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携帯電話網プラチナバンド900Mhz帯の割り当てはソフトバンクモバイルへ

2012-02-29 22:37:35 | 通信ネットワーク
匠技術研究所
携帯電話網プラチナバンド900Mhz帯の割り当てはソフトバンクモバイルへ


こんにちは。匠技術研究所の谷山亮治です。
携帯電話網900Mhz帯の割り当てはソフトバンクモバイルになりました。審査結果に至る情報は以下の総務省の発表サイトにあります。

3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定

認定に至る解説によると、ソフトバンクの計画は、2022年の携帯電話の通信接続先である基地局の設置予定数が約42,000局と一番多く、人口カバー率は99.9%としています。

ソフトバンクは、今現在つながりやすく、携帯電話網の運用経験の長いdocomoの計画約20,000局で98.0%のおおよそ倍の基地局設置を計画している点です。KDDIの計画では約30,000局で99.3%。

まだ、この数字の差を理解できていませんが、ほんとうに実現する「必要」のある数字なのか、「実現できる」数字なのかが判りません。docomoの倍の基地局ですからねぇ。

設備投資計画ではdocomoの2,313億に対し、ソフトバンクは8,207億で3倍以上。即ち、基地局当たりの投資額はソフトバンクの方が大きくなっています。どんどん普及させていただくのは結構ですが、この費用はユーザーが払うわけですから、カバー率を1.9%上昇させるために6,000億の投資価値が「社会的に」あるかどうか。

docomoやKDDIはいわゆるプラチナバンドを既に運用しているので、それを持たないソフトバンクやイー・アクセスに割り当てられることは心情的に好感を覚えますが、どうも選ばれた計画がしっくり理解できないですね。もう少し勉強します。



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