2ヶ月ぶりに、また松江にやってきました。猛暑の中でしたが、今日は生徒指導教育相談研修ということで70名以上の方々が参加して下さいました。今は、世間的には大津の問題が大きく取り上げられ、いじめに関する関心が高まり、学校教育への厳しい視線が投げかけられるところです。こんな時の教育相談研修ですので、参加者の皆さんの参加度というものも高かったと思います。研修時間を3時間まるまるいただいていたのですが、何とかゴールまで滑り込んだという状態でした。ですので、今日はアサーションの展開と聴き方の部分を簡単に済ませて、「依存的なあり様」から「主体的なあり様」へという部分までなんとか到達しました。最後まで行きましたので、ご質問もたくさんいただきました。お応えさせていただきましたが、不十分なところもあります。また、コメント欄に書き込んでいただきましたら、ご返事させていただきますので、よろしくお願いいたします。
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今回はいじめの図式やロールプレイなど興味深く聞きました。8月22日が楽しみです。
よろしくお願いします。
展開が速くこてこてでした。面白く聞かせてもらいました。
ほどよい参加型なのが夏休みは一番です。ありがとうございました。
ありがとうござぃました!!
人とのかかわりが強くなる集団づくりを心がけたい。
(深美です・・・んー。何なのでしょう。このことだけでは、何とも言えないのですが、とりあえず、私の考えを書いてみますね。実際のアサーションが可能になるのは、自己認知ができなければ無理です。従って、小学校3年生くらいからでないと、相手のことを想像するということがちゃんとできません。しかし、アサーションのベースとなると、全く違ってきます。それは、脳科学的に言いますと、3歳くらいまでに脳のシナプス〈神経〉のネットワークが完成してしまいます。ですから3歳までの体験と経験というものは、人間の成長にとってすごく重要な事なんです。ですから、幼児期には保護と愛情をたっぷりとかけなければなりません。それが理想です。しかも、その愛情とは、「条件付きの愛情」ではなく「無条件の愛情」です。このように育てられた子は、アサーションのベースというものができてくるのですね。まず、両親がアサーティブであるといことが、子どもへのモデルとして理想的ですし、そんな両親を子どもは見て(観察)真似(体験)して育ちますから、あえて、「アサーションの技法」と言わなくても、自然にアサーティブになるのです。実際、教室の中の子どもたちの中には、自然とアサーションを使っている子がいます。そんな子は、そんな条件の下で育ったということなのでしょう。ですから、私の考えで言いますと、「必ずしも必要がない」という説明から想像される事は、アサーションを「あり様」としてではなく、「技法」としてとらえているのかもしれませんね。)