本当に久々の更新です。知人のお誘いがあって、その後が気になっていた那珂川清流鉄道の様子を見に行ってきました。
タ3077は標記無しののっぺらぼうな姿ですが、外観はほぼ修復が完了していました。特徴的なひょろ長いフォルムが見事です。これだけ見るとタム100なのかタ2900なのかタ3050なのかタ3300なのか判別できませんね。少し前まではほぼ原形のタム100戦時型の現車を拝むことが出来るなんて思いもしませんでした。側ブレーキ横の本来のステップの脇に入換運転の際の便宜を図ってか、大型のステップが増設されています。後は片方のカプラーと空制関係、標記の修復が待たれます。
北上時代から気になっていたのですが、前回はシート被り状態だったので観察できずだった安全弁は、やはり欠品していました。このままだとタンク体に雨水が溜まりそうだし、大型の安全弁は戦前戦時型タム100の外観を特徴づけるポイントでもあるので、外観だけのダミーでも良いので取り繕って欲しいところです。
那珂川清流鉄道にいるタ3077の表記入れなどをやらせてもらっている蒼風と申します。
北上に見に行って那珂川の保存会さんに情報提供したり車番特定などをした後、表記貼りなどを年2回くらいのゆっくりとしたペースですが進めております。
現在会社名まで入れた状態であとは常備駅とホルマリン、検査表記が表記関係で残っているところです。(3月に表記関係は終わらせたい予定です。)
記事に書かれている安全弁もなんとかしてやりたいところですが、今のところ図面や概略図など見つけられておらず、もし情報などお持ちでしたら教えていただければと思います。
こちらでは初対面ですが、蒼風様のブログは時々拝見しております。タ3077のレタリングの完成が楽しみです。私もタキ42642を悪戯させてと言いたいところですが、そんな行動力の無いヘタレな野郎なので。
今更タキ7500等硝酸タンク車の本物の安全弁を入手するのも絶望的ですし、日立製タム100形の詳細組立図、Y岡氏だったら持っていないかな?とも思いますが、ダミーで良いのなら実車写真を参考に図面を引いて、フランジの規格だけ揃えて町工場でアルミパイプ材料に作ってもらうのが現実的かでしょうか(こだわるならA1070等の純アルミ、見かけだけならA5052等の一般的なアルミ合金で良いかな?)。まとまった資料としてはRM150号前後の私有貨車セミナーでタム100形の連載記事があったのですが、大分前なのでお持ちではないですよね...
こんばんは。なかなかコメントするタイミングがなくひと月たってしまいました。
当方のブログ見てくださっていたとはありがとうございます。
タイトルの通り当方のブログの記事にもしましたが、3月11日に那珂川で表記貼りを実施してだいたいの表記は入れ終わりました。形にはなりましたが実車は余裕と人数を集めないとなかなか進まないといつも思います。
安全弁に関しては現地で取り付け部や受け座のスケッチを行い、図面を作れるだけの資料がたぶんそろいました。(フランジは現在規格に存在しない物でした。)
タ3077の車番を特定するのに協力いただいた方が持ってきてくれた資料がまさにRM150号の記事で、その記事に載っている形式図がネットライブラリーから落とせたのでその概略図から寸法起こして製作できるだけのモノにできればなと思っています。
その他、雪うさぎ様の那珂川での発言がタ3077を探す発端だったようです。場所も教えてほしかったとか…巡り巡って自分の記事にコメントされたようです。
こんばんは。お久しぶりです。
タ3077はその後、安全弁ダミーの設置と空制関係の復元が完了しました。後は連結器だけですが、なかなか課題が多くぼちぼち検討を進めて行く予定になっています。
そんなタ3077の北上時代から今までの整備をまとめた本を夏コミで友人のサークルに委託で出します。雪うさぎ様のちょっとした那珂川での発言から縁あってここまで来たと思います。どこかでお会いする機会があればコピー本という事もありお渡しする事ができればと思います。
12日は冊子どうもありがとうございます。那珂川のタ3077の件、私は同車が何とか遺って欲しいと願いつつも、何も力になれず申し訳なく思っています。何時かは当時の貨車仲間も交えながら、どこかでゆっくりお話しする機会を作ることが出来ればと思っていますが...