情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

最新のArduio開発環境と実装環境を考える-Raspberry PiもMiniPCもUbuntu/Debian

2024-01-04 00:24:01 | AI,IoT,SensorNetworking
Raspberry PIの性能が向上し、様々なタスクを捌くことができるようになった。昨年RaspBerry PI 5が登場し、まさにデュアルデイスプレイLinuxPCとして活用できるほどに良いスペックになっている。RTCが内臓され、時刻を保持できる機能は、産業系などネットと無関係な環境での使い勝手もよくなる



一方、この数年で性能が向上したMiniPCが様々なメーカーから発売され、選択肢が広がった。私は、長年IntelNUCを使ってきたが、Intelがこの分野から撤退した。その一方で高い耐久性を求められる産業組み込み系分野から、高性能なグラフィクス性能を備えるゲーム用デスクトップ系まで、実に様々なMiniPCが登場している

MiniPCのほとんどはWindowsOSを搭載。通販で簡単に購入可能だ。RAMの容量を増やしたり、SSDを増設できるものもある。選択の自由度はRaspberry PIの比ではない。WinowsOSが動くPCは、そのOSをLinuxOSに変えることができ、Linux化したMiniPCはRaspberry PIのGPIOを利用したタスク以外のことができる。MiniPCにGPIOが必要であればArduinoのGPIOと組み合わせれば良い

私のArduino開発環境は、Windows 11とLinux/Ubuntu 22.04 LTSの両方を使い、Arduino IDEだ。Linux開発環境は、実装環境とほぼ相似なので好都合だ。Aduinoのプログラムと、Linux側のプログラムの並行開発ができる上に、データをCSV形式でLinuxに取り込んでしまえば、Linux上の様々な開発ツールを使って、自由自在に処理ができ、伝送もLinux環境を使えば簡単だ

私もRaspberry PIは大好きだ。長年その上で動くアプリケーションも開発してきた。でも、MiniPC+LinuxOS+Arduino/XIAO開発の自由度を知ったことで、Raspberry PIであることの重要性は薄れ、アプリケーションもMiniPC上で動かしている。MiniPC/Ubuntu/Debian上のアプリケーションは、Raspberry PI OS(Debian派生、旧名称Raspbian。)でも動く。CPU部分はアプリケーションに合わせ適材適所で選べばよい。必要ならサーバーやクラウドも選ぶことができる。Raspberry PIはその一台に完結する必要がある時のみ使うようになった

Arduino側も多様化している。ピンの位置を含めたインターフェイス互換ボードに加え、物理的なピン配置やCPUコアを再設計したSeeed Studio XIAOなど、新しい試みが広がっている。XIAOでは、センサーとの接続にGroveを使うことが前提なので、電気回路の知識無しでセンサーを活用することができる。
さらに高性能なマイコン基板には、組み込み用のPython、GO言語も移植されており、開発言語も広がりを見せ始めている。Arduino UNOも最新版は、物理的なピン配置こそ同じだがCPUは高性能化しており、再設計されている


MiniPCもArduinoも高性能化はさらに続く。オープンソースCPU設計のRISC-Vベースのマイコンも入手可能になった。開発の考え方も再設計が必要だ。いささか古典的に見えるが、プロトタイプから実装までLinuxホストにUSBシリアル接続のArduinoを組み合わせることが「今のRAD」開発環境だろう

いつもアクセスありがとうございます。Arduino開発と実装環境の再設計についての考えを共有します。
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IoT:Arduino / Seeed Wio Terminalで環境センシング

2023-11-27 21:27:27 | AI,IoT,SensorNetworking
Seeed社のWio Terminalを試し始めた。Wio Terminalは小型のディスプレイ、マイコン、センサ、マイクとスピーカー、Groveコネクタ、Wi-FiとBLEでの通信機能をひとまとめにしたものだ。Arduino IDEでの開発が可能でIoTデバイスにちょうど良い



