LinuxでGPSを試しています
いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今週末は、LinuxでGPSを試しています。USB接続型のGPS受信機を、仮に家族用のLinuxPCにつないだところ、GPSデーターが流れてきました。詳細な調整はこれからですが、GPSデーターの受け取りの目途がついたところです。
今後は、このGPS受信機とLinuxPCを使って、位置情報や時刻情報を正確に記録できるようにします。GPS受信装置が、カーナビゲーション、スマートホン、タブレット、パソコン、デジタルカメラ等身近なデバイスに組み込まれ、広く普及したことで、GPS受信装置の入手も容易になりました。また、GPSの情報を受け渡す規格も明確になっており、ソフトウエアとの連携も進んでいます。このように、利用環境が整ってきたことで、今後、ますますGPSの活用が広がります。
民間利用しているGPSは、米国が打ち上げている人工衛星が発信するGPS用の電波を受信しています。特に航空機、船舶など目標物のない航行を支援する為に作られた仕組みで、以前の民生用は敢えて測位精度を落としてありました。今の民生用のGPSは敢えて測位精度を落とすことを止めたので、測位精度が向上し、さらに測位精度を高める広域補正システム(日本簿場合はMSAS)を併用することで、測位精度が1m以下になることが研究論文として発表されています。
参考)
日本版広域補正システムMSASの測位精度評価
東京海洋大学 情報通信工学研究室 毛利 悠美子
引き続き、紹介していきます。