くない鑑

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水無月の上洛「朝駆け」

2007年07月02日 | 上洛記
最後に満喫出来る時間を有効に使うべく、一年半振りのやってきた京都
家を朝早く,4時半過ぎに出て、京都には8時半過ぎに到着しました。
関東を出る時は、雲の切れ目から晴れ間も見えたのですが、京都では小雨。
その微妙な天気の中で、まず最初に向かったのは洛北の鈴虫寺
ここに御座します「幸福地蔵菩薩」様に願掛けをし、合わせてそれを「幸福御守」に,毎日欠かさず唱えると成就する!ことで有名。
合わせて,茶菓子を頂きながら聞く住職の説法と鈴虫の音で有名な御寺へは参拝者が引っ切り無し。
多い時には境内外,階下にまで行列が出来るとか。。。
それを聞いて、私は毎度,ここへ詣でる時は“朝一に”と決めているので、この日もいの一番に向かいました。
それには、電車を乗り継いで行くのが一番早くて確実...
京都―<地下鉄烏丸線>→四条烏丸―<阪急京都線>→→<阪急嵐山線>→松尾
...なのですが、最後に乗る嵐山線は単線で運転本数が少ないので間隔が大きく、一本逃すとその後の時間配分に影響が出てくるのですが...しくじりました。
烏丸から特急で桂に着いたその1,2分前に嵐山が出ており、次の電車はその10分以上後。
ここで暫し待ち惚けを食らい、今後の予定にも影響を及ぼしてしまいました。。。

桂駅の西側は車両基地なので、ラッシュ時の役割を終えた電車が次々と帰って来る様を見ながら,嵐山行きの電車を待つこと10分ほど。
漸く出発した短編成の最前部に陣取っていました(笑)

鈴虫寺の最寄駅,阪急嵐山線松尾駅に着いたのは9時半前。

この時点で若干観念して、駅前に鎮座しながらも、今まで一度も詣でた事の無かった松尾大社へ向かいました。
京都随一の由緒を誇るこの御社も、余り観光スポットとしては注目されていないようで...
参道には、ここからスクールバスを発着させている京都嵯峨芸術大学の学生が幾人も居ましたが、境内には誰も居らず,雨のお蔭もあってかとても閑寂な趣きで、とっても良かったです。

また、境内北側の社務所裏手には庭園があり、紫陽花がきれいなようでしたが...
ただ、急に思いついた独り上洛だったので、時間的に結構タイトな計画を(移動中に)立てたので、ここへは立ち寄らず,鈴虫寺へ。
住宅街の路地を歩いて,途中に鎮座します月読神社に詣でて、凡そ15分程掛けて向かいました。

松尾社の裏手には、神饌田がありました。

月読社から鈴虫寺方向へ少し歩くと、そこには有難くも“休憩所”もありました(笑)


鈴虫寺下に着いて、まずしたのは・・・この後向かう嵐山方面への足(バスの時間)を確認。
其の序でに、“苔寺”として有名な西芳寺門前へ。
以前は一般開放していた御寺も、寺宝である苔を護る為に、今は拝観は事前申請が必要なので、寺外からのみ。
それでも、それなりに寺内の見事さは察せられます。
そしてこの後、来た道を戻って鈴虫寺へと,石段を駆け上がって向かいました。すると...
本堂内では説法中で、境内にもそれを待つ中学生が,更に門外に御座します幸福地蔵菩薩様の前にも同じく中学生が。
・・・なので、この後の予定も考えて、願いが成就されなかった私の幸福御守を返してここを直ぐに発ち、バス停へ。
ケータイの市バスサイトで、大通りのバス停から適当な時間のバスがあって向かってみると・・・それは見間違いだったようで、都合の良いバスが来るのは20分も後・・・?!だったので、急いで北へ。
嵐山方面へと行く京都バス停留所まで向かいました。
そこから、何とか間に合ってバスに乗れ,楽して桂川を渡って嵐山まで行けました。
けど...
このバス,実は鈴虫寺近くから出ていたのですが、「市バスの方が早い」と思ったばかりに無駄足と無駄時間を過ごしてしまい・・・改めて,確認することの大切さを実感しました(--ゞ

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