似たような環境は、やはりSeeed社のXIAOでも実現できるが、Wio Terminalは一まとめに詰め込んだパッケージになっており、USB-C電源で動作する。まだ届いていないが、拡張バッテリ+拡張インターフェイスBOXもある



表示は、PCのパラメータ表示を行う例で実測はしていない。購入直後はJumperというゲームが入っており、PCにUSB接続すれば、すぐに動作確認ができる

WioTerminalは各種センシングのみならず、人への表示と、人からの応答を取り込むことができる機能を持ち、かつUSB、Wi-Fi、BlueToothによる通信が可能。これは便利だ

開発環境はArduino IDEを使うことができる。開発環境のPCは独立させ、開発専用機としたいので、MiniPCにLinux/UbuntuデスクトップをインストールしArduino IDEのLinux版を使っている

いつもアクセスありがとうございます。Arduino IDEで開発ができるWio Terminalの情報を共有します。気づいたことを順次共有していきます
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auひかり ホーム X(10)回線速度実測値-Linux+Edgeブラウザで観測

2023-07-03 08:03:57 | 通信ネットワーク
auひかりホームの10G回線を使っている。比較的ネットワークが混み始める時間帯に通信速度を測った

■auひかり X(テン/10G)回線の実測値
上りも下りもゆうゆうと1G越え。Linux UbuntuワークステーションとHGWの間に10Gb対応のL2スイッチがある。メタルの10G/1G有線LANだ

Linux上のブラウザMicrosoft Edgeで通信速度を測っている。デフォルトのFrefoxとEdgeを比較すると、明らかにEdgeの方が高速なようだ

スピードテストの結果は、テストの瞬間の速度。テストサーバー自体が10Gの通信をサポートしている必要があり、10Gを捌く処理能力が必要。さらに、インターネット合流点に10Gで接続する必要がある。理想的に10Gの測定をすることは難しい

この回線は何度もテストしているが、一番高速なときは下り8G弱、上り5G弱だ。実用上全く問題はない




この回線を使って、技術研修のLinuxワークステーションのデスクトップを配信している。IPv6/IPv4のどちらでもアクセスできる

いつもアクセスありがとうございます。弊社で使っているauひかり Xの実測値を紹介します。快適です
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IntelNUCを使ったWindows/SMB/SAMBAファイルサーバー構成の実例-Linuxで実装

2023-06-28 17:21:04 | AI,IoT,SensorNetworking
Intel NUC(Next Unit of Computing)とは、Intel社が企画販売しているお弁当箱のような小型PCだ。メモリやSSDは適宜選択・実装してOSをインストールする。OSはWindowsかLinuxを使うことができる

ハードウエアのスペックは様々。低消費電力機から、高性能機まで様々で、eMMCを内蔵し、Windowsをプリインストールした機種もある

Intel NUCあるいは、NUCのような小型PCにLinuxをインストールし、IoTゲートウエイ、自社開発リモートアクセスVPN EasyRASのゲートウエイ、LANの遠隔モニター装置として展開している

IntelNUCを使い始めた理由は、小型で堅牢な低消費電力の小型PCとしての用途だ。最初はRaspberry Piを使ったが、いくつかの実装を経てIntel PCの方が楽に安定したシステムができた。今はRaspberry Pi以外にも様々なデバイスがある

小型Intel PCは、事務所内のファイルサーバーやGitLabサーバにも使っている。概ね以下の構成だ

■小型Intel PCのファイルサーバ
OSはUbuntu Serverを、アプリはSAMBA4サーバーを、内蔵SSDにインストールしている。USB3インターフェイスで外付けディスクを接続。用途毎に使い分けている

全く不満無く活用している



いつもアクセスありがとうございます。今回はIntel NUC等小型PCを用いたシステム作りを共有します。とても便利になりました
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Windows 8.1のMicrosoftサポートが終了-2023年1月10日(PST)

2023-01-03 10:05:08 | 情報セキュリティ
すでに対策済みとは思いますが、MicrosoftはWindows 8.1のサポートを2023年1月10日(PST)に終了します。日本時間では翌11日16:59頃が終了時間になります

