高木歯科の『す』

「巣」のなかには「素」が見える。高木歯科の「素」公開中!

インプラント学会

2009-02-27 19:29:00 | Weblog
先日のブログで「安易なインプラントに流れず自分の歯を大切に」などと書いて舌の根も乾かぬうちに、沖縄へインプラント学会出席のために行って参りました。
大切な自分の歯を不幸にして失くしてしまった場合、インプラントは大切なオプションである事は間違いありませんし、インプラントの専門医として、単位取得のために定期的な学会での研修が義務つけられているのです。
とはいうものの、寒い雨が降りしきる福岡空港を離れること約1時間。
降りるとそこはもう春....鳥がさえずり花咲き乱れるパラダイス...
「いかん、いかん、今日は勉強に来たんだ。」と自分を戒めつつも、足はついつい牧志公設市場の方へ.....
なんくるないさぁ~まずは腹ごしらえです。
市場の2階は複数の定食屋がひしめき合うフードモール(?)で、店の前にはギャルたちが客寄せをしているという何となくアジアンな雰囲気が大好きです。「つばめ食堂」で美容と健康にいいコラーゲン豊富な“てびちすば”をいただきました。

土曜日は午後3:30から専門医教育講座を受講し、その後は街の散策しました。
すると、商店街に、あの知る人ぞ知る幻の「ペンギン食堂の石垣島ラー油」が店頭に並んでいるではありませんか!
このラー油は石垣市在住の辺銀暁峰さん(本当にペンギンさんと読みます)が作られていて、通販サイトでも大人気の商品。私も知人のMさんから紹介され購入しましたが、一度食べたらラー油の概念が覆されるほど美味しい一品です。テレビや雑誌で紹介されて以来人気を呼び、3倍くらいの値段が付いているにもかかわらず入荷すれば即売り切れで、通販などではなかなか入手出来ないでいたのです。家内に携帯で連絡すると「5本買って」とのミッションを受けその場でゲットしました。すぐ横には後発商品が並んでいたので、試しに購入してみました。帰って比べてみましたがやはり本家には及びませんでした。

このラー油は美味しいだけではなく、「食は命薬(ぬちぐすい)」というモットーで作られているそうで、それはおいしい料理だったり、優しい人の心だったり、心癒される美しい景色だったり、心にも体にも良いもの、を指すということです。
つまり食べることで心や体が癒される、そういう食べ物でありたいというペンギンさんの願いがこもっているんでしょう。
同じ材料を使っていても思いが違うとモノも違ってくる。歯科の治療にも言えることかもしれません。

初市企画発表!

2009-02-20 20:09:29 | Weblog
南北朝時代より菊池地方に春の訪れを告げるとされる「初市」
毎年3月1~2日は歯科の前「御所通り」は歩行者天国になり、露店が立ち並びます。。。とはいうものの町の過疎化に伴い、人の出は減少の一途を辿っています。そんな寂しさを一掃するべく立ち上がった町内の街興しの旗手、W氏の呼びかけで、昨年から当医院では「Tariカフェ」を出店しています。

店の由来は、初市の喧騒を離れて「おしゃべりしたり、読書したり、休憩したり」ホッと一息つく場所を提供したい、との思いで名をつけました。
幸い昨年は土曜・日曜ということもありかなりたくさんの人出で賑わいましたし、今年も3月1日が日曜日ということでかなりの盛り上がりが期待できます。
この催しを目の前にして感じるのは、日中の賑わいもさることながら、暮れなずむ頃の明かりに照らし出された出店の町並みにも味わい深いものがあります。そこで今年は薄暮の時間帯にその風情を味わいつつ、この伝統ある行事へ文化の香りを添えるイベントとして歯科の隣にあるNPO法人「千の風」の施設を借りて、1人芝居「卑弥呼」を企画しました。
ここではお雛飾りも同時展示中です。

