くない鑑

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奥羽大遠征【復路:仙北角館出立!(秋田道周り)】

2009年09月27日 | 参陣記
今年初出陣かつ初参陣となった戸沢氏祭も無事に終え、ついに復路の日。
前夜、寝ずに結構飲んだのに、ヘンな時間に起きてしまったので、朝早く(6時頃)の、誰もいない武家屋敷を散策。

ところどころで、竹箒で掃除している人などがいましたが、まだ、寝静まっている武家屋敷は、何とも言い難いよさが有りました。

祭会場の下流でもある桧木内川の土手縁は、桜並木になっています。これが一斉に咲いたら・・・そ、想像も着かぬほどきれいなんでしょうね...。

この後、予約していた時間に、自称レストランで前日と同じ朝食を食べてから、2日連続で行った居酒屋の隣にある温泉に行きました。

朝7時から開いているこの温泉ですが、流石に早すぎるのか、私が入ったときは、お客は私だけでした。
お蔭で、のびのびゆったりと、気持ちよく入れました。

なお、お湯は無臭透明で、塩っ気がありました。

温泉で一っ風呂浴びてから、身支度を整え、同行する方々には9時に集合を呼びかけ、チェックアウトしてから武家屋敷群へ。

角館に着いてからリハまでの時間、ちょこっと観て回りましたが、今回は、屋敷内が公開されている青柳家を重点的に観るべく向かいました。

当初の予定では、1時間程度で観終わって出発できるだろう・・・と考えていたのですが、いざ、行ってみるととんでもない!
とてつもなく広く、また、観応え十分!・・・というより、これほどまですごい資料館は、初めて観ました。

やはり武具類に目が行くのは仕方が無いです(笑)

衣裳、甲冑などから、当時の人々が如何に小さかったかが窺えます。

院内銀山や阿仁銅山等、秋田佐竹領内は鉱物資源が豊富でした。ゆえに、権力闘争が絶えませんでした...。

小野田直武は、秋田蘭画の第一人者として、『解体新書』の挿絵を描いたことでも有名で、武士としても、分家の臣ながら本家当主義敦公の知遇を得て活躍するも、権力闘争の闇に呑まれて不遇の死を遂げてしまいます。

また、学芸員のセンスのよさにも舌を巻きました。

この他にも、ここ青柳家には『解体新書』の原本である『ターヘル・アナトミア』が展示されていますが、日本には、九大医学部の図書館とここ青柳家で展示されているモノの二冊しかないそうです。
しかし...
数々の、豊富なお宝(史料)といい、広大な、三千坪の敷地といい...
あ、青柳家、恐るべし!です。


この後の予定もあってので、少し足早に回りましたが、それでも、予定よりい30分以上オーバーして、ここを出、角館を発ちました。
今度時間があったら、ネイガーショーと武家屋敷をじっくり観て回りたいです...。

さて、行きは盛岡経由して来ましたが、帰りは秋田道を使って,復路は仙台在住のシンヨー君を乗せたので、仙台観光をすべく向かいました。

【滞在:だじゃく組合の活躍】<<<>>>【復路:仙台サイコー!

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