滝川薫の未来日記

スイスより、持続可能な未来づくりに関わる出来事を、興味がおもむくままにお伝えしていきます

締め切り間近! ドイツ・スイスのエネルギー自立視察セミナー 7月13~20日

2014-05-03 10:06:21 | お知らせ



今日は締め切り間近の視察セミナーのお知らせです。

MIT Energy Vision社では、7月13~20日に、ドイツ・スイスにて、エネルギー自立のパイオニア的な自治体や再生可能エネルギー企業を訪問する視察セミナーを開催致します。

訪問するのは、市民が作った電力会社のシェーナウ電力、市民出資の再生可能エネルギー会社ソーラーコンプレックス社、ドイツ大手の再生可能エネルギーディベロッパーjuwi社、100%再生可能エネルギーのバーゼル都市エネルギー公社といった、エネルギー自立運動のパイオニアたち。これらの企業の取り組みについて学び、施設を見学します。

またエネルギー自立地域のライン・フンスリュック郡や、環境首都フライブルク市では、政策のレクチャーの他に、再生可能エネルギーだけでなく、省エネ建築や気候保全プログラムについても見分します。視察の合間には、黒い森の持続可能な林業の散策や、ワイン造り農家での試飲、著名建築家によるアートミュージアムの訪問、オーガニック&エコホテルの滞在も組み込まれています。

欧州中部のエネルギーヴェンデ(大転換)の今を、直接肌で頂ける、内容の濃いプログラムとなっています。案内・解説は、現地在住、環境ジャーナリストの村上敦、池田憲昭、滝川薫の三人が手掛けます。

締め切りは5月10日まで!! 参加ご希望・申し込みの方は下記までメール下さい :
takigawa@mit-energy-vision.com (滝川)
※ご一報頂けましたら、詳細のパンフレットをメールします。

少数精鋭で勉強して頂く視察コンセプトのため、定員まで残り数名となっております。定員に達し次第、募集を締め切らせて頂きます。なお、MIT Energy Vision社では10月にも視察セミナーを企画しておりますが、こちらの方は早くも満席になっております。

プログラム概要と費用のご案内は下記の通りです。



MIT 中欧視察セミナー No.7

再生可能エネルギー、市民出資、エコ建築、持続可能な森林資源利用

2014年7月13〜20日 (セミナー6日間)

主催:         MIT Energy Vision GbR (ミット•エナジー•ビジョン)
開催場所:     ドイツ、スイス
対象者:        エネルギー、建築、農林業の専門家、従事者、市民団体、学生、企業など
定員:           10人
参加費用:   シングル部屋希望者  2550ユーロ
                  ツイン部屋希望者     2400ユーロ
※ 参加費用のなかには、コーディネート、専門ガイド、レクチャー、専門通訳、外部講師、現地交通費、宿泊(朝食付き)の代金が含まれています。
※ 朝食以外の飲食代は、現地にてお支払い願います。
現地集合、現地解散のセミナーです。日本ードイツの往復の飛行機、ならびに集合・解散前後の現地移動、宿泊等は参加者各自で手配願います。


プログラム概要


7月13日(日) 現地集合、移動、夕食•歓談 
19:15 フランクフルト空港第1ターミナルの到着ロビーBのミーティングポイントに集合
ホテルへ貸切バスで移動


7月14日(月) 人口10万人のエネルギー自立地域ライン・フンズリュック郡 
・ ライン・フンズリュック郡長ベルトラム・フレック氏のプレゼン
   「エネルギー自立地域ライン・フンズリュック郡の気候・エネルギー政策」
・ ライン・フンズリュック郡事例視察 剪定材による町中心部の地域暖房、
   村の組合式地域暖房(木質バイオ) 学校
・公共建築の省エネ改修、ゼロエミッション化・・など


7月15日(火) 大手再生可能エネルギーのディベロッパーjuwi社訪問
- juwi社のエコオフィスでプレゼン「Juwi社と再生可能エネルギーについて」
- juwi社のメガソーラー・風力パーク案内
- シュヴァルツヴァルト(黒い森)へ移動


7月16日(水) 革命児シェーナウ電力と森林のカスケード利用 
- シェーナウ市民電力組合訪問、レクチャー
- フライバッハの森を散策しながら持続可能な森林利用・多機能林業
- ライン平野のワイン農家訪問、試飲(夕⾷込み)


7月17日(木) 環境首都フライブルク市
- エコ住宅地ヴォーバンの町づくり、交通、エネルギー
- コージェネプロジェクト、省エネ建築
- レクチャー「ドイツのエネルギー政策」


7月18日(金) バーゼルの都市エネルギー公社と著名ミュージアム
- 先進自治体エネルギー公社であるスイス・バーゼル都市州の公社でレクチャー
  「都市公社による100%再生可能エネルギー取り組みとエネルギーアドバイスサービス」
- 美術館バイエラーミュージアム(自由) 、レンゾ・ピアノ設計
- 新コンセプトのアートコレクション保存庫シャウラーガー訪問(入場込)、
  ヘルツォーグ&ド・ムーロン設計


7月19日(土) 市民エネルギー会社ソーラーコンプレックス
- 市民出資の再生可能エネルギー会社ソーラーコンプレックス社でのレクチャー
- ソーラー住宅地エンゲン
- バイオエネルギー村ビュージンゲン町の地域暖房(大型太陽熱温水器と木質バイオ)
- ボーデン湖地方のオーガニック・エコホテルに宿泊


7月20日(日) フランクフルト空港へ
バスでフランクフルトへ移動 16:30頃着フランクフルト空港着・解散


お問い合わせ:
MIT Energy Vision 社、滝川薫まで
takigawa@mit-energy-vision.com


MIT Energy Vision GbR (ミット•エナジー•ヴィジョン社)について
ミット•エナジー•ビジョン社は、日本のエネルギーシフトを中央ヨーロッパから支援することを目的に、欧州在住の村上敦、池田憲昭、滝川薫が2012年3月に設立しました。 私達のビジョンは、地域や住民が主体となって実現する、100%再生可能エネルギーによる社会づくりです。 中央ヨーロッパには、 再生可能エネルギーと省エネルギーに関わる成熟した技術、ノウハウ、経験、政策、コンセプトがあり、それらは日本のエネルギーシフトを強力に効果的にサポートできるものだと考えています。 ドイツ•スイスを拠点とした10年以上にわたる環境/エネルギー分野でのコンサルティング、執筆活動により蓄積した欧州ネットワークと専門知識、言語能力を活かし、日本社会の需要にマッチしたプロフェッショナルなサービスを提供します。 中央ヨーロッパと日本の人々が共に力を合わせることにより、日本のエネルギーシフトを加速、実現していくことを目指します。
 www.mit-energy-vision.com

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