演者は友人N氏から紹介された中島淳一氏という全国各地で多彩な活動を繰り広げる異色の芸術家。そしてさらに前日の2月28日(土)はBarもオープン予定しています。

早速、先日の院内ミーティングの際「よっしゃぁ~!今年はスタッフ一丸となってカフェをするゼィ!」と息込んだのですが「えーっ!日曜は私たち休みます」と一蹴されつつも....メゲず粛々と計画は進行中です。
今年は自家焙煎コーヒーの浅炒り、深炒りそしてコナコーヒーに加え、先着限定ですが家内の料理のお師匠様自家製ケーキををラインナップします!
休み時間を縫って商工会に企画の相談に行く姿に家内から「あなた一体何屋さん?」と苦笑いされている今日この頃...
一応歯医者ですが、何か?

臨床歯周病学会

2009-02-17 02:06:48 | Weblog
2月15日に、私が専務をしている臨床歯周病学会九州支部の研修会が熊本県歯科医師会館で行われました。この研修会はこの学会がNPO法人になったことをうけて、年2回企画することになったもので、今回熊本でへはじめての開催でした。執行部は少数でしたが地元での開催ということもあり、昨年から慌しく準備をすすめてきました。 2月14日は前夜祭を講師を囲んでホテルキャッスルで行いました。支部長の東先生がジャズマニア(本人もドラマー)こともあり会場にはジャズトリオを配し、アットホームな雰囲気で宴が進んでゆきました。


当日は講師の1人で、私たちの勉強会のメンバーでもある永田省三先生の誕生日ということでサプライズのバースデーケーキが、バンドの「ハッピーバースデー」にが流れるなか運ばれてくると「家族からはいつもバレンタインデーといっしょくた(ごちゃまぜ)にお祝いにされていたので、皆からお祝いされて久しぶりで嬉しいです」と本人、照れることしきり。

2次会へはいつも回りでサポートしてくれた菊池の歯科医師会の若手の先生たちと街へくりだしました。午前様を過ぎたころ、S先生がポツリ、「実は今日,
ボクの誕生日なんです...」とカミングアウト。またまたバースでケーキでお祝いとなりエンドレスナイトは更けてゆきました.....

2月15日開催当日。当初学会会員をはじめ県内外の先生方1000名ほどへ案内を出していたのですが、他の大きな研修会とバッティングしていたこともあり開催1ヶ月前なのに出席が50人余という激少で胃が痛い思いをしたのですが蓋を空けてみると立ち見がでるほどの大盛況。まずは一安心というところでした。

昨今、インプラントが世間を賑わせていますが、ともすると安易に歯抜かれてインプラントに置き換わる、といった症例も見受けられます。今回は「1本の歯の保存へのこだわり」をメインテーマに、きちんと歯の診断をしましょう、という内容で日本を代表する先生方を招聘しました。手前味噌かもしれませんが、いままでの苦労が吹っ飛ぶくらい本当に素晴らしい講演会でした。1本の歯を診断することの難しさや、その歯を残すことの素晴らしさ、歯はここまで残せるんだ!という匠の真髄を垣間見た気がしました。

参加された先生方からも参加者からも「歯科医療の原点に立ち戻る良い講演会だった」「あそこまで歯を残すことができるのか!」
「最近の講演会でこれ程インプラントの話がない講演は珍しかった。しかしそれがとても新鮮でした。」といった感想をいただきました。いや、本当に他の講演会に行かれた先生方損されましたよ。。。
講演会の後、どこで感染したのかインフルエンザを発症し、月曜日は診療できませんでしたので布団の中で講師の先生からいただいた別冊を読みかえしたり、以前のカルテや口腔内写真をひっぱりだしたりして講演会の余韻に浸ることができました。リレンザ吸入でインフルエンザの症状も治まり、診療に復帰しても暫くスタッフは私の半径1m以内に寄りつこうとしませんでした。…くやしいですッ

研修会に参加して(R/Y)

