職場の金で、行ってきました!京都に(マテ)
名目は、同業者で同じ業務を担当する者が一同に会する全国的な「研修会」に出席する為です。
けど、研修会は午後からだったので、それまでの間、時間の許す限りに・・・と、目当ての場所を2,3箇所に絞って巡りました。
まず、第一の目的地へ向かうべく、新幹線から(初めての)嵯峨野線に乗り換え、京都駅から10分ほどの花園駅で下車。
手持ちのガイドブックの地図によると、目的地までは歩いて10分ほど。
駅前に在った地図でも経路を確認して、(一本道ではなく)路地に入って進んで行くと・・・その途中に今宮神社が在ったので、立寄って参拝。
閑静な住宅街の中に、何の違和感も無く、自然と鎮座まします御社に「京都らしさ」を感じて先へ。
その第一の目的地とは、臨済宗妙心寺派の大本山である正法山妙心寺の塔頭・東林院です。
今宮神社を出て、住宅街の路地を少し歩き、下立売通に抜け出ると、さかながら城の様な築地と堀に囲まれた妙心寺に辿り着きます。
下立売通と境内を結ぶ石橋を渡り、とても立派な構えをしている南総門より入ると、視界には、整然と組まれた石畳と荘重な堂于が入ってきます。
時は平日の朝、通勤や通学のピークも過ぎた頃。
境内に人影は少なく、今宮神社の参拝中に降り出した雨の音だけが、他の音を打ち流すかの様に聞こえてきます。
その境内を東林院へ向かって少し早足で進み、重要な諸式の時にのみ開く勅使門と繋がっている朱塗りの三門。
ここに差し掛かったとき、この2階へ、自由に上がれる案内を見、せっかくの機会なので立寄ってみました。
門内は土足厳禁なので、入口でビニール袋=靴入れを受取り、急峻な梯を上がって行くと・・・そこでは、朝のお勤めが行われていました。
これを、廊下で正座して拝聴される方が居られましたが、私はこれを流し見て(笑)
居並ぶ御仏様や三門からの眺めを楽しみました。
この後、反対側の、同じく急峻な梯を降りて、静かな境内を、再び東林院へ向けて進んでいきました。
山内の東端に在るこの塔頭は、平家物語の始まりに出てくる「沙羅双樹の花」が咲くことで有名で、拝観も、この見頃の一時期か正月開けの行事の時にしか出来ません。
但し、宿坊なので泊まることは可能なようです。
実は今から3年前の同じ頃。
どこで聞き付けたかは覚えていませんが、訪れたことがありました。
それも、この日と同じ雨の時だったんですが、その時の感激が忘れられず、今回も、折りよく特別拝観時期と出張が合ったので訪れてみました。
三門からは5分ほど。
整然と組まれた石畳の上を、建ち並ぶ塔頭や生垣の間を通って行くんですが、人影も無く静かで、加えて看板があちらこちらには無いので、さながら迷路の様。。。
地図と案内と自分の記憶を頼りに進むも中々辿り着かず、少し不安になりましたが・・・漸く辿り着いたここの門前で拝観の受付を済ませて、中へ。
今が見頃の紫陽花が出迎えてくれました(笑)
ここは、お庭を眺めながらお抹茶とお菓子、もしくは精進料理が頂ける趣向となっています。
ただ、時間的制約上前者(1,500円)にしましたが、同じ時に後者(5,000円)を頼んでいる方も居られて、ちょい羨ましく思いました。
残念ながら、どのようなものなのかはよーく確認しませんでしたが(^^ゞ...
