鑑賞作品:「玄牝(げんぴん)」
タイトルの由来は老子の「道徳経」による。
「谷神不死是謂玄牝」
(玄牝:神秘なる母性)
妊婦や子供連れの観客を想定して、
真っ暗にならない、音も控えめな「安心上映」
で鑑賞。良い事だと思います。
監督兼カメラは「殯の森」の河瀬直美。
自然分娩に拘る産科医、吉村正と
周りに集う助産師、妊婦とその家族を
記録したドキュメンタリー。
変わり者だがある種の信念を持って
「出産」「生と死」に向かい合う産科医。
ただ伝統に執着する、という訳ではなく、
映像を見る限り現代医療との融合を
探っているように思える。
出産に立ち会った子供(産まれて来る
赤ちゃんの兄や姉)にはかなり良い影響を
与えると思う。
賛否有ろうが、頼りにしている母親は
大勢いる。
(こういう言い回しは嫌いだろうが)
河瀬監督らしい切り口が興味深い。
監督の地元、奈良県だからこそシネコンで
公開された佳作だと思う。
ドキュメンタリーはこれだから止められない。
「鑑賞評価:☆☆☆☆×」
(5.0点満点中4.0点)
タイトルの由来は老子の「道徳経」による。
「谷神不死是謂玄牝」
(玄牝:神秘なる母性)
妊婦や子供連れの観客を想定して、
真っ暗にならない、音も控えめな「安心上映」
で鑑賞。良い事だと思います。
監督兼カメラは「殯の森」の河瀬直美。
自然分娩に拘る産科医、吉村正と
周りに集う助産師、妊婦とその家族を
記録したドキュメンタリー。
変わり者だがある種の信念を持って
「出産」「生と死」に向かい合う産科医。
ただ伝統に執着する、という訳ではなく、
映像を見る限り現代医療との融合を
探っているように思える。
出産に立ち会った子供(産まれて来る
赤ちゃんの兄や姉)にはかなり良い影響を
与えると思う。
賛否有ろうが、頼りにしている母親は
大勢いる。
(こういう言い回しは嫌いだろうが)
河瀬監督らしい切り口が興味深い。
監督の地元、奈良県だからこそシネコンで
公開された佳作だと思う。
ドキュメンタリーはこれだから止められない。
「鑑賞評価:☆☆☆☆×」
(5.0点満点中4.0点)
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