2009-02-16 17:49:38 | Weblog
先日(2/15)、日本臨床歯周病学会の研修会に、院長はじめスタッフで研修会に参加してきました
今回この研修会は、うちの院長が日本臨床歯周病学会の役員専務をされ、この様な企画をされました
熊本で行われるのは初めてということもあって、県内はもとより九州各地から、ドクターやスタッフが集まりました
研修会はドクター部門とスタッフ部門があり別々の部屋で行われました
私たちが参加した研修会では、三人の方が「歯科衛生士と歯科医師のかかわり」について講演されました
一人目の方は、
*「できるだけ抜かない治療への取り組み」
と題して今までは中等度以上の歯周病では、歯を残すことが難しかったのですが、プラークコントロールや、専門的な治療により今まで抜かなくてはいけなかった歯が患者様との二人三脚により歯を残せるようになったということでした
二人目は
*「チーム医療の担い手として歯科衛生士のやるべきこと」
この話の中では、歯周治療は歯科衛生士の占める役割が大きく、ドクターの総合的判断のもと、全員統一した考え方を持ち、スタッフがそれぞれ確実に役割を果たすことが大事だと言われていました
三人目は
*「歯科衛生士のキャリアアップと歯科医師との関わりについて」
長く働いていればキャリアは上がってくるのか?という問いからはじまり、永い人生を考えると、ただ長く勤めるのだけでなく、キャリアアップを続けていくことが大切だと言われていました
キャリアアップする上で、いろんな壁にぶつかるが、その壁を一つずつ乗り越えなければ人間としての向上もないそうです
最後に今回の研修会では、歯周治療は、チーム医療であり、ドクターだけ頑張っても上手くいかず、スタッフや患者さまも同じ目標に向かって取り組まなければ成功しないようです
そのために、私達衛生士は研修会に参加し知恵や教養をみにつけ患者様に情報を提供し、コミュニケーションをとることにより、信頼関係を築き上げることが大切だなと思った研修会でした

ディズニーランド   (Y・M)

2009-02-09 17:05:01 | Weblog

先週末に院内旅行で東京ディズニーリゾートへ行ってきました
1泊2日で行ったのですが、2日とも天気も良くて絶好のランド日和でした
朝一番の飛行機で出発し、羽田空港からランド直通の専用バスで向かっている途中、バスの中から建物が見えた途端みんな一気にハイテンションに
すばやく受付を済ませゲートをくぐると目の前には夢の国
ミッキーやドナルドなどのキャラクターを見つけ何枚か写真を撮り、満足したところで早速行動開始
週末ということで人がとても多く、40~60分待ちがほとんどでした
待っている間寒さが辛かったですが、根気強く待ち、たった2・3分という短い時間でもそのアトラクションを乗り終えた頃にはみんな笑顔になっていて、待っている時間の辛さも忘れるぐらいどれもすごく楽しかったです
夜になるとあのディズニーMUSICが流れ、一番楽しみにしていた「エレクトリカルパレード」が始まりました
ミッキーたちだけでなく、ニモやモンスターズインクなどのキャラクターも加わって、キラキラと光り輝くパレードがディズニーランドの夜を演出してくれました
また、25周年ということでランドのシンボルでもあるシンデレラ城がよるには25周年仕様にライトアップされていて、昼とは違った雰囲気を楽しむことができ、とてもキレイでした
他にも記念イベントや特別なショーなども行われていたり、お菓子やグッズにも25周年の文字が入ったのが多くありました
2日目はseaへ
夕方には出なければいけなかったのでご飯もそっちのけで歩き回り、帰る頃には全員クタクタで歩けないほどでした
今回の旅行は、ただ遊びを楽しむだけでなく、ホテルやレジャー施設などの接遇対応を観察し学ぶという目的でした
東京ディズニーランドでは、お客さんが多く忙しいにも関わらず、私達が道を尋ねると笑顔で受け答えしてくれたり、トイレなどもキレイで道路でも清掃員の方がゴミを拾っているのを所々見かけました
お客さんに満足してもらいたいという思いが伝わってきて私達もとても楽しく過ごせました
普段の診療でも、医院側からだけでなく、患者様の立場になっても考えるようにし、丁寧な対応を今後も心がけていきたいと思います
この旅行にいかせて頂いた院長に感謝したいです
ありがとうございました


