♪マウイ島に遊ぶ～
【旅・ハワイ編 其の② 過去詠みし歌・】
♪ゴルフアーの夢と憧がるハワイコース夫のショットは椰子の木を越ゆ
♬マウイの海に真向い珠打ち汗流すロングホールに夫の逞し
♪世を離れハワイのゴルフバケーションリフレッシュの夫に明日を頼まむ
♬ラハイナは昔ハワイの首都成りて捕鯨の基地の面影遺す
♪マウイ沖群れなす鯨のダイビング巨きテールは海を叩けり
♬汽笛鳴らし砂糖キビ畑走るトレイン手を振る外人さん吾も応えて
♪燦燦と注ぐ陽の下咲き競ふブーゲンビリアの紅の鮮やか
♬一輪のブーゲンビリアの紅の花挿して五十の髪に装ふ
♪天を衝くアメリカ杉の並木道手を繋ぎ走る異国の男女
♬レンタカーに駆けるマウイに身も魂もリフレッシュなる潮風の中
★今日の一首★ かのハワイ旅を思い出す・・
☆【幼木に花を付けたりハイビスカス夏たけなわの狭庭辺の鉢】
★【旅・ハワイ編① 過去詠みし歌・散逸防止】★
♪海外へ憧れ行く人帰る人空港ロビーに人は忙しき
♪追い風に乗りて飛行機六時間大洋を越えハワイに着けり
♪三十三階の窓に見下すワイキキの人の騒めき風は消し吹く
♪ハワイ諸島統一勇者のカメハメハ像ゴールドマントに槍持ちて建つ
♪白き砂ワイキキの浜に腹這ひて若き人らは肌を焼きおり
♪ワイキキの渚に足を濡らしつつ遠く来し旅母を想へり
♪ハワイの英雄カハナモク像ワイキキにサーフボード背に迎へくれたり
♪テレビCM「この木な何の木」モンキーポットと教え乞ふ振り返りみる走るバスに
♪トロリーバスのデッキに腰掛けワイキキの解放感に夫と腕くむ
♪常夏のハワイの2月家々に青きパパイア実を生らしゐる
♪ホノルルの丘平坦に広ごりて綾なす街灯夜景の美（は）しき
♪ヤシの葉に風のさや吹く夜の渚ながれる星に郷愁の在り
♪東(ひんがし)のダイヤモンドヘッドに陽は昇り宿のカーテン赤く染めたり
♪女性パイロットに命預けてプロペラ機スリル五十分海上を飛ぶ (マウイ島へ)
～～★≪市内を走る・通称ごんくる・2018・10～運行 ≫★～～
≪今日の一首≫
★♪【童話作家「新美南吉」に名を貰い市内くるくるゴンがゆく】
【郷土の童話作家・新美南吉の「ごんきつね」に因み
車体に南吉童話をカラフルに描く】
【「旅・其の3 明治村にて (愛知・犬山市 】
♪赤レンガの旧八高の門潜り憧れ長き明治村に入る
♪遠き日の舞踏会の夜の騒めき聴ける思ひに洋館仰ぐ
♪見るもの皆西洋の匂ふ明治村近代国家の先駆けにして
♪ビロードに金モール飾りし偽装車の明治の貴婦人幻に佇つ
♪鴎外の住みし家に漱石も住みたる偶然不思議な縁(えにし)
♪漱石の床の掛け軸背に座る身近に漱石在わす思ひす
♪植え込みに静かに融ける教会堂明治の棟梁技の極まり
♪100年の眠りに目覚めし街並みにハイカラ明治の光と影みゆ
♪ゆっくりと巻き戻りゆく時代の歯車遥かな明治にひねもす遊ぶ
『★愛知・犬山市は 国宝・犬山城が聳え建つ街』
・私のイラスト
★今日の一首
☆若き日に社内誌に載る吾(あ)のイラスト今アイコンに息吹き返す
☆【過去詠みし歌・ 散逸防止に・懐かしの人々・】
♪経営の手腕群抜く氏の7年余今日惜しまれて会長職退く
♪城山一郎が知的文化人と称へたる君爽やかに鮮やかなりて
♪半田市の山車祭り電波に載せくれしnhk経営委員長の君なりき
♪君が賜ひしダークレッドのフォトフレーム銀座ワコーの宅配なりて
♪お別れ会訪なう吾に声をかく懐かしき人ら溢れ集ひぬ
♪支店長の引継ぎ最中に逝きし君命は若く48歳
♪サッカーへの情熱燃やし逝きませり御心貴しJリーグ元年(既に30年経つ)
♪慰安旅行の夜の宴の「酒よ」の唄終のみ声と今はなりたり
♪後藤静香の詩を書抜きて吾賜ふ常励まされぬ在りし日の君に
♪筆圧つよき春待つ君の年賀状終の便りとなってしまひぬ
♪君はもうこの世に亡きをしみじみとこの手に届かぬ賀状一枚
♪免許証得し喜びに吾を乗せ君の初運転は昭和30年代
♪龍潭寺大河ドラマに思い出づ共に詣でし君いま居ませぬ
♪台北より昭和38年上司(きみ)の絵葉書今も残れり抽斗の奥
♪若き日に「玉磨かざれば・・」のカード一葉心の灯歌集に挿みぬ
♪「ちゃん」付に呼びくれし君身罷りしも吾信じたり果てなの命
♪賜いたるカシミヤストールパキスタンのそを纏ゆく君の葬送
♪花に埋もれ君の棺に孫ひ孫十一人が蘭もて立てり
♪篠島の中学校赴任の耐三先生遊びに来よとハガキ給ひぬ
♪病む吾を2眼レフで撮りくれぬ耐三先生世に在りし日に
♪セピア色の笑顔の写真耐三先生教わりし頃恋し想ふ
♪区長たりし君の葬りに粛々と氷雨は黒きリムジン濡らす
♪子の四人孫の四人を遺し逝く好きな趣味をも貫きし義兄
～～★≪白梅≫★～～
★今日の一首
☆白梅の花咲き初みぬこの朝に高貴漂ふゆかしきかほり
【梅の季節は・熱海「MOA美術館」の国宝「紅白梅図屏風」を想う
・★【♪真ん中の渦巻く大河は夜なれや光琳梅図匂ひ更なり】
★【旅・其の2 伊勢神宮遷宮・鳥羽水族館 過去詠みし歌】
・宇治橋の渡り納めは予期もせで復路仮橋木肌清しき 【２００９・１/２０】
・神宮のすがし大気に身を漱ぎ玉砂利をゆく言葉少なに
・神宮の歴史は遥か二千年菰巻く杉は天に繋がる
・唯一神明 造りの神宮その屋根の貫く千木は厳めしく在り
・尾長鶏 黄金の鯉 神馬にもまみえて嬉し伊勢の初春・・
・「多賀の宮」関わるわが名畏れいつ 問ひたき父はこの世にあらじ
・かまど焚く赤福茶屋に寛ぎて伊勢の伝統娘らと語らふ
・木肌匂ふ山口誓子の俳句館人で無きにビデオ廻れり
・真珠筏浮かぶ鳥羽湾の観光船夕陽に白波たてて往き交う
・藻の中に頭隠しぬ人魚のジュゴン海より碧き水槽の中
・仰向きて尾っぽでバランスとるラッコまりを弄(まさぐ)る仕草愛らし