■Microsoft社のWindows 8.1終了告知ページ

この日以降、Microsoftからの修正のソフトウエアの提供、即ちWindows Updateでの更新ソフトの提供が終了となり、Microsoft Defender(旧Windows Defender)ウイルス対策ソフトの情報更新も止まります

その他、Microsoft以外のソフトウエアも更新が終了し、ウイルス対策ソフトの検出データも、早晩更新が止まります

ソフトウエア更新が止まり、セキュリティソフトの検出データが更新されないことは、やがて大きなセキュリティリスクを抱えます。過去、サポート対象外のWindows XPが大規模な攻撃を受けたことが知られています

ほとんどの攻撃者は、特定の人、企業を狙っておらず「セキュリティの意識が低い人、セキュリティの弱点を持つPC」を狙います
「自分は大丈夫。これで問題無いし。」と思って、サポート切れのPCを使い続けている人こそ格好のターゲットです。
攻撃の到達方法は、偽メールと偽ホームページ。セキュリティ意識(知識ではない)がない人ほど引っかかります

古いPCを使い続けたい方はLinuxに転換するのも良い方法です。近年はUSBメモリだけで稼働するLinuxもあります。

Linux Desktopは、とても良くなっているのでブラウザでほとんどのことができます。Microsoft Office 365もLinux上のブラウザで動きます

私の事務所のWindows 8.1(ミニタワー)はお客様サポート用に一台のみ残していました。Windows 10に転換できるハード仕様ですが、今後はUSBで起動するUbuntu Desktopをインストールし、システム管理用端末に変更します


いつもアクセスありがとうございます。いよいよWindows 8/8.1の時代が終わりますね
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samba4 Directory Server - NTPサーバで時刻同期

2022-12-31 12:24:40 | 情報セキュリティ

集中認証に使うDirctoryサーバは、いつ何が起こったかを記録するために、サーバの時刻を正確に合わせます。サーバの時刻はntpサーバと同期することで、常に正確な時刻を刻むことができます

ntpサーバの選択は、日本国内であればntp.nict.jp一択。どのようなシステムでも同じ。これ以外は忘れても大丈夫です

情報通信研究機構(nict)は国の外郭団体で、日本の標準時刻を原子時計で生成し、複数の方法で配信しています

インターネットでのNTPサーバの設定は、必ずFQDN(インターネット上の名前)でおこない、IPアドレスでの指定はしません。これはインターネット上の約束です

時刻問い合わせに応じるサーバは一般的に運営側で複数台用意しており、適切なサーバが時刻情報を返します

以下の例は、Linux Ubuntu 22.04 LTSに設定した実例です。ポイントはPOOLで指定していることで、複数台と同期していることが判ります

インターネットには通信速度の揺らぎがあります。ただ、Linux等での時刻同期プログラムntpdには揺らぎ補正の機能が備わっているので、同期開始から時間が経つと誤差は収束します

プライマリntp:pool ntp.nict.jp 
セカンダリntp:pool ntp.ubuntu.com 

takumi@dc1:~$ sudo ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==============================================================================
ntp.nict.jp .POOL. 16 p - 64 0 0.000 +0.000 0.000
ntp.ubuntu.com .POOL. 16 p - 64 0 0.000 +0.000 0.000
-2001:ce8:78::2 .NICT. 1 u 553 1024 377 23.024 +0.206 0.667
+ntp-a2.nict.go. .NICT. 1 u 402 1024 377 6.434 -0.287 0.094
-ntp-a3.nict.go. .NICT. 1 u 804 1024 377 13.938 +0.974 1.258
-ntp-a3.nict.go. .NICT. 1 u 434 1024 377 5.147 -0.142 0.239
*ntp-b2.nict.go. .NICT. 1 u 626 1024 377 5.280 -0.277 0.206
-ntp-a2.nict.go. .NICT. 1 u 411 1024 377 5.028 -0.288 0.211
-ntp-k1.nict.jp .NICT. 1 u 578 1024 377 13.731 -0.506 0.259
+ntp-b3.nict.go. .NICT. 1 u 473 1024 377 5.063 -0.232 0.161