門前で受付を済ませ、中へ。
門と堂于の玄関までの僅か空間も見事ですが、中はそれ以上に見事です。
お庭は決して広くはありませんが、狭さは感じません。
お抹茶とお菓子をいただきながら、静かにお庭を眺めていると、心がとても落ち着きます。。。
メインの沙羅双樹の花は、もう、幾輪かしか残っていませんでしたが、木の根元には、(木から)離れた花がそのまま落ちていました。
しかし、それもまた一興で、、、
平家物語の一文と重ね合わせると、どことなく儚い感じがします。。。
短い時間ではありましたが、落ち着いた時を過ごし、それを堪能して、次へ。
第二の目的地へと向かいました。
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名目は、同業者で同じ業務を担当する者が一同に会する全国的な「研修会」に出席する為です。
けど、研修会は午後からだったので、それまでの間、時間の許す限りに・・・と、目当ての場所を2,3箇所に絞って巡りました。
まず、第一の目的地へ向かうべく、新幹線から(初めての)嵯峨野線に乗り換え、京都駅から10分ほどの花園駅で下車。
手持ちのガイドブックの地図によると、目的地までは歩いて10分ほど。
駅前に在った地図でも経路を確認して、(一本道ではなく)路地に入って進んで行くと・・・その途中に今宮神社が在ったので、立寄って参拝。
閑静な住宅街の中に、何の違和感も無く、自然と鎮座まします御社に「京都らしさ」を感じて先へ。
その第一の目的地とは、臨済宗妙心寺派の大本山である正法山妙心寺の塔頭・東林院です。
今宮神社を出て、住宅街の路地を少し歩き、下立売通に抜け出ると、さかながら城の様な築地と堀に囲まれた妙心寺に辿り着きます。
下立売通と境内を結ぶ石橋を渡り、とても立派な構えをしている南総門より入ると、視界には、整然と組まれた石畳と荘重な堂于が入ってきます。
時は平日の朝、通勤や通学のピークも過ぎた頃。
境内に人影は少なく、今宮神社の参拝中に降り出した雨の音だけが、他の音を打ち流すかの様に聞こえてきます。
その境内を東林院へ向かって少し早足で進み、重要な諸式の時にのみ開く勅使門と繋がっている朱塗りの三門。
ここに差し掛かったとき、この2階へ、自由に上がれる案内を見、せっかくの機会なので立寄ってみました。
門内は土足厳禁なので、入口でビニール袋=靴入れを受取り、急峻な梯を上がって行くと・・・そこでは、朝のお勤めが行われていました。
これを、廊下で正座して拝聴される方が居られましたが、私はこれを流し見て(笑)
居並ぶ御仏様や三門からの眺めを楽しみました。
この後、反対側の、同じく急峻な梯を降りて、静かな境内を、再び東林院へ向けて進んでいきました。
山内の東端に在るこの塔頭は、平家物語の始まりに出てくる「沙羅双樹の花」が咲くことで有名で、拝観も、この見頃の一時期か正月開けの行事の時にしか出来ません。
但し、宿坊なので泊まることは可能なようです。
実は今から3年前の同じ頃。
どこで聞き付けたかは覚えていませんが、訪れたことがありました。
それも、この日と同じ雨の時だったんですが、その時の感激が忘れられず、今回も、折りよく特別拝観時期と出張が合ったので訪れてみました。
三門からは5分ほど。
整然と組まれた石畳の上を、建ち並ぶ塔頭や生垣の間を通って行くんですが、人影も無く静かで、加えて看板があちらこちらには無いので、さながら迷路の様。。。
地図と案内と自分の記憶を頼りに進むも中々辿り着かず、少し不安になりましたが・・・漸く辿り着いたここの門前で拝観の受付を済ませて、中へ。
今が見頃の紫陽花が出迎えてくれました(笑)
ここは、お庭を眺めながらお抹茶とお菓子、もしくは精進料理が頂ける趣向となっています。
ただ、時間的制約上前者(1,500円)にしましたが、同じ時に後者(5,000円)を頼んでいる方も居られて、ちょい羨ましく思いました。
残念ながら、どのようなものなのかはよーく確認しませんでしたが(^^ゞ...
門前で受付を済ませ、中へ。
門と堂于の玄関までの僅か空間も見事ですが、中はそれ以上に見事です。
お庭は決して広くはありませんが、狭さは感じません。
お抹茶とお菓子をいただきながら、静かにお庭を眺めていると、心がとても落ち着きます。。。
メインの沙羅双樹の花は、もう、幾輪かしか残っていませんでしたが、木の根元には、(木から)離れた花がそのまま落ちていました。
しかし、それもまた一興で、、、
平家物語の一文と重ね合わせると、どことなく儚い感じがします。。。
短い時間ではありましたが、落ち着いた時を過ごし、それを堪能して、次へ。
第二の目的地へと向かいました。
会社の金で観光(笑)これが一番です
私も秋に京都に行くので、観光の参考にさせてもらいます
コメント、ありがとうございます。
自分の懐を痛めず旅行が出来る。
仕事とはいえ、至極の旅でした(笑)
今秋、上洛されるんですか。
それはそれは。
是非楽しんでください。
これが、その折の参考となれば、無上の喜びです!