本屋タカクラの日記

野良(放浪)書店員の日常 25年あちこちの書店で働いた元書店員で現在ライターのタカクラミエです。

眠る

2009-10-27 22:21:16 | 日常
西原さんの講演会が終わり、その夜
内沼晋太郎さんのトークライブが紺屋2023であったのだけど

午前9時半にムギと一緒に家を出て、博多小学校に10時10分
くらい到着。10分の遅刻。すんません。
それから体育館で椅子を360脚くらい出して並べる
ムギも一人前にスタッフカードを貰い首から下げて嬉しそう。

そして本番後、いったん家に帰り洗い物などして再び外出
トークライブ後の打ち上げまで参加し
内沼さんの面白さを再確認し家路についた。
内沼さんの髪型はやはり左右非対称だった。
つい似顔絵を描いてしまい、それを渡した。

帰宅時刻は午前2時ごろだったろうか。

それから月火と、こんこんと眠り続けた。

朝、こどもたちを送り出してから布団に入り
目が覚めると「わらっていいとも」の時間で
それを見て、また眠る。
夕方子どもが帰ってくるチャイムで目が覚める
まで眠る。

先週、原稿の締め切りと学校行事とPTAの仕事で
しっちゃかめっちゃかに忙しかったので、ここへきて
何か糸がぷつんと切れたような気がする。
インフルエンザの流行で、学校行事ががんがん中止や
延期になったのが、気のゆるみ端緒になった。と、思う。

今日の夕方から、ようやっと起き上がって、晩ゴハンを作った。

図書館から借りて来て読んだ「トワイライト」重松清 が
疲れてくたびれた体に、どーんとしみた。

「殴る夫」が出て来る話なんだけど、殴るのは絶対ダメだ。

この夫の苦しみを支えてあげられるのは自分だけ、みたいな美談の
物語を作りがちな「家庭内暴力」だけど。
グーで殴るのは、夫から妻でも、お父さんから子どもでも
子どもから両親でも、ダメだと思う。

殴る、殴られる、という関係になってしまったら
もう離れるしかないと思う。

殴られながら、コミュニケーションなんてできない。

コミュニケーションができない家族なら
一緒にいる意味など無いから。

というような事を考えながら、うつらうつらと
眠りに眠った。

ので、今日は元気です。

西原理恵子さん講演会

2009-10-26 18:30:27 | 日常
博多小学校で開催した講演会は無事終了した。
体育館なので、隅っこには跳び箱やマットレスがあり
寝込んだ赤ちゃんをマットレスに上手に寝かせるお母さんや
退屈したらそこで遊んでいる子ども達。

ときどき子どもの嬌声が聞こえる中
終始笑い声に満ちた講演会が終了した。

入場者からの質問をメインに西原先生の生涯を時系列に
沿って語って頂く、という悪の指令藤村が考えた進行シナリオの
おかげで、スムーズに進み。
あまりでしゃばらずに済み良かった。

なにより、西原先生のサービス精神が素晴らしかった。

大きな鴨ちゃん人形を下さったファンの方がいて
講演終了後、その人形を抱きしめてボランティアスタッフとの
記念写真に納まって下さり、プレゼントを喜んでる様子が
ダイレクトに伝わってきました。

西原理恵子 in BOOKUKA

2009-10-21 18:12:20 | 日常
今月の25日、ブックオカのイベントでマンガ家西原理恵子さんの講演に参加する。
詳細は ブックオカのサイトで、まだまだ募集中なので興味のある方は、ぜひどうぞ。
タカクラは司会アシスタントの賑やかしに出ます。
サイバラさんは、マンガもさることながら、講演もとっても面白いです。
サイバラさんの意向で、子どもは参加料無料となっています。
お子さん連れでも気軽にどうぞ。

これに合わせて、サイバラ氏の著作を殆ど再読。
脳が煮え煮えになっている。

いやー、やっぱり凄い。
20年弱のファンであるわけだけど、彼女は私にとってずっと特別な場所にいる人だ。

彼女の発するメッセージの中で、特に繰り返されるのは

「ひどい環境に生まれてきた子どもも、そのままでいていいワケじゃない」
という事だ。

親は選べない。
どうしようもない親なんてどこにでもいる。
どうしようもない親の元に生まれてきたから
どうしようもない人間になっていいって事はないのだ。

どうしようもない親どころか、どうしようもない国に
生まれてしまってあっという間に死んでしまう子どもも
たくさんいる。

だから、生き延びられる子どもは、石にかじり付いてでも
幸せにならなければいけない。


発達障害当事者研究

2009-10-13 18:32:01 | 日常
「発達障害当事者研究 ゆっくりていねいにつながりたい」
綾屋紗月+熊谷晋一郎(医学書院刊)
を図書館で借りて読んで、内容がもうたいへんに素晴らしく
衝撃的な恐るべき読書だった。

