BIKER?NO!! RIDER?YES!!!!

人生の半分以上がライダー生活になった
エロいおっさんT-MANの日記です。

あの日交わした約束は砕けて散った 激しく儚ない記憶のカケラ

2009-02-23 22:00:45 | バイク
~ユーザー車検、それはいつも儚い。
一つの認定許可は2年の後に破られる運命を自ら持っている。
それでも人々はユーザー車検に挑む。
限りない可能性とロマンを追い続ける。
それが貧乏ライダーなのである。
次のユーザー車検を受けるのは貴方かも知れない~

このネタ分かった人R35以上確定。

って事で早いもので我がSVも今月で2回目の車検である。
去年末にはぼんやり覚えてはいたが今年に入ってからは
2/10付けの鳩子さんのブログを見るまで完全に忘れていた。

一番の面倒な作業として我がSVにノーマルのコスプレをさせる。
毎度ながらコレをすると非常に乗り易くなって
色々と苦労と費用をかけてカスタムした事に対する
僅かな後悔と自己疑問の念が少しばかり出てくるのが気に喰わない。

今回は残念ながら頼れる相棒の「神の手」oh!!嶋が同行出来ないので
ノーマルコスプレ作業と同時に細かい部分を予めチェックしてもらう。

ナンバー下のリフレクター、元々付けてないので急遽裏側からガムテで貼る。
チェーンガードのカバーが足りない部分、プラ板を貼って誤魔化す。
ヘッドライトコタツスイッチ、トップブリッジ裏に隠す。
光軸だけは正確に測れないので万が一ツッコまれたら
素直に検査場近くのテスター屋に行って調整依頼する事にして準備完了。
同じ車検月のエロコンと2人で大阪南港の検査場へ向かう。

俺もエロコンも初めてではないがイマイチ不慣れなので
現地の窓口であーやこーやとモタついているとそこに偶然
マイミクで大阪緑橋の「たこ焼きBAR D'z」のオーナー兼店長で
筋金入りニンジャ乗りのなにわのヒロミ君が現れる。

彼も丁度良いタイミングでニンジャの車検に来たらしく
ユーザー車検手続きには慣れているので非常に心強い味方だ。
必要書類の書き方手順をサポートしてもらって
書類申請を完了させていざ検査。

排気、タイヤ、制動機、ホーン、基本灯火類は問題なし。
問題は前回ギリギリ通った前のウインカーだが
検査官は前回と全く同じ若い男女の検査官だしまぁ大丈夫だろう。

だが前ウインカーを見た検査官の若いお姉ちゃんが
2年前と全く同じ訝しげな険しい表情で考え込む。
「コレはちょっと…どうですかねぇ…」先輩検査官を呼ぼうとする。
「アンタ2年前と全くおんなじ反応しとるがな」と思わずツッコむ俺。
「え?そうでしたっけ…あ…そう言えば確か・・・!!」
どうやら思い出したらしい。検査OK。
後ウインカーも一昨年に新しいのに換えているので
先輩検査官にキッチリ目を付けられてノギスで厳密に測定される。
が、ギリギリ規定の幅15㎝はクリアしていたので何とか検査OK。
危ねぇ危ねぇ。

今回はタイヤは去年換えたし
パッドや消耗品の交換も特に必要なしで済んだので
かかった費用は税金と印紙代と自賠責のみで
総費用はしめて¥20,160也。

時間的にも手間的にも何かと面倒だけど
このリーズナブルさは貧乏ライダーには非常に有難い。

日本のスピリッツ目覚めていく 魅せる真剣 なめたら危険 隙を見せたら明日は無いぜ

2009-02-21 23:17:29 | その他
去年から今年にかけて息子がかなりハマった
「炎神戦隊ゴーオンジャー」に変わって
先週から今年の特撮「侍戦隊シンケンジャー」が始まった。

その名の通り「サムライ」がモチーフの和風な戦隊だ。
隊長?役に水戸黄門の格さんで有名な
伊吹五郎を起用しているあたりその気合が窺える。

さて、当の番組のターゲットである我が息子は
番組が始まるまではそれほど期待はしておらず
どちらかと言えばゴーオンが終わるのを残念がってた様子だったが
いざ第1話が始まると見慣れない5人の新ヒーローが
日本刀っぽい武器を使って時代劇風に敵戦闘員を
バッサバッサとぶった斬って倒していく。
特にリーダーの赤いのは専用武器として身の丈以上もある
巨大な斬馬刀らしき武器をブンブン振り回している。

いつぞやの娘の運動会の時のデカい木の枝を得物にしての
小学生男子相手の大立ち回りの時よろしく
どうやら彼奴は巨大な武器にはすこぶる弱いらしい。
赤いのの豪快な暴れっぷりに一気に心を鷲摑みにされたらしく
雑誌のおまけに付いてきたお面と紙の刀を手に早速マネをしだした。

そして番組の合間では今しがた新ヒーローがカッコよく戦った
新しいおもちゃのCMが早くもバンバン流される。
そうなると当然そのおもちゃを欲しがるのが子供の常でありバンダイの策略。
だが去年のロボみたいなおもちゃ購入スパイラルに陥るのも
経済上も教育上も好ましくないのでどうしたものかと悩む。

だがよく見ればおもちゃ版は所詮は子供用のおもちゃ、
日本刀はともかく斬馬刀はTVでは裕に2.5mはあろう全長が
画像を見る限りせいぜい50㎝ぐらいにされている。
奴の求める巨大さには少々物足りない感じがする。

