田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

渋柿の塩漬け 2007/11/1

2007-11-02 00:46:30 | 海の幸・山の幸楽しく加工
竹田農園は、もともと妻の実家で、古くからの農家。
屋敷の周辺には、妻の両親が植えた柿の木が10本近く。
そのうち2本が渋柿で、一本は実が細長く種なし。
もう一本は丸い形は富有柿のよう。
細長渋柿は、干し柿にすると美味で、釣り友達のH氏が毎年もぎに来て、上手に出来上がったのを頂くという美味しい話。
丸渋柿は、利用価値なしと、カラスがつつくにお任せでこの30年やってきました。
 
 妻が言うには、
「この丸渋柿を私の母親が毎年、塩水に漬けて、子供の時、おやつに炬燵に入って食べていた。それはおいしかった! 」とのこと。
この秋は、この塩漬けにチャレンジ。
濃度は、いつも干し魚を作る時の濃度の3.2%だろうで、妻も私も意見一致。
漬ける期間は妻はまだ小さい時分の話で全く知らない。
勘で2週間かとのこと。
私がネットで調べると、東北の方が、同じような塩漬けを母親が作ってくれて美味しく食べたが、つけ方が分らんとの、ホームページが唯一あっただけ。
3日置きに食べて、渋みを人体実験で、チェックすることにしました。
結果は、
10/22 →10個程の丸渋柿を3.2%の塩水に漬ける
10/25→朝食べると渋くて、一口で止め
10/27→渋みはあるが、甘味が強い
11/1(10日経過)→98%渋みは消えている。美味しく一個平らげる。

(10日経過後の写真、冒頭に)

10日目から、桶から食べる分だけ、都度、取り出して、デザートに食べると、おいしいと結論。
40個程追加でもいで、現在塩水に漬けこみ中。


この40個を昨日(11/9日)、11日経過後食べますと、まだ渋みは80%程しか抜けていません。
最初のは、居間の温かい部屋、後のは北側の寒い廊下に置いたためと思われます。
温度が渋の抜ける日数に影響があるようです。
妻は、子どもの時、母親は寒い北側の屋外通路に置いていたので、北側廊下で良い、その分、保存が効いていいのだと。
気温が低いと、渋が抜けるのは二週間が目安のようです。
ためしに10個を分けて、温かい居間に移しました。以上は、11/10に追記。


この渋柿は、甘柿のような、成り年、裏年が無く、毎年、たわわに実る。
秋の味覚の楽しみがまた一つ増えました。
ラッキー!
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