五行目の先に

日々の生活の余白に書きとめておきたいこと。

6月30日(水)曇り時々雨

2010-07-06 17:29:42 | Weblog
 8時起床。朝食はカステラサンドとしょうが紅茶。昨夜回った3つの店のいずれにおいてもイギリストーストは売り切れであった。やはりいつものでないとどこか調子が出ない。

 9時半からのハラスメント対策講習会に出る。男女共同参画推進室の協賛事業で、冒頭では担当理事の先生からの挨拶もあった。具体的な事例に基づいたお話しを聞く。講義を聴く学生のような気分で臨んだ。

 お話しは有意義だったが、時折スライドの誤変換なんかが目についたりする。僕なんか、板書の書き間違いはしょっちゅうやらかしているが、聴いている側からすると気になるものだなあ、と思う。

 終了5分前に会場を出て、正午から講座会議。ぎりぎりの定足数での進行となる。何とかこの流れで進んでくれればいい。

 3コマの空き時間にほっと一息つく。何だかここのところすっかり落ち着きを欠いている。あちこちかけずり回っていつも汗だくだ。お昼にいったん帰宅して、シャワーを浴びたくなる。学部のなかにコインシャワーでもあったらありがたいのにな、と思う。

 スコーラムで昼食。ハーフ&ハーフランチなるメニューで、サフランライスと、トマトソースのかかったチキンがお皿に載っている。1年の半分を表しているのだそうだ。とてもおいしくいただく。ここでのんびりとランチを食べ、食後にコーヒーを飲めるのがささやかな幸せになっている。だが以前のように読書に没頭できるような余裕はなくなってしまった。

 4コマはゼミ。今週から3回連続での、大学院生・3年生・2年生による研究発表。4年生は卒論構想発表会の前にやっているので、今回は対象外。人数が多いので、1人あたりの持ち時間は発表10分、質疑5分。1回につき5人のペースで進めていく。

 M1、3年、2年と、学年によってそれぞれのこなすべき課題は異なる。2年生は漠然とした関心を述べるだけでよいが、3年生となると、ある程度方法論を意識したり、参考文献や註の付け方などにも注意を払わなければならない。院生となるとさらにその上を求められる。

 僕もコメントを述べていくことになるが、学年ごとのギアチェンジは結構難しい。厳しいコメントをいわれることを、「恥」と考える文化はうちのゼミでも根強くあって(そりゃあ誰だって叱られるのはイヤだから)、守り重視の発表になることが多いが、もっと冒険してもいいのにな、と思う。

 大事なことは、情報を足を使って集めることだ。そんなことは当たり前なのだが、安易な収集の仕方も可能な世の中になってきている。どんなに凝った発表でも、足を使っているかいないかは、ある程度の目を持っている人間には簡単に見破ることができるのだ。

 夕方からは授業の準備。ライオンズ-ファイターズ戦をネット観戦しながらの作業。ここにきて、ライオンズはケガ人続出、とくに好調を支えてきた先発ローテーションが崩れてきてしまって、早々に俺達の出番がやってくる。そして俺達が本領を発揮してくれるものだから、フラストレーションのたまる試合展開になる。投手のメンタルな面というのはどうにも鍛えようがないものだな、と思う。

 できあがったレジュメや資料を印刷する。いつものことだが、印刷機が不調で、困ったことになる。いや、不調というのはときどき生じるトラブルであって、毎度毎度のトラブルはもはや不調の域を越えている。なぜか教育学部ではずっと某社の機械を使い続けているのだが、苦情が出ないのが不思議だ。機械から吐き出された紙が、受け皿を越えてふわふわと舞ってしまう様など、一種の見物とさえいえる。しかも両面刷りなどをしようものなら、3、4枚同時に巻き込んでしまって、これまた困ったことになる。

 21世紀教育センターの機械で刷る分には、こんなことはないのだが。もっとも、同情すべき点はある。何せ湿度が高いから、紙が水分を帯びているのだろう。早稲田のようなお金持ちの大学の印刷室では、年がら年中エアコンが回っていて、除湿が行われているが、うちではそんなのも望むことはできない。そう、今は梅雨なのだ。こんなところで季節を感じるのも一興、と思うことにする。
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