好奇心全開!!遊行期を遊ぶ

 遊行期も今から上り坂、やっと命の不思議に目覚めたような感じです。
 玄牝の門を敲きます。

憲法改正草案、4月末までに「試案」 自民の推進本部

2004-12-30 00:22:20 | 時事問題
 もうひとつの絶叫。絶叫すればするほど周りはしらける、そんな状況を作ってはならないが、もう、絶叫しかないほど焦眉の急を呈している現実。
 < 自民党の新憲法制定推進本部(本部長・小泉総裁)は来年4月末までに、憲法改正草案の「試案」をまとめる方針を決めた。5月3日の憲法記念日の直前に公表することで、党内外で憲法論議を盛り上げる狙いがある。1月24日に起草委員会(委員長・森前首相)の初会合を開き、テーマごとに設けた10の小委員会で具体案を検討する。
 起草委員には幹事長経験者を加えることとし、加藤紘一、古賀誠、安倍晋三の3氏が参加する。党外から有識者の起用も検討している。
 起草委のもとには、総裁と衆参議長経験者でつくる「顧問会議」を設置。中曽根康弘、海部俊樹、宮沢喜一、橋本龍太郎の元首相と、綿貫民輔前衆院議長、倉田寛之前参院議長の6人で構成される。
 党幹部の一人は「改憲の実現性を高めるため、各界、各年齢層、各政党と十分に話し合える草案をつくらなければならない」と語り、憲法改正について民主党と協議する機関の設置も検討している。
(12/29 14:32) 朝日>
 自民党が50年かけて共同体の細部にわたって体制づくりをしてきた「日の丸・君が代」体制がいよいよ憲法改正として俎上に上がる。もはや「改正」が前提だ。・・・「護憲」の砦を今から構築できるか・・・。構築していくほかないのだ。

指名手配の共犯容疑者逮捕 千葉・茂原の女子高生殺人

2004-12-30 00:02:25 | 時事問題
 < 千葉県茂原市の県立高校定時制2年高中香織さん(17)が、同県東金市の旧ホテル敷地内で殺害され、遺体が大型冷蔵庫に遺棄された事件で、県警は29日、殺人と死体遺棄の疑いで指名手配していた茂原市出身で住所不定、職業不詳神明勝信容疑者(21)を埼玉県上尾市内で逮捕した。神明容疑者は容疑を認めているという。
 千葉県警捜査1課などの調べでは、神明容疑者らは22日午前4時半ごろ、JR茂原駅南口で、強盗目的で高中さんと同級生(17)を襲った後、高中さんだけを約20キロ離れた廃屋の旧ホテル敷地=東金市油井=に連れて行き、電気コードで首を絞めて殺害した疑い。
 同課によると、神明容疑者は茂原市下永吉、無職斎藤義仁容疑者(20)ら4人=殺人などの疑いで逮捕=の遊び仲間。神明容疑者は上尾市内の知人男性が借りているアパートに潜伏していたところを、捜査員が発見した。
 調べに対し、斎藤容疑者らは「強盗の時に顔を見られたので、口封じのために殺した」と供述しているという。
(12/29 21:10) 朝日>

 もう言葉を失っているときではない。「きつい」「せからしい」「ムカツク」「キレル」という中高生達に話しかけていかなければならない。大人が自らの体験を語って子ども達とつながっていかなければならない。仁は少なくとも目の前の生徒達には伝えていこうと思う。もうほとんど絶叫に近いが、伝え続けていく。


芥川さんに「死をすすめた」話

2004-12-29 23:50:05 | Weblog
 青臭会の冬の旅行は別府だった。29日毛利さんの推奨で臼杵の街を歩いた。
 野上弥生子さんの生家で野上さんのこんな文章を読んだ< ・・・その日は夫もひまであったので芥川さんは長話をした。彼は心身の衰へを嘆いた。話の間でも人の名前を容易に思ひ出せなかったりした。斯う云うことはこれまでの芥川さんには見ないことであった。どうも頭が悪くて、何度もさう云ひ、はたきのような長い髪毛をかぶった頭を傾けた。
 家に関する内輪話を聞かされたのも、その時がはじめてであった。年寄りを幾人も抱へて大抵ではないと云ふ愚痴も出た。併し、彼のやうな行き方をしてゐる文人なら、貧乏をするのはむしろ当然だ、と云ふ結論・・・>芥川さんに「死をすすめた」という文章だった。重かった。芥川さんの心に入ってみようと思ったが、辞めた。今は、そんな時ではない。・・・うさぎのそば屋さんで夢二の絵に囲まれながら、<新しい人の方へ>を考えていた。

詩人の石垣りんさんが死去 「表札など」でH氏賞

2004-12-26 21:51:56 | コラム記事
 <鍋や釜、表札など日常的な言葉を使い、働く女性の生活意識とヒューマンな社会感覚に根ざした作品を発表した詩人の石垣りん(いしがき・りん)さんが26日午前5時35分、東京都世田谷区の病院で死去した。84歳だった。葬儀は故人の遺志で行わず、後日「さよならの会」を開く。事務局は杉並区和泉3の25の1の童話屋。
 20年、東京・赤坂生まれ。34年に高等小学校を卒業して日本興業銀行に入り、75年の定年まで勤めた。
 戦後は職場の労働組合で文化活動に携わり、組合の壁新聞や機関誌などに精力的に詩を発表して、銀行員詩人と呼ばれた。
 59年、第1詩集「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」を出版。68年に出した第2詩集「表札など」でH氏賞を受けた。
 72年にアンソロジー「石垣りん詩集」で田村俊子賞。79年に「略歴」で地球賞。84年「やさしい言葉」を出した。ほかにエッセー集「ユーモアの鎖国」「夜の太鼓」「詩の中の風景」などがある。00年から02年にかけて絶版だった詩集4冊が相次いで復刊され、詩集としては異例の売れ行きをみせた。教科書にも作品が数多く採用されている。
 今年6月から体調不良で入退院を繰り返していた。
(12/26 20:10) >
 貧しい仁の履歴の中に石垣りんさんがはいっていない。余生に入って履歴の貧しさを悔やんでも仕方がない。履歴はゼロでもマイナスでも今日一日を豊かにハッピーに生きることもできるんだということを知りたいし、創りだしていきたいと思っている。
 『ゼロの豊かさ』なんて詩を創ってみたいものだ。

はじめまして・・・極日常的な生き方を

2004-12-26 17:45:03 | 時事問題
 はじめまして、風間翔です。
 ブッシュが異常ではない世界感覚がどうも解せない。この感覚と社会事象としての凶悪犯罪は同じ現象なのかもしれないと思ってしまいます。あるいは3万400人の自殺者の存在も同じなのかも・・・。そして恐ろしいことは、同じ精神状況が普通に生きている自分自身をも実は包囲しているんだということです。ボーダレス人間の蔓延する世界を、破壊される地球環境と同じ地平で防衛する価値観を再創造しなければなりません。
 少私寡欲。もう昔から在る価値観ですけれど、これが人をサポートしていける基盤として再認識される必要があるのでしょう。聖人君子になる必要はちっともありません。当たり前の、あるがままの生活現実を受容できていけばいいだけのことなんです。「もっと・・・」を抑えて、「これでも幸せ」・・・そういえればいいんですよね。
 そんな当たり前の生活に戻ることを実行していきたいと願っています。