BIKER?NO!! RIDER?YES!!!!

人生の半分以上がライダー生活になった
エロいおっさんT-MANの日記です。

挫けませんよ男の子です 寂しくなったら話に来ますね いつか多分

2009-02-12 23:01:52 | その他
昨日は法事。俺の母親の二十三回忌だ。

俺の母親は俺が高校受験当日の朝に病気で亡くなった。
受験中に突然呼び出されて訃報を受けてうろたえながらも
危篤ならともかくもう亡くなってしまった以上は
今から慌てて帰ってもどうしようもないので
混乱したアタマで何とかそのまま試験を受けた
これまでの我が人生でトップレベルのヘビーな思い出も
23年も経った今となっては懐かしくさえ感じる。

父親は健在すぎて時々行方不明になるぐらい健在だが
既に十数年前に再婚しているので前妻後妻両方の親族等の手前
このテの行事は色々と表立っては動き難い部分もあるので
結婚してからはこの類の行事は俺が取り仕切っている。

法要といっても堅苦しい事は無く
幸い母方の親戚連中は絵に描いたような九州の田舎育ちの人間で
細かい事には全く拘らないある意味で豪快で奔放な方々で
気を遣う事は少ないので気持ち的には気楽である。

だがその分と言っては何だが田舎らしく兄弟縁者が多く
従兄弟達も律儀に来てくれるので人数が結構多くなり
法要後の食事や祖供養の手配とかも一苦労である。

更に毎年寺に支払っている墓の管理料はともかくとして
今回の法要に対する寺への御布施やら卒塔婆代やらもかかり
諸経費諸々全て合わせるとオフ車1台ぐらい買えそうなレベルの
結構な出費になるのが正直痛い。

その寺の仕事と言えばヨソの家数軒と大きな本堂に集められて
そこで住職さんが小一時間ほどまとめて経を読んで終わりなので
そのやり方にケチを付ける気は無いけど正に坊主丸儲けってヤツだ。

金額云々以外でも事前に寺に行って打ち合わせたり
百貨店に祖供養品を買いに行ったりと自分の親の事とはいえ
何かと時間と手間がかかって面倒な事この上ない。

そんな親の苦労も何も知らずにただ従兄弟の同世代の子供達と
遊べるのを楽しみにしているだけの我が子たちは
恐らく数十年後の将来にその時既に亡き者になっている俺の為に
同じ苦労をしてくれる日が来るのだろうか?と、ちょっと考えてみたり。

まぁ自分が死んじゃった後の事なんて正直どうでもいいけどね。