24年度から、訪問看護の診療報酬が変わりました。
まず、24時間連絡体制であることを条件に、20分の訪問看護が285単位から316単位に増えました。
これって、どういうときに使うのかな??
緊急訪問が多いのか、もしくは巡回型を意識しているのでしょうか?
うちのステーションでは、20分の訪問看護は未だありませんが・・。
ちなみに、30分は472単位とアップ。90分は1138単位と60単位も下がってしまいます。
90分しかとりません!というようなステーションもあると聴きましたが、これはかなり痛手です。
近年、訪問看護ステーションの形態で、訪問リハビリを行う事業所が、訪問看護より短い時間で回数をかせいでいるために、介護保険をかなり圧迫していることが、実は問題になっているそうです。
たとえば、訪問看護30分から60分では830単位ですですが、看護師はほとんどの場合時間いっぱいケアを提供しますし、患者さんからも時間いっぱいのサービスを望まれます。
でも、訪問リハの場合、多くは最初の契約で訪問リハビリ40分で契約をするので、請求は60分でも実質40分で抑えて、その分訪問の回数を増やせるから、一日の訪問は訪問看護より明らかに多く回せるわけです。
これでどんどん訪問すれば、月の訪問件数は相当な回数になります。
なので、近年病院立の訪問リハが、訪問看護リハビリステーションに早変わりするところもたくさんありました。
さすがに、これがものすごい件数となり、介護保険を圧迫したためか、訪問看護ステーションからの訪問リハは。一回当たり20分を316単位とし、2回訪問にした場合は2回目を90/100としました。
実は、ずっと不公平感を持っていましたが、これで少しすっきりしました。
そもそも、訪問看護と訪問リハでは役割分担が違うのだから、一緒にすること自体無理があるのだと思います。
加算に関しては、ターミナルケア加算の算定要件を、見直していく。と言う事だそうです。
これから、在宅看取りを増やしたい、国の配慮とでもいう事でしょうか。
うちは、ターミナルの方が多く、昼も夜もない勤務をやっているのでありがたいことです。
すごくありがたいのが、退院時共同加算600単位が新規に加算されることです。
今まで、特別管理を要するものだけに退院時の訪問は認められていました。
今まで退院日の受け入れや、状況確認などに無料で訪問していましたが、私たちの役割を理解していただけたと思うと、うれしいですね。
そして、すでにヘルパーでは認められていた初回加算。
これも300単位の加算が認められました。
介護保険のサービスは、実は訪問すればいいわけではなくて、その裏で山ほどの書類を書き、あちこちにそれを送り、ケアマネとの調整やら医療機関との調整やらをしなくてはいけないものなので、これも訪問看護の仕事を認めて頂けたのだと思います。
もうひとつ、大きく変わったのが特別管理加算と緊急時訪問看護加算が、介護保険の区分支給限度額の算定対象外となったことです。
訪問看護は、ただでさえ単位数が大きいので、ケアマネさんに敬遠されがちです。
さらに、特別管理加算(特別な管理の内容により250単位か500単位)と、緊急時訪問看護加算540単位と、限度額をどんどん圧迫してたのですが、この二つが単位を圧迫することなく加算できることになりました。
ここまでが、現行の訪問看護に関することで、あとは「看護・介護職員連携強化加算」250単位
そして、定期巡回型・随時対応型訪問介護看護事業所との連携に関する評価と加算です。
これに関しては、うーん、ちょっと動向を見なければわかりません。
定期巡回型・随時対応型訪問介護看のまるめの報酬が、人件費を賄えるものであるのかどうかは、はなはだ疑問です。もちろん人材の確保すら、難しいかもしれませんね。
ということで、実際やってみないとわかりませんが、この加算が1割とはいえ実質患者さんからいただくものである以上、それに見合った内容のサービスでなければいけません。
訪問看護の存続もかかってくるものですから、冷静に判断しながらより良い看護を提供しないといけませんね。
まず、24時間連絡体制であることを条件に、20分の訪問看護が285単位から316単位に増えました。
これって、どういうときに使うのかな??
緊急訪問が多いのか、もしくは巡回型を意識しているのでしょうか?
