ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

シャトー・アントニャック ラ・クロズリー・デ・リ ピノ・ノワール 2012

2014-04-20 | ラングドック/南西地区/マディラン
La Closerie des Lys Pinot Noir Limoux 2012

実は、このワインを飲む前にカーネロスのル・レーヴ2007をグラス1杯半分の残りで状態確認をしました。開栓して2週間が経ちましたが、流石に泡は抜けてスティルワイン状態でした。でもカリシャルの'07は、優良年故もあってかこれが大層美味い。比較確認用にグラス一杯残していたシャブリのピエレレよりも遥かです。想像するに、熟成による至福の時を期待するのに何年寝かせればいいのか。 ・・・今でさえ7年目ですからあと8年で15年は最低条件なのかな・・・ アッチャー またセラーが満杯 *_*;;

さて本題のワインは、値段からイメージできない良い味わい。流石に香りは今一歩ですが・・・。柔らかい渋み、価格から樽はないだろうと思いきや、味わいに古樽を感じてフィラディスWEBを調べると50%もあるじゃないですか。このクラスには不要と思っていましたが、新樽か古樽か不明にしろ、少しあるほうがいいのかもしれません。VT'12でこれだけ飲めますから、恐らく古樽がほとんどだと思いますが、まあ熟成ではなく若飲みを考慮しての造りなのでしょう。

<フィラディスの情報>
AOC: Vin de Pays d'Oc
品種:ピノ・ノワール100%
熟成:バリック(50%)&ステンレスタンク(50%)5ヶ月
コメント:
リムーのオート・ヴァレ地区の粘土石灰土壌と標高500mという高地の涼しい気候により、南仏でありながらブルゴーニュを思わせるピノの美しさが活きる。ブラックチェリーのフルーティさに黒いスパイスのほのかな香り。たっぷりと詰まった旨みやエキスに魅了される芳醇なピノ・ノワール。



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