カスタムセミナーにてヤマハRTX1200でMicrosoft Azureに接続-接続の状況
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は弊社主催の「カスタムセミナー」にてヤマハRTX1200とMicrosoft AzureをIPsec接続したことを紹介します。
クラウドの利用は様々な形で進んでいますが、ローカル(オンプレミス)側との常時接続が必要なことがあります。Microsoft Azureではクラウド側ネットワークにGateway(ルーター)を設置し、IPsecの接続点を設けることができます。ローカル側のヤマハRTX1200との間でIPsec接続ができれば、Microsoft Azure上の各種サーバーをプライベートアドレス空間でアクセスできるようになります。自社内サーバー室に置いているイメージです。
■ヤマハRTX1200側でIPsecがつながったことを確認
# show ipsec sa
Total: isakmp:1 send:1 recv:1
sa sgw isakmp connection dir life[s] remote-id
-----------------------------------------------------------------------------
2 1 - isakmp - 28796 ***.**.**.***
3 1 2 tun[001]esp send 3598 ***.**.**.***
4 1 2 tun[001]esp recv 3598 ***.**.**.***
■手元のパソコンからAzure内のLinuxにPing
IPsec VPNを経由してのPingです。
C:\Users\takumi>ping 172.16.0.5
172.16.0.5 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
172.16.0.5 からの応答: バイト数 =32 時間 =78ms TTL=127
172.16.0.5 からの応答: バイト数 =32 時間 =80ms TTL=127
172.16.0.5 からの応答: バイト数 =32 時間 =79ms TTL=127
172.16.0.5 からの応答: バイト数 =32 時間 =78ms TTL=127
172.16.0.5 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 78ms、最大 = 80ms、平均 = 78ms
匠技術研究所では、クラウドを含めたネットワークとシステムの構築を行っています。