私の結婚生活と共に歩んだヌカ床さん、50周年を迎えました。
昭和42年にこの家に嫁ぎ、実家の母の真似をしてヌカ床をつくり、以来ずっと丹精してきました。
よくぞ続いたものだと我ながら感心しています。
床がゆるくなるとヌカを足し、塩を足し、コップに残ったビールを入れ、真夏には3回くらいかき回しました。
かの方が逝ってからは、ちょっと気が抜けましたが、何とかつなぎました。
サラダ感覚のお漬物が多い中、かかせないご飯のお供になっています。
そろそろ酒まんじゅうのシースンが終わります。
発酵器に入れたり、日向にだした車の中や、こたつに入れたりして冬でも作ったものですが、
今は自然の気温のままに発酵させてつくるものですから、9月いっぱいくらいで、来年の4月頃まで
お休みです。
ところで、おまんじゅうを膨らませるお酒ですが、ご飯と麹と水を入れて発酵させるのですが、
ま、ドブロクみたいなものです。
↑画像はもう発酵が終わってお酒になっている状態ですが、
下のほうが少し色が濃いですが、これはご飯がやわやわではありますが、粒がのこっている状態です。
通常はこの液を濾して、つぶつぶがない状態にするのですが、私は濾さないでこのままで小麦粉をこねてしまいます。
なんら出来上がりにかわりがないので、濾す必要はないように思います。
まんじゅう酒を発酵させる方、ひと手間省いてもよさそうですよ。
↓今回も、たっちゃん御用達の餡なし、コッペパン風甘納豆入りです。
↓茄子と豚肉をピリ辛に炒めていれてみました。
お嫁ちゃんに喜んでいただきました。
ほうれんそうや小松菜を蒔こうかと、すっかりくたびれた夏の野菜を片づけようとしましたら、
ピーマンだけはまだ青々。
いっぱいなっていました。
どなたかに差し上げようと辺りを見回しましたら、どこでもピーマンだけは青々。
そんなわけで、とってきました。
これで半分です。
これはもう佃煮にするしかない。↓
友人からイチジクをいただきました。
我が家では日本イチジクしかないので、この種類はうれしいです。
↓コンポートにしました。
冷凍にしておくといいですよね。
勝手口で友人の声。
ミョウガ、いただいたわよ~。
少し置いていくね~。
きれいに洗って置いてありました。
先日も沢山置いてありました。
どなたさまが置いてくださったのか、ありがとうございまーす。
↓それならばと、茄子ときゅうりとしょうがで、梅を漬けた時の赤しそ梅酢でシバ漬けを漬けました。
京都のシバ漬けと同じくらいおいしく漬かりましたよ。
8月に入って雨が多かったせいか、里芋が見事に成長していました。
早速、茎の部分(八つ頭で茎が赤い)をとってきて、
↑湯がき、
↑皮をむいて、
↓ごま酢みそだれで和えました。
そう、ずいき、です。
八つ頭の茎、芋がらは干して保存し、貴重な保存食になります。
昔は、家々の軒に芋がらが干された光景がよく見られました。
芋がらは、戻して油揚げなどと炒め煮にしたりして食べたものです。
地味な食材ですが、こんなのが好きなんですよね。
庭のお花ですが、
この時期に睡蓮が一輪ひっそりと。
消えてしまったと思っていたネジ花が一輪。
この花? タマスダレというんだそうです。山小屋さん、ありがとうございます。
リンドウ
ミズヒキ 紅白で共演です。
今週のお稽古は、先週と同じ。
違うのはお床のお花とお菓子だけです。
紅白のミズヒキとリンドウ、ワレモコウ。
うさぎさんのじょうよまんじゅうです。
先週とちがって、今週は、あれもしよう、これもしようと思っていたことを、シャカリキに動いてしまいました。
先週のことを払拭したかった。
疲れちゃいましたー。
おん年73歳、年寄りだったこと忘れていましたー(笑)
ゲンコツに息ふきかけて、ハーッ、頭にコツンです。