田布施座

演劇でつながる、役者で伝える。

なかなか出てこない

2011-03-29 18:07:21 | ブログ

年内の一人芝居の脚本のプロットが・・・・、

出てこない・・・。

政治・社会からヒントが出ることが多いのですが、

今は東北・関東の地震・津波の大災害に福島原発の問題で、

そのような気持ちが出ません。

歴史から引っ張り出せないかなどとも思い・・・、

あれこれと考えあぐねています。

いっそ誰かの作品でやろうかな?古典を探そうかな?、

とも思ったり、迷っています。

しっかりした作品・脚本に乗っからないと、わたしの演技力では不安があるのも事実です。

100人規模の場所で3日間4回興行・・・。

50人×4回でもよいと思っています。

50分の一気通し公演。

この時間なら耐えられるでしょう???・・・か!。

ポスターチラシには凝りたいと思っています。

プロ級イラストレーターも当てがありますし、

効果音も知り合いが編集機器を使っていますし、

照明も自分で手作りできますし、

道具のさぶろくの板も自分でも出来ますし、

それもこれも肝心の作品・脚本次第!。

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つか こうへい さん

2011-03-27 08:51:32 | ブログ

昨夜会合から帰って、ニュースを見ようとチャンネルを回したが、

ひとつだけそれらしい番組で、

たけしのニュース番組を見終わって、BS2にチャンネルを回したら、

つかこうへいさんの韓国公演の録画をやっていました。

主に2回目の公演の様子が興味深く見れました。

10日間の興行に客が入らないのです、10年前のことです。

そのことは、知っていましたので、理由・原因が分かりやすく描かれていて、

どういうことだったのか理解できました。

30数年前新劇をやっていた私は、

当時、新たなジャンルの代表と言っていいと思うのですが、

唐十郎の「赤テント」を観ていて、

そして、つかこうへいの「熱海殺人事件」を観て、

自分はこんな芝居がしたいんだ思いました。

その後、芝居仲間と立正大学の教室で「熱海・・・」をやったことを、

思い出します。

つかこうへいの作品に当時の若者は、

その時代の曖昧として潜在していた抑圧感に、

アイデンティティーの新たな認識に、

強い衝撃を受けたのではないでしょうか。

つかの芝居を観ることによって解放されていく。

そんな時代ではなかったかと振り返ります。

世の中は変化しています、

時代の潜在的願望を的確に作品で表現していくことができれば、

観客は絶対に付いてくると確信して、

田布施座の座長として活動していきます。

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反響

2011-03-26 09:40:40 | ブログ

3月21日の公演に来ていただいた多くの人から、

感動した、2時間があっという間に過ぎた、

など沢山のお褒めの言葉をいただきました。

公演の後、ロビーでお見送りの時、成功を確信できましたが、

わたし自身これ程の評価を頂けたことに、

ありがたさと責任を感じております。

次はもっといいものを。

舞台の一回性と言うか、

済んだものはもう二度と観ることができません。

そこが映画と違うところです。

舞台役者はこんなところに、はまり込んでいるのです。

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やってみて判ってくること

2011-03-23 08:14:03 | ブログ

このたびのサンビームやない公演では多くのことを得ました。

この機会を頂いたことを関係者の皆様に感謝申し上げます。

田布施座・座長として今は自分の役者としての表現力の向上が目標になっています。

今回は、その意味で具体的に役者として楽しめたところ、不足しているところが、

判って来ました。

全部ではありませんが鮮明にシーンが目の前に思い出せます。

ひとつだけ書かせていただきますと、

終わりのシーンで「どうじゃったかな?ちっとは田布施町のことがわかったかな?」

と言う台詞があるのですが、その時!、

『わかったよ』と言う意味の拍手があったのです!。

6回やって、ここで拍手が出たのは、初めてだと思います。

この拍手がなにを意味するか書くまでもないでしょう。

部分的には問題は残っているにして、全体的には総合芸術作品として、

高いレベルの表現ができたのではないかと思っています。

中心になって纏められた中市先生・子どもたち・すべての関係者様!

ありがとうございました。

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サンビームやない公演

2011-03-22 10:33:05 | アート・文化

昨日『山城の里物語・完結編』が終了した。

子どもたちの演奏は120点の素晴らしいものでした。

一昨日のリハーサルでサンビームやないは1100の客席の広さがありますが、

舞台に立ってみると、やりやすい劇場と感じました、広さの割には広いと感じることなく、

響きやすく伝わりやすい空間です。

P1020374

わたしは2箇所間違えてしまい物語の流れを損なわなかったかと、

そのことが気になって申し訳なく反省会で謝りまりました。

2時間の舞台で4っの衣裳・4役と役者冥利に尽きる機会を頂いて、

ほとんど休む間もないほどの体力勝負でした。

反省会で子どもたちに宣言しました、「明日から毎日30分体を鍛えます」。

コメント (2)
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