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システムをつなぐLinuxサーバーOSをUbuntu Serverに変更します

2013-03-27 23:16:49 | Linux/Ubuntu
匠技術研究所
システムをつなぐLinuxサーバーOSをUbuntu Serverに変更します


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日から明日にかけては、仮想サーバーを沢山立ち上げます。匠技術研究所では、これまでも多くのLinuxサーバーを使って、お客様のシステムを構築してきました。構築時期で、選択するLinuxの配布仕様(ディストリビューション)は異なります。その時々で、扱いやすくユーザー数の多い配布仕様を選択してきました。

それは、サーバーは一旦構築すると、長年に渡り運用するので、長年に渡りネットを通じて充分な技術情報を取得する必要があるからです。利用者数の少ない配布仕様は情報が少なく、結局利用者の多い他の配布仕様版を参考に課題を解決することになります。

近年はCentOSを使ってきました。このLinuxはLinuxビジネス界でサブスクリプションモデルを確立したRedHat Enterprise Linux(RHEL)を源流としているので、利用者も多く、ドキュメンテーションもとてもしっかりしています。サーバー用のLinuxの定番はインターネット上での情報も多いRHEL/CentOSでしょう。

一方、UbuntuはLinuxデスクトップOSとして新境地を開きました。デスクトップOSの定番はUbuntuであり、その公式な派生版も優れています。ドキュメンテーションもしっかりしており、利用者が多いので、インターネット上の情報も豊富です。そしてCentOSよりもハードウエアを選ばない傾向にあり、インストールをし易いことが大きな特徴といえます。


Ubuntuから派生したLubuntuの日本語デスクトップ

さらに、様々な公式サポートのアプリケーションをインストールする際に、施すべき基本設定をほぼ全自動で行い、ほとんどのアプリケーションが動作する設定でインストールが終了します。このことは、システムを構築する際の設定間違いを減らすことができ、大きな利点です。

Ubuntu Serverは利用者の多いUbuntu(デスクトップ版をUbuntuと呼ぶように変更されている)のGUI等を外し、サーバー用途に最適な、最小構成でのインストールができる配布仕様です。先のアプリケーションをインストールするときの特徴も同じで、機能拡張のためのアプリケーションをインストールしても、基本設定が完了しています。そのため、設定間違いが少なく、利用開始までの必要時間を短くすることができます。

この一年ほどUbuntu Serverを試してきました。今後はUbuntu Serverを主として使っていくことにします。



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谷山 亮治
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