のモータースポーツファンに有名なレースです。実際にはいろいろなカテゴリーのレースが行われているのですが、一番有名なのはやはりF3の予選&決戦でしょうね。
マカオグランプリ公式ページ

今年はマカオではアジアの陸上オリンピックとも言える東アジア大会が10月29日から11月6日まで開催されていた為、例年に比べ、マカオグランプリの準備は超急ピッチで進められています。
おもいっきり市内の普通の道路をコースとして使うため、コースとなる道路の周りは金網と黄色と黒で塗られたガードレールでバッチリガードをするわけです。(本日の写真は14日、マカオグランプリ用に準備が進んでいるマカオの市内道路の様子)

香港からの高速フェリーが到着するフェリーターミナルの近くにピットが作られ、ここには有料で見られるスタンド席があります。それ以外にも一番急なコーナーで事故続発の人気ポイントはリスボアホテルのすぐそばで、ここはスタンドの中でも観戦料がずば抜けて高くなっています。

ちなみに、予選は19日(土)、決戦は20日(日)となっており、17日と18日は練習&調整日となっています。
練習日も観戦ができるのですが、練習日は20マカオパタカあるいは20香港ドル見れるのに、これが予選&決勝戦になるととたんに料金は跳ね上がります。超人気のリスボアホテル前のリスボアスタンドはなんと1日だけで700ドル!!
それでも今年はけっこう売り切れるのが早いそうです。一部の席はもう売り切れていますね。
マカオグランプリチケット予約ページ(中文のみ)

公道を走るんだから、スタンドなんかで見なくてもどこかで立ち見が出来るだろう?!
そう思ったあなたはえらい!確かに見える所もあります。見えなくてもレーシングカーのエンジン音はガンガン聞こえてきますし、それだけでも臨場感はあります。でもそこは大会主催者側も良く心得ており、おもしろいコースや見やすいコースは観戦席を設けており、それ以外のしょぼい場所はチラッとしか見えないし、たいていはコースの側は危険なので立ち入れないようにしてあるんです。(そりゃ、そうか)

有銭人(広東語でヤウチンヤン=金持ち)はちゃあんと、マンダリンオリエンタルホテルのテラス席でBBQ をしたり、リスボアホテルの中でブッフェを楽しみながら観戦しております。

マカオグランプリの期間はフェリーもいつもの週末に比べれば多少は混みますが、たとえチケットがなくても、エンジン音が響いて市内全体が思いっきりマカオグランプリモードです。この期間でないと味わえないおもしろさがあるのでおすすめです。
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