石破氏は「野党がばらばらと割れると小選挙区の常として与党が勝つ」と指摘。「できてからひと月もたたない希望の党や立憲民主党が(十分な政策を)出せるわけがない。国民にしてみれば選びようがなかったのではないか」と分析した。 

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最近、石破氏の自民党批判が目立っていると感じます。

思えば総裁選で安倍さんと闘い、地方票では石破さんが優位だったのに

自民党議員には不人気だった為、首相の座がスルリと安倍さんの手に。

石破さんの頭にはまだ「国民は私を支持しているのに、なぜ安倍に?」と思っているのかも?

そう思えないでもない最近の安倍批判。

同じ党なのに「見苦しい」と思ってしまいます。

まさに「石破さん、感じ悪いよね」です。

 

4日の釧路での講演では「自民党は謙虚になるべき」と述べたようですが、

これは安倍首相は謙虚になるべきだと言っているようなものです。

自民党に油断するな、天狗になるな、の様な戒めだとは思いますが、

「総選挙での自民党得票数が有権者の25%しかなかった」

「自民党支持者は国民の4人に1人だ」との発言に疑問を感じます。

 

これも印象操作でしょうか?

石破氏が、なぜ有権者数を基にしているのかわかりません。

ここは投票者を基準にすべきです。

台風接近もあり投票率は低かったでしょうが、投票しなかった人は棄権したのです。

多数決に従うという事で、多数派に委任したのと同じなのです。

ですから投票者の内で、何%自民党候補者に投票したかを考えるべきで

国民の4人に1人ではなく、投票者の4人に1人が支持したのであり、

多数派に委任した形の棄権者を入れれば、自民党支持者はもっと多いはずです。

 

石破さんは首相は説明責任を果たすべきだ、首相は謙虚になるべきだと言っていますが

多くの国民はマスコミの偏向報道の所為で安倍首相が違法な事をしたと思っています。

安倍さんが加計学園理事長を「贔屓している」と野党達は言いますが

実際は「マスコミが野党を贔屓している」のです。

 

加計問題では石破さんはマスコミや野党と同じように安倍首相を批判していますが

石破さんは加計問題に無関係ではありません。

むしろ当事者と言えます。

 

獣医師会の反発が発端で、獣医師会の意向に沿う形で長年、獣医学部新設が阻止されました。

その為の一つが「石破4条件」でもあります。

 

「忖度」という言葉が森友加計問題で多用し、安倍首相を批判していますが

石破氏が獣医師会に「忖度」した結果の石破4条件なのです。

 

何が真実でその証拠は何かを考えるべきで、印象や想像で決めつけるべきではありません。

その為の議事録であり、当事者の証言とそれを裏付ける証拠品です。

想像で相手を攻撃するべきではありません。

閉会中審査で何人もの証人が証言しましたが

安倍首相が圧力をかけた証拠は何も出て来ませんでした。

 

伝聞と想像で物事を判断するのは危険であり、国益にもかかわってきます。

加計問題は地方創生であり、結果として国全体の繁栄にも繋がる問題です。

謙虚になるのは当然ですが、石破氏は知り得た情報をもっと出して

マスコミ誘導の安倍批判を撥ねつけるべきだと思います。

 

それをしないのは安倍氏より自分を優位に見せたいからと、

加計学園問題で詳細を語れば自分に火の粉が降りかかるのを恐れての安倍批判なのでしょう。

そこには国益や所属している政党の利益より、「個」を優先している保身しかありません。

石破氏が安倍首相に謙虚になれ、説明責任を果たせと言うなら、

まずは自分の説明責任を果たしてもらいたいです。

それが出来ないならこれ以上自民党批判や安倍首相批判は止めるべきではないでしょか。

 

 

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