仮想サーバーとバックアップシステムを再構築-設計を変更
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linuxで構成しているファイルバックアップシステムの再構築をしています。仮想サーバーが利用者様フロントになります。
理想的な最終形はあるのですが、それが実現できるのか、運用に耐えうるのかまだ不安があります。そこで理想形の前段階として、機能を分担した3台構成を実現することにしました。S系、C系、B系とします。S系はデーターバックアップ機能のみを実現するサーバーで、本番機障害時の代替ファイルサーバーになります。
C系はサーバーそのもののバックアップで本番サーバーのレプリカとしての待機系になります。データー量はそれほど多くありませんが、負荷の高い処理が見込まれます。S系にシステムイメージのバックアップを置きます。
B系はいわばNASです。S系、C系のデーターイメージと、システムイメージを保持しておき、両系の障害発生時に、復旧支援することが目的です。
どちらも、Ubuntu Serverを仮想ホストサーバーとして使い、仮想サーバーを複数動かします。仮想サーバーはCentOSでもかまいません。S系は起動ディスクがSSDで、データーディスク、内部バックアップディスクもHDDです。C系は起動ディスクもデーターディスクも、SSDです。
S系とC系はお互いにバックアップし合い、どちらかのハードが障害になった際に、どちらかで縮退して動くことができることを目指します。仮想サーバーが自動的にマイグレーションすることは考えていません。頑張りすぎると判らなくなり、運用できないからです。
これから、ハードウエアの構築です。また、眠れそうにありません。
ハードを組みながらまた変更するかもしれません。
次回(明日予定)は、ハード構成の概要を紹介します。
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