■Ubuntu 22.04 LTSでの設定
もともとの設定を外して、pool ntp.nict.jpのみにした
セカンダリntpとして pool ntp.ubuntu.comが設定済み
takumi@dc1:~$ diff /etc/ntp.conf*
21,25c21,24
< # pool 0.ubuntu.pool.ntp.org iburst
< # pool 1.ubuntu.pool.ntp.org iburst
< # pool 2.ubuntu.pool.ntp.org iburst
< # pool 3.ubuntu.pool.ntp.org iburst
< pool ntp.nict.jp
---
> pool 0.ubuntu.pool.ntp.org iburst
> pool 1.ubuntu.pool.ntp.org iburst
> pool 2.ubuntu.pool.ntp.org iburst
> pool 3.ubuntu.pool.ntp.org iburst
takumi@dc1:~$

いつもアクセスありがとうございます。ntpによる時刻同期の状況を共有します。引き続き、よろしくお願いいたします
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samba4でDirectory Server - PC側のDNS設定とIPv6の影響

2022-12-30 14:16:49 | 情報セキュリティ


samba4 Directory Server(samba4 DS)サーバー単体でのDNS動作確認は期待通り動きました
でもWindows PCからのsamba4 DSのDNS参照には失敗します
Windows PCのDNSv4をsamba4 DSに設定しても、samba4 DS内のDNSに登録した情報が参照できないのです

原因は、テスト環境=事務所内環境ではWindows PCのIPv6が正しく動いており、DNSv4をsamba4 DSに設定しても、PC側がDNSv6を優先利用するためでした
この動作は正常で、何度やっても上手くいかないはずです

現在の解決方法は、Windws PCでのDNSv6参照を停止するために「一旦PCのIPv6を止める」こと。IPv4のみの通信に変更しています

スパッと上手くいきました!

■Windows PC/IPv4 onlyからのDNS参照確認
PS C:\> nslookup
既定のサーバー: dc1.ad.example.jp << samba4 ADが返したDNSv4のFQDN名
Address: 192.168.0.93 << Windows PC上でDNSv4で指定
> quit
PS C:\>

■Windws PC/IPv4 onlyからのsamba4 ADへの接続確認
PS C:\> net view \\dc1.ad.example.jp
\\dc1.ad.example.jp の共有リソース
Samba 4.15.9-Ubuntu
共有名 タイプ 使用 コメント
-------------------------------------------------------------------------------
netlogon Disk
sysvol Disk
コマンドは正常に終了しました。
PS C:\>


いつもアクセスありがとうございます。samba4 ADとWindows PC間での接続確認を共有します。これで年が越せます
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LAN/WAN/VPN/Wi-Fiの通信速度をntttcpで測定-サーバ内部通信

2022-09-25 12:40:45 | 通信ネットワーク
日常的にネットワークを通じたバックアップなどを行っています。サーバーはオンプレにもクラウドにもあり、それぞれがGbEでつながっています。

事務所の中、事務所外、クラウドとの間でどの程度の通信速度が出ているのか確認することがあります。所謂ネットの通信速度ではなく、自社管理サーバー間での通信速度の確認です。

今回は一台のサーバーで、送受信両方の通信速度測定プログラムを立ち上げて、サーバー内での通信速度を知ります。

先ずは、LinuxサーバーがLANの速度を上回る通信性能があることの確認です。一番遅いPCサーバの内部通信速度は約18Gbpsでした。LANの規格は1Gbpsなので、充分に上回っていることが判ります。

