ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2018年02月16日 23時04分37秒 | 読書
「麦酒(ビール)主義の構造とその応用胃学」
著者:椎名誠

椎名誠まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」

エッセイ集との事だが、途中から不条理なショートショートに雪崩れ込んでいたり、著者が書きかけで放置した小説の虫干しが始まったり…まさに油断ならない一冊。

唐突に食レポをするタージン(名前は出て来ないが描写が明らかにタージン)の話がブッ込まれ盛大に草。
「羽田空港にウンザリするほどいる子供連れ」の「どわ~ん」もしくは「うぎゃあああ」という「複合性濁音」みたいな「言い得て妙」な言葉使いはさすが。

そんな中で「草原のねむらない夜」の一編は雄大なモンゴルでの話が生き生きとかついかにも楽しげに綴られていて、椎名誠の魅力が炸裂している。

ちなみにあとがきで著者も述べているがタイトルに深い意味はない。

「満足度:○」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ、

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