パンク修理も終わって、ご機嫌でR1に乗っていたら、突然エンジンが止まってしまった。メーターもライトも全部動作しない。
シートを外してみたら、ヒューズが飛んでいた。
切れるには何か原因があるはずと思いながら、取りあえずスペアヒューズに交換してみたら・・・
シートの下が燃えだした!!
バイクが燃える!と焦ったけど、幸い燃え移ることなく、すぐに鎮火した。
よかった…。
犯人はここ。
メインハーネスからレギュレータに向かう分岐部分だ。
ここはジェネレータからの入力が3本、12Vの出力が1本、アースが1本、計5本がレギュレータに接続されている。
この内の12V出力ラインがメインヒューズを介してバッテリーの+端子に繋がっているんだけど、こいつがアースとショートすると、大電流が流れてメインヒューズが切れることになる。
で、ヒューズが切れるまでの間に発熱して火が出たということだ。
焦げてる部分の左上はメインハーネス、数センチ右側はレギュレータに繋がるコネクタだ。
こんなところをわざわざギボシで繋いでいるのはおかしい。
これは前の持ち主の仕業か?それともバイク屋か?
そういえばこのR1、レギュレータに繋がるコネクタが溶けていたな。
前にもこの部分にトラブルがあって、こうやって修理したのかもしれない。
それにしても酷い仕事だ。
カシメ部分から心線が何本もはみ出てるし、本来の電線より細い線が使ってある。
ショート防止に保護チューブか何かはしてあっただろうけど、いい加減な配線で熱を持ってしまい、徐々に溶けて行ったっていうところだろう。
まるで時限爆弾だ。
おい、この作業したヤツ!
直すならもっとしっかり直せ!
もう少しでお尻がえらいことになるところだったぞ!(怒)
見つけたら火の付いたせんねん灸をオシリに突っ込んでやる!(怒怒怒)
ハアッハアッ・・・。
・・・・・・
この際ハーネスを丸ごと新品にしてやりたいけれど、既に廃番。
仕方ない、自力で直しますか。
ECUやらメーターやらが壊れていなければいいけど・・・。
2016/10/27
後から判ったのですが、この部分は耐熱構造の配線が使われているんですよね。
交換時には、気を付けて下さいね!
ケツが燃えたら、今後の生活に支障が出ますよ(笑)
耐熱の電線じゃないといけないのかな・・・。
手配した電線は住友電工のAVSというもので、80℃までとのことでした。
耐熱電線はメーター切りでは簡単に手に入りそうにないかもしれません。
仕方ないので修理してみて、マメに様子を見ることにします。
まだどこかに、あるはずです。
何年か前の物ですが、秋葉原で見つけた残りがありますよ。いや、あるはずです(笑)
色は、確か10種類くらいありました。太さは1.5sqと記憶します。
ダメだったらお願いするかもしれません。
90年代のホンダ車はレギュレーターのパンクが相次いで
2000年代から純正部品を注文すると
対作品が送られてくるようになってましたね
個人的にはリコールすべきと思うがメーカー側は
2輪だとまずリコールしないんだよな
ヤマハはコネクター側でおかしなことになるのか、、、
ちょっと見てみたのですが
よかったらどうぞ
https://www.monotaro.com/g/01117570/
モノタロウにあったんですね。ありがとうございます!
R1の場合、レギュレータの位置に問題があるのだと思います。
インナーフェンダーがあるとは言ってもリアタイヤの斜め上なので、雨の日はコネクタに泥が入るようなんです。
結果、端子が錆びて抵抗が上がり、発熱するして溶けるということじゃないかと思います。
今回は一度コネクタが溶けたので、配線を切ってギボシで延長したのだけど、いい加減なカシメ方だったので抵抗UP→発熱→ショート→炎上という流れではないかと想像しています。
この位置にレギュレータを置くなら防水コネクタを使うなり、対策が必要なんじゃないかなあ。