川崎XP-1

　私は現在、神奈川県の厚木市に居る割合が多くなっているのですが、厚木市のど真ん中の上空を軍用機が低空で飛んでくる場合があります。詳しくなくても機種が分かるくらいですから、数百メートルの高度でしょう。厚木飛行場（厚木市にはありません）が近くなのだからそうでしょう。特に、北朝鮮関係が騒がしくなるとP-3Cが飛ぶ回数が増えます。哨戒活動に向かうのでしょう。そういう意味では「最前線」かもしれません。ところで、昨日（8/26)本厚木駅近くの街中で軽いジェット音がするので、上空を見上げると４発の輸送機が低空で飛び去っていきました。ターボプロップでなく４発のジェット機であることがはっきり分かります。大きさはP-3Cとほぼ同じ。試作機のXP-1でしょう。この様な飛行モードで飛ぶという事は、実用化間近なのでしょう。順調のようですね。興味の無い方にはどうでも良いことでしょうが、なによりだと思います。ロッキード事件がからむかは分かりませんが、国産対潜哨戒機開発が潰れて以来の悲願達成です。ところが、もう一つのC-X輸送機が、未だに飛べていません。段々情勢は悪化しているようで、飛ばないでプロジェクト中止となる可能性も・・・。川崎重工は、自社費用を使ってでも飛ばさないと日本の航空産業にとって致命傷にならないかと心配です。
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 現在のXP-1とかってのPXLの計画時の模型を較べてみましょう。レドームの有無と垂直尾翼のアンテナが違うくらい。エンジンは、さすがにバイパス比が違い現在の方が遥かに直径が大きいです。基本形状ほぼ踏襲と言って良いのでは。かっての悔しさを晴らす、リベンジだったことが分かります。
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　XP-1と過去のPXL（各務原展示の模型）

　一方でC-X。機体の規模は国内でも製作しているボーイング７６７，７７７と同じくらい。しかし、早く飛んで欲しいのですが。
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　C-X

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