ソフトバンクがイー・アクセス(イー・モバイル)を買収
こんにちは。匠技術研究所の谷山亮治です。
日経新聞の報道によると、ソフトバンクがADSL、モバイルW-Fiで著名なイー・アクセスを買収するとのことです。
イー・モバイルはイー・アクセスのモバイル高速データー通信系サービス事業のブランド名でPocket Wi-Fiがよく知られています。近年は自社ブランドでの携帯電話も販売しています。
ソフトバンクはイー・アクセス/イー・モバイルを買収することで、特にモバイル高速データー通信のユーザーと、通信回線の割り当てを手に入れることができます。既設の通信基盤を持つイー・アクセスの買収により、携帯電話のデーター通信化への対応を速める狙いがあると推測します。
もともと、ソフトバンクはiPhone 5の登場で、LTEにも対応し、さらには「テザリング」と呼ぶパソコンのインターネット接続にも対応する必要があります。このインフラを構築するには時間がかかります。時間がかかりすぎるとiPhone後発のKDDI/auにシェアを奪われます。そこでこの買収です。
高速携帯通信網を自社で構築する通信事業者はNTT docomo、KDDI au、SoftBankに集約されます。その他の通信事業者はこの回線を借用して提供します。はたして競争によりさらに通信料金が安くなるのか、はたまた高止まりするのかを予想することはできませんが、一般電話のIP化が進行しているように、携帯電話網のIP化も確実に進行します。
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それに、Appleの想い人は、ソフトバンクではありませんよね。