これを撮った当時でも、タキ2800型、しかも2800台の若番は稀少な存在でしたけど。。。車体標記がゴシック体なのが激しく似合っていません。新小岩で全検した車輌にたまに出現するパターンですが、「輪西フォント」の如く、その車両所への検査入場車全てが同じパターンになる訳ではないのが不可解です。
(撮影:1996年1月2日 鹿島臨海鉄道 知手駅にて)
これを撮った当時でも、タキ2800型、しかも2800台の若番は稀少な存在でしたけど。。。車体標記がゴシック体なのが激しく似合っていません。新小岩で全検した車輌にたまに出現するパターンですが、「輪西フォント」の如く、その車両所への検査入場車全てが同じパターンになる訳ではないのが不可解です。
(撮影:1996年1月2日 鹿島臨海鉄道 知手駅にて)
1993年末の私有貨車の一覧表に、内外輸送のタキ3000が2輌だけ在籍しているのを確認したのは良いのですが、さて、どこに居るのか分かりません。目撃情報も全く聞かず、もうとっくに廃車になったか、貨車には良く有りがちな、書類上のみの存在と長い間思っていました。内外輸送のガソリン車、当時は太郎代を拠点にタキ9900と35000が数輌ずつ稼動していたので、仮に現存するとしたら新潟近辺なのかな…とも思いつつも。
時は流れ、横浜は新興に、何と件の車輌が姿を見せたと言う情報が耳に入りました。当時、貨車趣味界でもかなりセンセーショナルな話題だったようです。早速休日に出動すると、格好の場所に留置されているターゲットのうちの1輌、タキ33063がいました。朝方の陽光を浴びサイドを輝かせる姿は美しいものです。改めてタキ3000は格好良いな…と想いながら、隣接する駐車場からじっと眺めていました。後にチラリと見えている昭和電工のタキ17900も懐かしいです。ありふれた形式(と言っても、当時既に米タンが厚木ルートを最後に全滅し、タキ3000はもう希少種になっていましたけど)とありふれた所有者、しかし組み合わせ次第では珍品になる好例ですね。
さて、この車は今までどこに居たのでしょうか? 臨時専用種別はメタノール、全検施行は郡山なので、やはり常備駅の中条クラレ構内で長い間眠りについていたと推定されます。それを裏付けるように、検査標記板の左上には、休車期間の記録がびっしり書き込まれていました。恐らく交検の時位しか表に出てこなかったと思われ、これでは目撃情報が無いのも当然か…
(撮影 1999年2月13日 東海道貨物支線[高島線]新興駅にて)
このタキ15700って、メタノール専用となった後、実際に運用に付いたことがあるのだろうか? とにかく変更された直後に廃車されてしまいました。書き直された専用種別の書体が如何にも適当…まさかすぐ廃車になると分かっていたから適当に書いたのか??
(撮影:2000年1月22日 羽越支線 酒田港駅にて)
友人と話をしていると、ネットオークションをやるようになって、余分なものがやたら手許に山積みになった、と。どういう訳か、本当に欲しい物は、なかなか落札させてくれないのに、安いから、珍しいから一応入札しておくか、と入れると落札されることが多いから困る…
勿論私も思い当たるふしがあります(笑) 鉄道模型にコレクショントイの類、一番増えたのはカメラ機材の類かな。こんなに使わないだろ!!と言うくらい…このアサヒペンタックスKMモードラ仕様なんてまず使わないだろうな…そもそもバッテリーグリップが無いとモーターは動かないし…一応ボディ単体でも普通のKMとして写真は撮れますが。