懐かしい顔・・・・。   ニュートラル

2009-02-07 13:54:04 | Weblog
 先日、懐かしい人が当クリニックをたずねてくれました。
 
 5年前に退職され、沖縄に嫁がれたスタッフのSさん(旧姓Uさん)です。
 
 その腕の中には、昨年10月に誕生、3ヶ月になる赤ちゃんを抱っこして
 
 おられました。
 
 目が大きくクリクリしたお父さん似のとってもかわいい女の子です。
 

 出産時、低体重で心配されたようですが、現在3kgを越すまでになられ、
 
 ほっとされているようです。



 久しぶりに見るSさんは何ともいえない幸せオーラに包まれたお母さんで、羨ましい限りでした。

こうして退職後もたずねてくれるのは嬉しいことです。


高木歯科を中心に人の強い繋がり(縁)を感じます。

昨年は退職されたスタッフ三人にそれぞれ赤ちゃんが誕生され、おめでた続きの年でした。

男の子2人に女の子1人。

このまま元気にすくすく育って欲しいものです。

もちろんカリエスフリーで


同級生になる彼らのこれからが楽しみです。

子育て大変でしょうががんばってくだっさい。

また帰ってこられることがあればたずねてください。

お持ちしています。

 

鬼は~外!

2009-02-04 00:43:03 | Weblog
2月3日は節分でした。
昔は節分の夜、神社の境内に鬼が現れ、子供の私たちは豆撒きで追い払うのを楽しみにしていたものですが、最近はそんな行事あってるのかな?と思っていたら、新聞の折込で菊池神社で4時から豆撒きがあると告知してありました。勿論仕事で行けませんでしたが生憎天気もあまりよくなかったし、果たして賑わったのでしょうか??
うちでも子供たちが元気良く「豆撒き」ならぬ「ピーナッツ撒き」をしていました。家内がぽつりと「買い物に行って表示をみたけど、ピーナッツってほとんど中国産なのよねー」うーん...節分行事にも自給率の低下の波が押し寄せてきているのかぁ!と妙にシンミリしてしまいました。
節分とは「季節を分ける」ことをも意味しているそうです。春までもうすぐ。ということなのでしょう。このところ新聞の紙面を賑わすのは「不況」の記事ばかり...こんな時こそ景気よく豆撒きで時勢にも春を呼び寄せたいものですね。

20世紀少年

2009-02-02 00:15:23 | Weblog
先日「20世紀少年ー第1章ー」がテレビでありましたがみられましたか?
続編がロードショーで封切になる前日にTV放映される、というあざといこの作品のタイトルは作品名はマーク・ボランが率いたT・レックスの曲「20th Century Boy」に因んでいるそうですね。知らなかった...
私は他の事をしながらチラ見していた程度で、ストーリーは良く分からなかったのですが、秘密基地作りや地球滅亡をもくろむ悪の組織、巨大ロボットなどのごっこ遊び、駄菓子屋で売ってあったアイテムなどなど…
1970年代に少年時代を過ごされた僕たちには妙にノスタルジーを感じさせる作品でした。(長男は次の日 “マイよげんの書”を作っていましたが何か?)
この前の日曜日天気が良かったので家族で俵山の方へドライブに行ったときも、早速子供たちはススキの枯葉の先を結んで「秘密基地作り」に精をだしていました。それを暫く眺めていた私も、段々髪の毛が疼いてきて、とうとう一緒に基地作りに没頭…昔とった杵柄で子供たちから尊敬されることしきり…久しく忘れかけていた枯れ草や土の香りを嗅ぎながら、「そういえばこんな所に隠れて、ライダースナックを持ち込んで食べたりしてたよなぁ・・・と久しぶりに少年時代に思を馳せた1日でした。今度DVDで復習してー第2章ー観に行こうかなー?