■低消費電力ファイルサーバー
$ cat /proc/cpuinfo | grep "model name"
model name : Intel(R) Celeron(R) CPU J3455 @ 1.50GHz
model name : Intel(R) Celeron(R) CPU J3455 @ 1.50GHz
model name : Intel(R) Celeron(R) CPU J3455 @ 1.50GHz
model name : Intel(R) Celeron(R) CPU J3455 @ 1.50GHz
$
$ sudo lshw -short | grep SODIMM
/0/2e/0 memory 2GiB SODIMM DDR3 Synchronous 1600 MHz (0.6 ns)
$
$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 20.04.4 LTS
Release: 20.04
Codename: focal
$
$ ./ntttcp -r
NTTTCP for Linux 1.4.0
---------------------------------------------------------
10:42:10 INFO: 17 threads created
10:42:30 INFO: Network activity progressing...
10:43:30 INFO: Test run completed.
10:43:30 INFO: Test cycle finished.
10:43:30 INFO: ##### Totals: #####
10:43:30 INFO: test duration :60.00 seconds
10:43:30 INFO: total bytes :135304441606
10:43:30 INFO: throughput :18.04Gbps
10:43:30 INFO: cpu cores :4
10:43:30 INFO: cpu speed :2152.944MHz
10:43:30 INFO: user :8.39%
10:43:30 INFO: system :81.53%
10:43:30 INFO: idle :4.05%
10:43:30 INFO: iowait :0.00%
10:43:30 INFO: softirq :6.03%
10:43:30 INFO: cycles/byte :3.66
10:43:30 INFO: cpu busy (all) :163.54%
---------------------------------------------------------
$
$ ./ntttcp -s192.168.0.145
NTTTCP for Linux 1.4.0
---------------------------------------------------------
10:42:30 INFO: 64 threads created
10:42:30 INFO: 64 connections created in 7387 microseconds
10:42:30 INFO: Network activity progressing...
10:43:30 INFO: Test run completed.
10:43:30 INFO: Test cycle finished.
10:43:30 INFO: 64 connections tested
10:43:30 INFO: ##### Totals: #####
10:43:30 INFO: test duration :60.00 seconds
10:43:30 INFO: total bytes :135358054400
10:43:30 INFO: throughput :18.05Gbps
10:43:30 INFO: cpu cores :4
10:43:30 INFO: cpu speed :977.317MHz
10:43:30 INFO: user :8.39%
10:43:30 INFO: system :81.53%
10:43:30 INFO: idle :4.05%
10:43:30 INFO: iowait :0.00%
10:43:30 INFO: softirq :6.03%
10:43:30 INFO: cycles/byte :1.66
10:43:30 INFO: cpu busy (all) :217.34%
---------------------------------------------------------
$

いつもアクセスありがとうございます。通信速度の確認をする手順と結果を、共有します。
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au光の10GbE接続の速度を実測-速度測定の自動化に向けて

2022-09-13 15:17:18 | 通信ネットワーク
事務所には10GbE接続のau光を引いています。もともと1GbEのときから、サブ回線として使っていたものを、概ね一年前に高速化しています。

インターネットへの疎通確認や、伝送速度の確認を"www.speedtest.net"でしています。このサイトでは、コマンドライン・ツールも提供しており、クラウドやデータセンターに置いているLinuxサーバの動作確認に重宝しています。

コマンドライン測定の出力に、測定値情報へのURLが含まれており、以下のように、イメージを取り込むことも可能です。


たまたまの測定ですが、やっぱり10GbEは高速です。
auひかり提供のHGWの10Gを10G VLANスイッチにつなぎ、そこで10Gと1Gに分岐しています。

■通信速度を測定したLinux機の主な仕様
Ubuntu 20.04.3 LTSデスクトップ
10GbE(1000BASE-T) x 2、1GbE x 1
Intel(R) Xeon(R) CPU E3-1225 v3 @ 3.20GHz x 1
32G RAM = 8GiB DIMM DDR3 Synchronous 1600 MHz (0.6 ns) x 4
512G SSD Crucial CT512MX1 x 1


いつもアクセスありがとうございます。auひかりの10GbE回線はやはり高速です。引き続き紹介してい行きます。
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Linux/Ubuntu20.04 LTSのタイムゾーンをUTCからJSTに変更する

