田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

農園で初仕事(2010/1/11)

2010-01-11 16:45:59 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
しばらく行っていない竹田農園に、妻とお昼過ぎ出かけました。

(畑に枯れ草敷き)

サツマイモ、ジャガイモ、サトイモと取り入れが終わり、真冬の畑は、空いた畝が目立つ。
ここに、2年前から、枯れ草を大量に敷きつめている。
草は、隣の土建屋のIさんの好意で、2トントラック山盛りを空き地に山積み。
これを今日は、一輪車で何度も往復して畑に敷きつめていく。
この草のおかげて、春先の雑草取りが不要、完全に腐った草は下から立派な堆肥。
化学肥料は不要。
微生物やら虫多種大量に繁殖し、そのせいか、作物が病気にならない。
農薬不要。
正月のお屠蘇とご馳走でダレタ体が段々ポカポカして気持ちいい。
畑でパチリ(手前は大根、まだまだ食べごろ)

(焼き芋)
昼ご飯は食べていったので、今日はバーベキューなし。
しかし寒いので、農園のあちこちに転がっている枯れた竹や木を集めてバーベキューコンロで焚火。
この火で、秋に取れたサツマイモを焼く。
作業もひと段落し、近所に住む江藤正翁(もと南海ホークスのエース、第一回オールスターのパリーグ先発)も加わり、焼き芋とコーヒーでくつろぐ。
真冬の寒さだが火の回りは、ポカポカ。
江藤翁、この4日ほど、寒いので外出しておらず、体がなまって困るとのこと。
私も、一日家の中に居ると、体が重たくて調子悪いというと、「やっぱり、あんたもおんなじか」と。
妻も加わり、3人で農園の林で命の洗濯でした。
焚火にあたりながらパチリ。(下に写真)


(梅と兵隊)
年賀状の話になり、江藤翁がNTT勤務時代、従業員が急増して、独身寮を建てたので、その監督を2年ほどやったことがあり、その当時の総務課長から年賀状が届いたとのこと。
いまでは、その方も70を優に超えたろうと。
見せてもらうと、
「時たま、江藤さんの十八番「梅と兵隊」思い出したりしています。
ほんとに上手でした」とのお便り。
「この当時、宴会が寮生とあり、私は歌など歌わないが、この「梅と兵隊」を歌ったことがある。
すると、若い人が3人来て、父上だったか、兄上だったか、この歌をよく歌っていて、懐かしかった。
戦死してしまったが。
江藤さんと、体格や雰囲気がよく似ています、
と、涙を流していた。」
そんなことを、この年賀状を見て思い出したとのこと。
すると江藤翁、焚火に手をかざしながら、よく通る声で
「春まだ浅き 戦線の
 古城にかおる 梅の花
 せめて一輪 母上に
 便りに秘めて 送ろじゃないか」
とゆっくり口ずさむ。
その時の情景やら、満州、台湾での20歳そこそこの江藤翁の様子がしのばれ、ジンとくるものがありました。
この歌、帰宅して、ネットで調べてみると、昭和16年に出来た歌とのこと。
Googleで「梅と兵隊」で検索すると歌つきで、出てくる。


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