それならば本物のデザインもなんか大雑把だし
わざわざ買わずとも段ボールとかで作った方がマシな気がしたので
ラボのガラクタを漁って要らないホウキの柄と段ボールと
余ったバイク用のカッティングシートを使って
オフィシャルの画像を元に適当に製作してみる。

大まかな模様は色マジックで、戦隊のエンブレムや細かい模様は
ラボの図面用のソフトで適当に製図してそれを印刷して張り付ける。

…なんかそれなりにそれっぽいの完成。



総費用=足らずのカッティングシート代465円也
所々チープな子供騙しな部分も多いけど
子供を騙すんだから無問題。

予想通りに大いに喜んではくれたのはいいが
その大きさと重さで足元をフラつかせながら
そこいらで見えない敵と闘い始めるので
たかが段ボールとはいえヘタに近くに居ると
予想以上に危なっかしい事も判明。

おもちゃが50㎝レベルに抑えられた理由の1つを身を以って理解する。

挫けませんよ男の子です 寂しくなったら話に来ますね いつか多分

2009-02-12 23:01:52 | その他
昨日は法事。俺の母親の二十三回忌だ。

俺の母親は俺が高校受験当日の朝に病気で亡くなった。
受験中に突然呼び出されて訃報を受けてうろたえながらも
危篤ならともかくもう亡くなってしまった以上は
今から慌てて帰ってもどうしようもないので
混乱したアタマで何とかそのまま試験を受けた
これまでの我が人生でトップレベルのヘビーな思い出も
23年も経った今となっては懐かしくさえ感じる。

父親は健在すぎて時々行方不明になるぐらい健在だが
既に十数年前に再婚しているので前妻後妻両方の親族等の手前
このテの行事は色々と表立っては動き難い部分もあるので
結婚してからはこの類の行事は俺が取り仕切っている。

法要といっても堅苦しい事は無く
幸い母方の親戚連中は絵に描いたような九州の田舎育ちの人間で
細かい事には全く拘らないある意味で豪快で奔放な方々で
気を遣う事は少ないので気持ち的には気楽である。

だがその分と言っては何だが田舎らしく兄弟縁者が多く
従兄弟達も律儀に来てくれるので人数が結構多くなり
法要後の食事や祖供養の手配とかも一苦労である。

更に毎年寺に支払っている墓の管理料はともかくとして
今回の法要に対する寺への御布施やら卒塔婆代やらもかかり
諸経費諸々全て合わせるとオフ車1台ぐらい買えそうなレベルの
結構な出費になるのが正直痛い。

その寺の仕事と言えばヨソの家数軒と大きな本堂に集められて
そこで住職さんが小一時間ほどまとめて経を読んで終わりなので
そのやり方にケチを付ける気は無いけど正に坊主丸儲けってヤツだ。

金額云々以外でも事前に寺に行って打ち合わせたり
百貨店に祖供養品を買いに行ったりと自分の親の事とはいえ
何かと時間と手間がかかって面倒な事この上ない。

そんな親の苦労も何も知らずにただ従兄弟の同世代の子供達と
遊べるのを楽しみにしているだけの我が子たちは
恐らく数十年後の将来にその時既に亡き者になっている俺の為に
同じ苦労をしてくれる日が来るのだろうか?と、ちょっと考えてみたり。

まぁ自分が死んじゃった後の事なんて正直どうでもいいけどね。

誰だ? 光溢れる世界に 誰だ? 嵐を起こすのは

2009-02-10 22:52:28 | その他
先週の土曜日に友人3人と近所の映画館に
20世紀少年第二章~最後の希望~」を見に行った。

ネタバレや内容の批評をする気はないけど
気になる人の為に少しだけ忠告しておくと
なるべく原作を読んでから見に行くべきだと感じた。

で、それ関連のグッズの店で見かけて
思わず且つ迷わず衝動的に買ってしまいました。
手拭い600円也。

相変わらず俺は被り物の類には何故だか弱い。
でも子供達には大好評。

短鬼 損鬼 むかつ鬼 いつもおてつ鬼 それもこれも負けん鬼 困る聞かん鬼

2009-02-03 21:28:53 | その他
今日は節分。

この国に産まれ育ったからにゃ
洋物の11月頃の南瓜祭や12月の神の子誕生祭もいいが
日本古来の伝統文化も重視するべきだと考える俺は
今日は少し早めに仕事を終えて帰り
俺が鬼に扮して子供達に豆まきをさせてやる事にした。

でも豆を買ったはいいが肝心の鬼の面を貰い忘れた。
娘が幼稚園で作ったのもあるがどう見ても俺には小さい。

他に何かないかと探してみると
正月頃にマイミクのなすさん夫妻が遊びに来た時に
彼女の旦那が何故か土産に持ってきたお面があった。

…まぁ赤いし強そうだしツノもあるしで
だいたい合ってる気がするからコレでいいや。
伝統文化、いきなり適当。

娘は要領を得ているので喜んで豆を投げつけて来るが
息子は「ゴー!!オン!!」とか叫びながら武器玩具で直接殴りかかってくる。
貴様に許された武装は豆のみだと言うのに卑怯なり。

散々闘った後で残った豆を慣習に乗っ取り歳の数+1だけ喰らう。
だが3個と7個しか支給されない子供達から
38個も手にしている俺との収入格差に対して
格差是正と公平収入を求める批判運動が巻き起こる。
俺がそんなん知るか。
自分達の幼さを棚に上げてどっかの怪しげな村人みたいに
社会が悪いだの国が悪いだのと勝手にほざいてろ。

だが俺はその喧騒の影でマイワイフがさりげなく
己の豆の数を故意に少なめに経歴詐称申告していたのを
実は見逃してはいない。