うちのステーションでは、20分の訪問看護は未だありませんが・・。
ちなみに、30分は472単位とアップ。90分は1138単位と60単位も下がってしまいます。
90分しかとりません!というようなステーションもあると聴きましたが、これはかなり痛手です。
近年、訪問看護ステーションの形態で、訪問リハビリを行う事業所が、訪問看護より短い時間で回数をかせいでいるために、介護保険をかなり圧迫していることが、実は問題になっているそうです。
たとえば、訪問看護30分から60分では830単位ですですが、看護師はほとんどの場合時間いっぱいケアを提供しますし、患者さんからも時間いっぱいのサービスを望まれます。
でも、訪問リハの場合、多くは最初の契約で訪問リハビリ40分で契約をするので、請求は60分でも実質40分で抑えて、その分訪問の回数を増やせるから、一日の訪問は訪問看護より明らかに多く回せるわけです。
これでどんどん訪問すれば、月の訪問件数は相当な回数になります。
なので、近年病院立の訪問リハが、訪問看護リハビリステーションに早変わりするところもたくさんありました。
さすがに、これがものすごい件数となり、介護保険を圧迫したためか、訪問看護ステーションからの訪問リハは。一回当たり20分を316単位とし、2回訪問にした場合は2回目を90/100としました。
実は、ずっと不公平感を持っていましたが、これで少しすっきりしました。
そもそも、訪問看護と訪問リハでは役割分担が違うのだから、一緒にすること自体無理があるのだと思います。
加算に関しては、ターミナルケア加算の算定要件を、見直していく。と言う事だそうです。
これから、在宅看取りを増やしたい、国の配慮とでもいう事でしょうか。
うちは、ターミナルの方が多く、昼も夜もない勤務をやっているのでありがたいことです。
すごくありがたいのが、退院時共同加算600単位が新規に加算されることです。
今まで、特別管理を要するものだけに退院時の訪問は認められていました。
今まで退院日の受け入れや、状況確認などに無料で訪問していましたが、私たちの役割を理解していただけたと思うと、うれしいですね。
そして、すでにヘルパーでは認められていた初回加算。
これも300単位の加算が認められました。
介護保険のサービスは、実は訪問すればいいわけではなくて、その裏で山ほどの書類を書き、あちこちにそれを送り、ケアマネとの調整やら医療機関との調整やらをしなくてはいけないものなので、これも訪問看護の仕事を認めて頂けたのだと思います。
もうひとつ、大きく変わったのが特別管理加算と緊急時訪問看護加算が、介護保険の区分支給限度額の算定対象外となったことです。
訪問看護は、ただでさえ単位数が大きいので、ケアマネさんに敬遠されがちです。
さらに、特別管理加算(特別な管理の内容により250単位か500単位)と、緊急時訪問看護加算540単位と、限度額をどんどん圧迫してたのですが、この二つが単位を圧迫することなく加算できることになりました。
ここまでが、現行の訪問看護に関することで、あとは「看護・介護職員連携強化加算」250単位
そして、定期巡回型・随時対応型訪問介護看護事業所との連携に関する評価と加算です。
これに関しては、うーん、ちょっと動向を見なければわかりません。
定期巡回型・随時対応型訪問介護看のまるめの報酬が、人件費を賄えるものであるのかどうかは、はなはだ疑問です。もちろん人材の確保すら、難しいかもしれませんね。
ということで、実際やってみないとわかりませんが、この加算が1割とはいえ実質患者さんからいただくものである以上、それに見合った内容のサービスでなければいけません。
訪問看護の存続もかかってくるものですから、冷静に判断しながらより良い看護を提供しないといけませんね。
訪問看護の療法士訪問について、元々純粋な訪問リハビリと単位の整合性が全く取れていなかったので、こぶたさんの仰ることはもっともだと思います。
ただ、これまで訪問リハビリがいかに普及していないかを考えると・・・。これからは今までのように訪問看護ステーションで療法士を採用していくのは厳しいでしょうし、「訪問でのリハビリ」は全体で縮小傾向に、サービスあって供給無しになっていってしまわないか心配です。
私は、病院からの訪問リハビリを利用することが多いのですが、その数が減っています。
また、指示書を1か月ごとに出してもらわなければならず、大きな病院はそれをすごく嫌がります。
なので、指示書が訪問看護と同じで、半年とか期間がある訪問看護ステーションからのリハビリは、利用しやすいと思います。
でも、やはり整合性は全く取れていないし、リハビリ独自の時間設定や業務内容の検討は必須だと思います。
40分と60分の差はとても大きいですからね。
訪問看護でも、処置とか指導だけで実際の清潔援助は家族まかせ、40分程度で回数をかせぐようなステーションもあるらしいという話も聞いたことはありますが・・。
そういう、サービスの質そのものを下げるような事業所への指導は、どこがしていくのでしょうね。
あと、訪問リハビリに変わるものとして、訪問マッサージがやたらたくさん出来ていますね。
この内容に関しては、どこまで専門性があるのか、よくわからないでなかなか使えないでいます。
浣腸での排便・口腔ケア入浴がない時は清拭もしてもらう訪問介護と車椅子に座って間接運動をしながらビデオ鑑賞をしてる訪問リハがが同一単位ってずいぶんだなーって思ってました。
でもリハの先生が来てくれることによって家族がリハビリするのを一回休めるのでそれはそれで助かってる状態です。ショート使用などで単位がオーバーしそうになると真っ先に訪問リハが切られます。
>サービスの質そのものを下げるような事業所への指導
ケアマネはそもそも訪問看護に敷居の高さを感じている人が少なくないらしいので、そのような事業所はそもそも敬遠されるかと・・・?
>訪問マッサージがやたらたくさん出来ていますね
訪問マッサージも医師の指示書?がないと診療報酬で算定できないので、事業所にはたいてい提携する医師がいますね。ただ、その場合はあくまでも「訪問マッサージを利用するため」でしか診ていない(アリバイ工作?)こともあるように感じたことがあります。
そもそもの、例えば整形の主治医とかが必要性を認めて指示を出してくれれば、モニタリングになるんですけどね。ただ、整形の先生は訪問マッサージの指示を出したがらない人が多くて。
24年4月からですね。
ともさんの言う通り、実は現状の訪問リハは、何かあれば真っ先にキャンセルになってしまうサービスです。
熱が出たとか、調子が悪いとか、無理にリハビリをする人は少ないですから、その穴埋めがすぐにできるように回すには、やはり頻回訪問が必要なのかもしれません。
また、訪問マッサージは、あくまでマッサージ師で、療法士ではありませんよね。
でも、内容は療法士の指導を受けた人が、リハビリをしますとうたっています。
これって、専門性を考えるとどうなんでしょう??
柔道整体師は国家資格ですが、保険のきく整体治療院も、治療内容にすごく制限がありますよね。
マッサージは、リラグゼーションで、身体をほぐす効果は絶大ですが、治療としてのリハビリと同じ扱いでいいのかなぁ・・。なんか、グレーゾーンなのがしっくりきません。
考えすぎでしょうか・・。
看護師も国家資格で、すごく厳しいカリキュラムを経てなるのものなので、ちょっとこだわってしまいました。
なかなか難しい問題ですよね。
需要と供給のバランスを考えれば、いずれもありなんでしょうけれど。