本屋タカクラの日記

野良(放浪)書店員の日常 25年あちこちの書店で働いた元書店員で現在ライターのタカクラミエです。

直木賞。誰がとってもいいように準備する。

2006-01-14 02:00:38 | 
のが、「虚しい」とは、いえましょうか。

一応本命は「容疑者Xの献身」東野圭吾ですが、恩田陸の「蒲公英草紙」
もダブル受賞していただきたい。とにかくそのふたつが「獲る」という
前提で動いています。

「夜市」が、ものすごくぐっときたので、本当はこれをイチオシしたい
気もあるのですが、これからずっとずっと面白い作品を書いてくれそう
なので、ここで小さくまとまらなくてもいいかなとも思います。
いわゆる文学賞の中でも一番有名実利がある賞として「直木賞」はあり
ますが、この作品でとらすかよ?みたいなことも多く、そんな批判から
本の雑誌社主催の「本屋さん大賞」などがうまれたのでしょう。

2006年です。

2006-01-02 06:46:48 | 日常
あけましておめでとうございます。
昨年も31日に年賀新聞を投函しました。
今日あたり届くところには届いている予定です。
今年もよろしくお願いしますです。

年末は、最後の集にミエゾウがまさかのインフルエンザ
で、ひきつけを起こし、救急車を呼ぶはめになった。
と言っても、同居人が側にいて、わたしは仕事中だった
んだが。その晩は殆ど眠れず看病で、その後も、なにかと
眠れない事が多く。なんか正月早々眠くてしょうがない。
1日は高倉家の宴会で、昼間兄宅で美味しいものをきっちり
頂く。ひさしぶりに訪れる兄の家は、随分改修されており
びっくり。きけば去年ちょっと火事になりかかり、直した
のだそうだ。トイレのフタが自動で開くのに驚いた。
別に自動でなくてもいいんだけど。帰ってくる途中ミエゾウ
が興奮した様子で「あんなあ、あんなあかあちゃん、
てっちゃん(兄)とこのトイレなあ、ミエゾウが入ったら
ひゅーーって勝手にあくねん」、親子で注目するところが
一緒かよ!兄は家や店を作るのが本職なので、改修された
家は、まあ「わたしの家づくり」とかに載りそうないい感じ
に仕上がっているのだが、そんなものは無視して、トイレの
フタばかりを気にする私たち。ふふふ。

毎年お年玉を搾取されてきたミエゾウとムギだが、ミエゾウは
今回、ぎっちり握って話さない。