情報技術の四方山話

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サーバー構築試験でストレステストをしたらSSDが壊れました

2014-04-09 20:02:43 | 社内システム運用記
匠技術研究所
サーバー構築試験でストレステストをしたらSSDが壊れました


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日はサーバー構築試験でストレステストをしたところ、SSDが壊れたことを紹介します。

社内ストレージ・サーバーを構築しています。だいたいできあがったので、「ストレステスト」をしてみました。ストレステストの簡単な方法は「ベンチマークソフト」を動かすことです。今回はストレージ・サーバーなので「ファイルシステムのベンチマーク」の取得を兼ねてベンチマークソフトウエアを動作させることにしました。

ストレージシステムななので、まずはSSD単体のベンチマークを取得した後に、計画しているディスク構成のストレステスト/ベンチマークを行い、テストの結果の比較ができるよう考えました。

ベンチマークテストは、UNIX系/Linux系/FreeBSD系等で広く使うことができるBonnie++を選びました。

ベンチマークはbonnie++をパッケージでインストールした後に、

# bonnie++ -d /tmp -n 128 -u 0

データーはとれましたが、その後、再起動したら起動途中からVGAディスプレイが「真っ赤」になるようになりました。だんだんパーツを外して行き、結局、該当のSSDを取り外したところ正常に戻りました。戻すとやはり「真っ赤」になります。

どういう理由で壊れたのは判りません。ただ、負荷が高くなるとSSDもそれなりに熱くなります。今のところ、排熱が悪くて壊れた可能性を疑っています。

運用に入る前に「障害を顕在化させた」ことはストレステストの目的に適っており、結果としては満足でした。

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2 コメント

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Unknown (take)
2014-04-10 01:46:21
SSDでベンチマークとか、怖くてできないです 笑
書き込み上限の都合で、少なからず寿命縮まりますし。。。
返信する
SSDのテスト (谷山 亮治)
2014-04-10 05:53:49
コメントありがとうございます。情報技術の四方山話の谷山 亮治です。

「寿命が縮まる」のは、HDDでも一緒なので気にせずにストレス・テストを実施しています(笑。

ちゃんとしたテスト方法を確立することは、とても大切ですよね。今のシステム設計では、サーバーの高負荷状態が長時間に渡り続くので、ベンチマークでへこたれていては使い物になりません。

今回のテストでは「排熱」の為に、大きく作り直すことにしました。
返信する

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