ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ニコラ・ジョリー サヴニエール クロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン 1998

2013-08-24 | ロワール
Nicolas Joly Savvennièrres Clos de la Coulee de Serrant 1998

随分久しぶり ・・・フランスで開栓して以来10年以上ぶりか?・・・ の開栓です。
熟成20年程度で開けようと思ってましたが、まあええかって5年も早く開けちゃいました。 ~_~;

当時のわたしのワイン知識では、この開栓時期が難しいと言われるワインの飲み方は良く分かってなかった。けれども、兎に角味わってみたいの一身で3-4年物での開封だったかと。故に、当時の情景を思い出せばメチャクチャな若飲みで、単純に葡萄汁がやたら甘いなあというワインでした。

そう、開栓したのはVintage1992だったかと思います。セラーにはVT92は後1本しかないのですが・・・・・。勿論、液体の色調は薄めでしたから、今日のような黄金色には程遠かったですね。

このVintage1998は、運よく甘めのモワルー系ではなかったようで、程よい甘みと酸味でバランスが最初から素晴らしくて、舌鼓を打っています。確か、開栓して1~2日置いてから飲んだほうが良いとか言われてたような・・・・・ でも既にメチャ旨です。ま、15年、これがシュナンの熟成かと・・・・・ ある種、先般のBeaucastel Blanc VV 1999 に近い感動があります。

そう言えば、今年4月にパリのワイン会、Espace-Vineuxの先輩のご自宅でVintage1996(このワインだけ撮り忘れ ^^;)を飲ませてもらったのを覚えていますが、その時のVT96は若干シェリーが入ってきていたのを思い出しました。N・ジョリーは、モワルーになるくらい遅摘みしますから推して知るべしでしょうか。

いずれにしても、VT98はいいピークで開けたかと思います。



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