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ヤマハルーターとLinux/UbuntuでVLANネットワーキング(1)

2013-04-22 22:03:38 | 通信ネットワーク
匠技術研究所
ヤマハルーターとLinux/UbuntuでVLANネットワーキング(1)


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ヤマハルーターとUbuntu間をVLANで結んでいます。何度かに分けてそのポイントを示します。
今日はUbuntu側の仕上がりイメージとその解説です。

■Ubuntu側の仕上がりイメージ
■■インターフェースの一覧
Ubuntuサーバー側のインターフェイスの一覧です。
$ ifconfig -a
br0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 90:b1:1c:3e:5f:37
inetアドレス:10.128.0.6 ブロードキャスト:10.128.0.255 マスク:255.255.255.0
inet6アドレス: fe80::92b1:1cff:fe3e:5f37/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:16429 エラー:0 損失:10303 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:8614 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:3157096 (3.1 MB) TXバイト:787087 (787.0 KB)

br1 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 90:b1:1c:3e:5f:38
inetアドレス:10.128.1.11 ブロードキャスト:10.128.1.255 マスク:255.255.255.0
inet6アドレス: fe80::92b1:1cff:fe3e:5f38/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:180 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:4940 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:8190 (8.1 KB) TXバイト:359430 (359.4 KB)

eth0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 90:b1:1c:3e:5f:37
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:31670 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:7050 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:4705357 (4.7 MB) TXバイト:721321 (721.3 KB)
割り込み:16

eth1 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 90:b1:1c:3e:5f:38
inet6アドレス: fe80::92b1:1cff:fe3e:5f38/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:30140 エラー:0 損失:10819 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:5623 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:2259767 (2.2 MB) TXバイト:480841 (480.8 KB)
割り込み:17

eth1.11 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 90:b1:1c:3e:5f:38
inet6アドレス: fe80::92b1:1cff:fe3e:5f38/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:180 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:3384 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:8190 (8.1 KB) TXバイト:228025 (228.0 KB)

lo Link encap:ローカルループバック
inetアドレス:127.0.0.1 マスク:255.0.0.0
inet6アドレス: ::1/128 範囲:ホスト
UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 メトリック:1
RXパケット:85 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:85 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:6811 (6.8 KB) TXバイト:6811 (6.8 KB)

lxcbr0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス ce:a0:2f:d2:6a:34
inetアドレス:10.0.3.1 ブロードキャスト:10.0.3.255 マスク:255.255.255.0
inet6アドレス: fe80::cca0:2fff:fed2:6a34/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:5214 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:384507 (384.5 KB)

$


■■ブリッジの一覧
このUbuntuには仮想サーバー基板のLXCをインストールしています。lxcbr0はLXCをインストールしたことで、自動的に生成されたインターフェイスです。
$ sudo brctl show
bridge name bridge id STP enabled interfaces
br0 8000.90b11c3e5f37 no eth0
br1 8000.90b11c3e5f38 no eth1.11
lxcbr0 8000.000000000000 no

このUbuntuマシンには管理セグメントとインターネットアクセスセグメントを持ちます。物理配線の都合で、管理セグメントとインターネットアクセスセグメントは、同一物理LANの上にいます。ちょっと判りづらいことですが、ヤマハルーターのLAN1(8ポートスイッチ)にUbuntuサーバーのeth0もeth1も接続します。同一物理セグメント上でeth0とeth1の異なるIPセグメントを設けるためにeth1側にVLAN(11)=10.128.1.0/24を設定しました。

まとめると、
br0-eth0:10.128.0.6/24:管理セグメント。デフォルトVLAN=VLAN設定なし。
br1-eth1.11:10.128.6./24:1インターネットアクセスセグメント。VLAN ID = 11。
となります。



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谷山 亮治
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