Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

鶴のマーク

2008年05月03日 | 未分類

Kansai Airport

家紋ならぬ"国紋"という言葉はないが、日航の鶴にはその風情がある。海外に駐在して空港の駐機場で「鶴」を目にし、故郷の空気に触れたような懐かしさを覚えた方もおありだろう。
半世紀近くにわたって親しまれた鶴が姿を消す。順次、太陽などをイメージした新しい模様に塗り替えられて、いまでは残すところ2機、それも今月末までには塗り替えが終わるという。
(5月3日付読売新聞「編集手帳」より)

海外駐在の経験はありませんが、ずいぶん前、怪しい中国の国内線を乗り継いだ後に鶴のマークに搭乗し、日本人パーサーの笑顔に迎えられたときは、非常な安心感を覚えたものです。
マークが何であろうと、日航はどうか安全運航をしっかりやってほしい、と強く思います。

鶴のマークはここにも。

食事の後

2008年03月04日 | 未分類

CONTAX TVS DIGITAL

自分も妻もいい年をしていながら、けっこうマクドナルドのお世話になるのだが・・・。

食べた後でいつも気になるのが発生するゴミ。二人でなんちゃらセットとかいう軽い食事しただけでこれだけのゴミが出る。
持ち帰りでなく店で食べる場合は、紙に包まず皿で出すとか、コーヒーは陶器のカップで出すとかすればいいのに、といつも思うのだが、経営効率などを考えるとそれは無理な注文なのか。



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無題

2007年12月11日 | 未分類

RICOH GR DIGITAL

「我が漂流記」というサイト(こちら)を見ていると、ビビターの、ちょっと面白そうなカメラが紹介されていたので自分も思わず注文してしまった。

インターネット恐るべし。

座席

2007年12月04日 | 未分類

Leica Ⅲf

長時間飛行機に乗るとき、早めにチェックインして狙うのが、離着陸の際に客室乗務員と「お見合」になる席。
そこだと足が伸ばせるので長時間のフライトも楽になる。客室乗務員とちょっとした雑談を交わすこともあって、いつだったか妻はスカーフの巻き方を教えてもらったりしていた。

しかしこれが、なかなか思うようにはいかないのだ・・・。




鉄塔

2007年11月20日 | 未分類

KONICA MINOLTA α-7DIGITAL

「何処まで続いているんですか?」私は所長へ訊いてみました。
「うん・・・・」少し間を措いて、所長は答えました。「それはまあ、言わないでおこう。いつか君たちが、この送電線を辿って行くことがあるかもしれないからな?そのときまでのお楽しみにね」
(銀林みのる「鉄塔 武蔵野線」より)

これからこの小説を買おうという方にはソフトバンク文庫版がお薦め。著者の意図したように写真が掲載されている「完全版」だから。

文化住宅

2007年11月03日 | 未分類

KONICA MINOLTA α-7DIGITAL 28mm F2.0

いわゆる「ブンカ」である。自分も子供の頃、こういう家の1階に住んでいた。
1階と2階が別の住戸になっていて、2階の家は玄関の扉を開けるといきなり階段になっているのだが、このスタイルはどうやら関西独特のものらしい。

「戦後急速に普及した日本独特の共同住宅のひとつのタイプで、二階建の立体式長屋ともいえる形式をもつ。木賃アパートと文化住宅の決定的な違いは、前者は玄関、炊事場、便所等が共用であるのに対して、後者は専用のものをもつということである。つまりアパートに比べると比較的独立性が高いものとなっている。
かつて「文化」は「新しさ」を表すシンボルであったが、「文化住宅」のそれは何にでも「文化」を付けすぎて値打ちが下がってしまったものの最終点のひとつを示しているのだという説には説得力がある。」
「また、大阪独特のものとしてすべての住戸が直接道路に面しているものがある。これを「重ね建て形式」と呼び、東京方面では例が少ない。」
(TOTO出版「建築MAP大阪/神戸」より)



文化の日

2007年11月03日 | 未分類

広田は賞勲局に命じ、この「文化」のため勲章制定に意欲的に動いた。当然、勲章を占有視している軍部の妨害が予想されたが、広田は、何が何でも実現しようと思った。
このため、ぐずといわれている広田だが、いちはやく参内して天皇に御説明し、御内意を得た上で閣議にかけるという強行手段に訴えた。
天皇はよろこんで賛成された。
「政治上のことでないから、自分の意見を述べてもよいだろう」
といわれ、リボンの結びの桜について、
「桜は軍人がいろいろ用いているから、右近の橘、左近の桜だから、橘にしたらよかろう」
とのアイデアを出された。
広田は、そのお言葉を心の中で何度もくり返した。
天皇はまた、「文化は永遠であり、散りぎわの美しさを示す桜で代表させるべきではない」
という意味のこともいわれた。
こうして、白く簡素な橘の花が、文化勲章に用いられることになった。

(城山三郎「落日燃ゆ」より)

旗日

2007年10月08日 | 未分類

3連休となるのはありがたいが、体育の日はやはり10月10日であるべきだろう、と思う。

どうせ連休を作るなら、オセロゲームのように祝日と次の日曜にはさまれた平日は自動的に休日となる、というルールにしたらどうか。(かつて、何の意味もない5月4日が連休を作るために休日になったときは、「そんなんありか、うれしいけど」と思ったものだ)

もっとも、そんなに休みが増えたんじゃ仕事にならん、という方も世の中にはたくさんいらっしゃるには違いない。



立待月

2007年09月27日 | 未分類

KONICA MINOLTA α-7DIGITAL AF500mm F8.0

今宵の月は満月。中秋の名月すなわち満月、ではないらしい。

太陽と月、地球の位置関係と月の満ち欠けなどを考え出すと頭が混乱するので深くは考えないことにする。(昔から空間認識は苦手なのだ。方向音痴とも関係あるのか)

ちなみに昨年も月の写真を撮っている(こちら)。まさか微妙に模様が変わっていたりはしないだろうな・・・。

出かけてきます

2007年08月04日 | 未分類

今日から北海道へ出かけます。次の更新は1週間後となりますが、どうぞよろしくお願いします。

「若くして旅をせずば、老いて何を語らん」・・・あ、もう若くもないし、そんなたいそうな旅でもありませんでした。

忘れ傘

2007年07月23日 | 未分類

Nikon F4 AF28-70mm F3.5-4.5

雨止んで、人傘を忘れる。

昔読んだ「現代無用物事典」という本に、「個人の私有物としての傘」というのが挙げられていた。同感である。実現しないだろうけど。