2022-02-23 09:59:32 | Linux

Linux/Ubuntuのタイムゾーンは、デフォルトインストールではUTCになります。
日常の運用が楽になるように、UTCをJSTに変更します。
他のディストリビューションでは設定方法が異なります。

■OSの情報
$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 20.04.4 LTS
Release: 20.04
Codename: focal

■現在のタイムゾーンを確認
$ date
Wed Feb 23 00:27:51 UTC 2022

■タイムゾーンの設定状況を確認
$ sudo ls -la /etc/ | grep time
lrwxrwxrwx 1 root root 27 Oct 30 06:06 localtime -> /usr/share/zoneinfo/Etc/UTC
-rw-r--r-- 1 root root 8 Oct 30 06:06 timezone


■タムゾーンをJSTに変更するために、設定ファイルを確認
$ sudo ls -la /usr/share/zoneinfo/Asia | grep Tokyo
-rw-r--r-- 1 root root 309 Oct 25 23:58 Tokyo

■タイムゾーンJST設定ファイルにリンクを張り直し
$ sudo ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

■リンクの張り直しを確認
$ sudo ls -la /etc/ | grep time
lrwxrwxrwx 1 root root 30 Feb 23 09:39 localtime -> /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo
-rw-r--r-- 1 root root 8 Oct 30 15:06 timezone

■反映を確認
$ date
Wed Feb 23 09:39:36 JST 2022


できあがり。

いつもアクセスありがとうございます。Ubuntu 20.04 LTSでのタイムゾーンの変更方法を共有します
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UbuntuStudio 21.10 BetaはKDE Plasmaデスクトップに変更

2021-10-14 10:58:42 | Linux日本語デスクトップ
UbuntuStudioを日常の仕事のデスクトップに好んで使うのは、簡明な操作体系が維持されていることです。

今回のバージョン21.10よりKDE Plasmaがデスクトップとして採用されます。これは次期LTS(Long Term Support)版に向けた移行の試行でもあります。KDE PlasmaはUbuntuファミリーであるKubuntuに搭載されて広まってきました。

21.04まで使っていたXfceデスクトップは、軽快なLinuxデスクトップ環境としてよく知られておりXubuntuに搭載されて広まってきました。ただ、ソフト環境は歴史的なGTK+2ライブラリを使っています。同じくGTK+2を使っているLXDEはQtライブラリに移行しLXQtとなりすでに再開発されています。

このような背景から、UbuntuStudioのデスクトップもKDE Plasmaに移行したと考えられます。



いつもアクセスありがとうございます。UbuntuStudio 21.10からデスクトップ環境が大きく変わります。引き続きよろしくおねがいします。
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UbuntuStudio 21.10 BetaのデスクトップPCのハードウエア・スペック

2021-10-13 08:29:19 | Linux日本語デスクトップ
日常業務に使っているLinuxデスクトップのハードウエア・スペックです。
ハードの選定方針は簡単で、通販で安価に入手した、数世代前の古いWindowsPCを基にLinux化しています。

- CPUは、i5以上、クロックのこだわりなし
- RAMは最低8G、古い仕様でもいいので、なるべくたくさん
- OS起動ディスクはSATA-SSD、容量は適宜
- LANは有線



■CPU
taniyama@rtstudio:~$ lscpu | grep Model
Model: 58
Model name: Intel(R) Core(TM) i5-3470 CPU @ 3.20GHz

■RAM
taniyama@rtstudio:~$ sudo lshw -short | grep DIMM
/0/3d/0 memory 8GiB DIMM DDR3 Synchronous 1333 MHz (0.8 ns)
/0/3d/1 memory 4GiB DIMM DDR3 Synchronous 1333 MHz (0.8 ns)
/0/3d/2 memory 8GiB DIMM DDR3 Synchronous 1333 MHz (0.8 ns)
/0/3d/3 memory 4GiB DIMM DDR3 Synchronous 1333 MHz (0.8 ns)

taniyama@rtstudio:~$ free
total used free shared buff/cache available
Mem: 24504672 1432128 21377780 635792 1694764 22085896
Swap: 0 0 0

