梅香のつれづれ日記

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今井町町並み保存会会長を引退してからの活動!

2022-12-01 22:20:21 | 梅香語録

四半世紀にわたる今井町町並み保存会の活動はこの4月で会長職を引退し、今は古民家阿伽陀屋若林亭を基地にして自然農法・庭木の剪定などを通じて、荒廃が進んでいる農業(特に米造り)・日本庭園の手入れ・古民家の活用に結び付く木工の指導や、再生に熱中する日々を過ごすようになってきた

古い町並みが宝物だ、という意識にまで高めてきた半世紀に及ぶ町並み保存も、日本中で高い価値観に代わるようになってきて、今井町もいつもその最先端を走れるようになり、住民の保存意識も高くなったので、次のステップである保存した建物の中は、「健康によい予防医学の宝庫である」という考え方を注入するのに傾注したくなり、奈良医大とのコラボを試み、自然農法で無農薬の食を意識するようになり、日本庭園の復活で付帯する茶道や食に寄与し、都市緑化の推進で地球温暖化防止に貢献できる環境の保持など、高齢化社会に役立つ環境の保持活動に余生を傾注しようと発起し始めた

なかでも漆工芸は、京都の伝統工芸士柴田師匠に出会って、木工と漆を絡めた健康な環境づくりへの熱が相当高いものになってきた

これまでの約2年間で手掛けてきた漆に関係する木工品の再生や作成の主だったものは、今井町にはすでに姿を消して久しい職業の、復帰の気づきになるものばかりであるが、おそらくそこまで気づく人は少ないだろう

これは私が町並み保存に手掛け始めたころと同じように、10年以上のスパンがなければ理解してもらえないかもしれないが、根気よく知らしていきたい生活態度の改変版である

今回はこれまで阿伽陀屋若林亭の工房から生まれた漆・木工製品の1部を列挙してみます

また先走りするバカが走り始めたなと笑いながら読んでください

 


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