ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

フランソワ・ジョバール ムルソー レ・ティエ  2005

2010-12-10 | ムルソー
François et Antoine JOBARD MEURSAULT LES TILLETS


襟を正すようなきりっとしたミネラル感と酸味が強い
ただそのミネラル感が
鋼のような堅さや切れ味のような味わいに感じます
多分、明日明後日になれば
白ワインとはこうあるべきだと言わんばかりになるのでしょうか?

現段階では
ミネラル感に相まって鞣革香をたっぷり醸すその姿は艶かしさがあっていいのですが
何分にもVintage2005の割にガチガチで・・・・葡萄の強い年だから尚更か
解けてくるまでは想像の域を出ない・・・・・初日の印象では若飲み厳禁ワインかも

長熟とは聞いているので、VT05でもこんなものかと何も驚きはないのですが
恐らくは10年熟成させてなんぼのもんと言うところなのでしょう
長熟系と言われるムルソーらしいワインなのかもしれません
まあ其処まで待ってやっと厚みのあるコクや複雑味のバランスが取れて
本当の姿が見えてくるワインなのでしょう

・・・と言っている内にもトロミ感が増してきて
ただ初日は酸が全面に出過ぎて、果実味が弱いのが気にはなりますね
まあ2日目の変化に期待しましょう

<2日目>
角張ったミネラリーな酸が随分と丸くなってきて
ほんのりとした甘味が少し出てきました
明日以降の変化にもっと期待したいですね・・・・恐らく5日後あたりが(*^_^*)だろうか
未だ若い甘酸っぱいマンゴフルーツ味が出てきている

<4日目>
2日目と変わらない
コシュ・デュリのVintage1990ACブルと似かよっている
硬質の酸にチラホラ出てきている果実味はジョバールの方が果実味があって好み
5日後といいましたが、10日間は変化を見ていきたいなあと思います
ボトル1/3を残して徹底的に見てみたくなりました ・・・・・ 面白くなりました(*^_^*)

<5日目・7日目・10日目>
別掲のブログ記事参照




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