■ディスク
taniyama@rtstudio:~$ sudo lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda 8:0 0 931.5G 0 disk
└─sda1 8:1 0 931.5G 0 part /

taniyama@rtstudio:~$ df -hT
Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on
tmpfs tmpfs 2.4G 1.5M 2.4G 1% /run
/dev/sda1 ext4 916G 13G 858G 2% /
tmpfs tmpfs 12G 0 12G 0% /dev/shm
tmpfs tmpfs 5.0M 4.0K 5.0M 1% /run/lock
tmpfs tmpfs 12G 4.0K 12G 1% /tmp
tmpfs tmpfs 2.4G 56K 2.4G 1% /run/user/1000

いつもアクセスありがとうございます。常用Linuxデスクトップのハードスペックを共有します。

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UbuntuStudio 21.10 のデスクトップはPlasma Desktopです

2021-10-12 20:19:34 | Linux日本語デスクトップ
新たにインストールしたUbuntuStudio 21.10 Betaでは、日本語入力のインストールが手戻りになったせいか、不安定になりました。理由を探ることもなく、さくっと再インストール。インストールUSBは3.0なので高速。OSディスクもSSDなのでインストールも高速です。再インストールは時間がかかりますが、以前に比べたらびっくりする速さで終わります。

改めて日本語入力環境をインストールし、快適に日本語文字入力ができています。

UbuntuStudio 21.10からデスクトップはKDE Plasma 5.22 desktopに一新となり、これまでとはメニュー周りが違います。


いつもアクセスありがとうございます。UbuntuStudioの情報を共有します。新しいデスクトップがいいですね。
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UbuntuStudio 21.10を使い始めました

2021-10-11 07:44:53 | Linux日本語デスクトップ
UbuntuStudio 21.10が2021年10月21日にリリースされる予定です。
仕事用のLinux Desktopを再インストールしたので、最新版をインストールしてみました。
仕事用のデスクトップにUbuntuStudioを使い始めて8年くらいでしょうか。簡明なデスクトップが気に入っています。

以下は起動画面の初期状態です。
この状態では日本語が入力できなかったので、日本語入力パッケージをインストールし、このブログを書いています。

fcitx mozc のインストール

$ sudo apt-get install fcitx-mozc

インストール後はログアウトしてログインし直すか、再起動する

解像度の異なるデュアルモニター環境です。


taniyama@rtstudio:~$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu Impish Indri (development branch)
Release: 21.10
Codename: impish
taniyama@rtstudio:~$

いつもアクセスありがとうございます。すぐに21.10の正式版がリリースとなりますね。引き続きよろしくおねがいします。
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Lubuntu 20.04 LTSのデスクトップと起動時のRAM消費量

2021-09-19 08:57:50 | Linux/Ubuntu
日常的にLinux/UbuntuStudioを使って仕事をしています。私の仕事の範囲では、ほとんど困ることはありません。

新たに、システム開発用として、壊しても良いLinux環境をLubuntu Lubuntu 20.04 LTSで作りました。初めてLubuntuを本格的に使います。まだ立ち上げたばかりで試運転すら行っていません。

■Ubuntuのバージョン表示

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 20.04.3 LTS
Release: 20.04
Codename: focal
$

■起動画面
スッキリした画面でした。

■起動後のRAM消費の状況
なにもしなければ消費RAMは375M程度です。この数字は一旦Firefoxを立ち上げて、何もせずに終了した後の消費RAMで400M程度です。

■このブログを書いているときのRAMの消費状況
画像編集なども行っていますが、ストレスなく使えています。4GのRAMですが、必要十分な動きです。近々に8Gに増量します。

$ free -m
total used free shared buff/cache available
Mem: 3857 1434 611 291 1811 1871
Swap: 0 0 0
$

いつもアクセスありがとうございます。Lubuntuの情報を共有します。引続き宜しくお願いします。
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