なので、著者の綾屋紗月さんの次の本
「前略、離婚を決めました」
理論社 よりみちパン・セ

も速攻買いに行き読了。
これらは新聞にて紹介する予定。

本当にぜひ。

ミエゾウ外泊

2009-10-09 21:16:32 | 日常
と言っても、学校の自然教室という行事で
野外活動センターとかに2泊3日で、お泊まり学習をするのだ。

で、今日帰ってきた。

上級生のお母さんがたの話だと
「この自然教室で、いろいろエロ知識を交換するらしいよ」

うおーーーーー。
ミエゾウ、ついにいろいろな事をあからさまに理解して
帰って来るのか!?

と思って、尋ねてみたら

「○◯くんたちのグループが、コイバナをしてたけど
ミエゾウ眠いから、混ざらないで寝た」

えー?
コイバナって、誰それさんが好きとかそういう話?と聞くと
うん、との返事。

で、あんたは誰かが好きなんか?

低学年のとき仲良かった女子の名前を出して聞くも

○◯ちゃんは?
怖い。
○◯ちゃんは?
めっちゃ怒る。

「女子ってなあ、めっちゃ怒りよんねで。怖いねんで」

コイバナとは縁遠いらしく興味もないらしいミエゾウ


大丈夫か?

若い

2009-10-06 19:00:14 | 日常
自分より年下の人で、部長とかそういう
肩書きがついた人に会うと

「若いのに出世したんだね、できるんだね」
と一瞬思うが、相手は42歳とかで
決して若くはない。

自分がどんだけ若いつもりなのかってえ話だ。

新聞などで、写真が出ている何かを成し遂げた人
年齢をみて同じ歳で写真見てびっくり

「おじさんじゃん」

いや、44歳は十二分におじさんおばさんだから!

むかし18さいになったとき
甲子園をみていて

「高校球児は全員年下なんだ!」

と驚いたことがある。

ばあさんになっても、驚くんだろうか。

「えーーー、67歳、年下じゃん、人間国宝ってすごくね?」

町内の運動会

2009-10-05 18:39:02 | 日常
リベンジ、リレーなるか。

いやー、転びはしなかったが、やっぱり抜かれた。
しかし言い訳してもいいかな。
31歳以上女子の区分なのに、現役女子高生陸上部がいるんだぜ。
そりゃ抜かれるやろ。
抜かれん方がおかしいやろ。

いやー、自分が出ても出なくても
リレーは興奮して応援するのだった。

そして、リレーはみんな出るのがいやだから
どんなに遅くても、出ただけでみんなに感謝されるのだ。
出てくれてありがとうありがとうと言われて嬉しい。

そして打ち上げで、公園にシートひいて宴会。
午後4時半からのそれにムギが
「これは何ゴハンか?」
と何度も聞いてしつこい。

昼ご飯は食べたし、でも暗くなってもないし
これはいったい何ゴハンかと、疑問が炸裂らしい。

わたしは
娘が何を聞いているのかさっぱりわからず
放置していたら、他のお母さんが
「何ゴハンかわからんと気持ち悪いよねー」
と言って
「たぶん晩ゴハンよ」
と教えてあげていたので、気づいたのだった。

そうか、そんなことが聞きたかったのか。

そして宴会では、酔っぱらって喋りたおす。

町内会長さんと防犯部長さんは、長らく町内の
役をしておられ、町内会の平和に尽力なさっており
そのおかげで町内の平和が保たれているのだが
このお二人が、なかなかいいコンビで
わたしはお見かけするたびに往年の刑事ドラマ
「◯◯と△△」
みたいだな、と思っていたのだ。
ちょっぴり名前も似ていたりする。

◯◯と△△になにが入るかは、それぞれご想像ください。

お、今日は◯◯一人で単独行動だ。

今日は○○と△△揃ってるよ!なんか得した。

などと、心の中でいつも思っていたのだが

昨日は、町内の宴会なので当然二人揃っていて

ついに本人たちに

「いつも、心の中で、おみかけした時に
○○と△△だ! と思って、ちょっと嬉しい気持ち
になってるんです。お一人のときは、ちぇっ、今日は
△△単独だよ、と残念に思ったり」

と言ってしまい、周囲は爆笑の渦になった。

えーっと、町内でワタクシの立場、大丈夫でしょうか?

かなり不安です。

本日の毎日新聞

2009-10-04 16:03:42 | 日常
の西部本社版に拙文が掲載されています。
映画「沈まぬ太陽」の全面広告で
原作小説の紹介をしています。
これを書く為に、再度「沈まぬ~」を読みましたが
やっぱり面白かったです。
ものすごい速読み(自分としては)したので
脳みそが、ぐったりと疲れました。