マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

そば処「つちや」

2008-01-28 18:56:27 | ギター
 1月27日の夜は富士宮市のおそばやさん「つちや」にて貸し切りライブを開いていただきました。
僕のギター演奏と、「つちや」のおそば、おつまみを楽しむ会です。

  ライブを正式に行うことが決定したのは1月16日のことだったんで、お客さんは皆無と思いきや、
30席くらいのお店は開演前には超満席になってしまいました。
 打ち合わせの時にギターを好んで聴いてくださるお客様も多そうだと思い選曲には気を使ったつもりです。
そしてマスターのリクエストということでライブ前からタルレガ作のアルハンブラにも挑戦してみましたが、
もともとクラシックの素養もなく、メロディーをトレモロ奏法で弾いただけになってしまいました。
でも、この曲はとても良く出来た曲ということが理解できて、そのうちレパートリーに入れなきゃならん!と決意。
 
 今回はギター1人の演奏ではとても間が持てないので当社の若手アルバイトRYO君にギターを弾いてもらう事にしました。
今回彼はギブソンのJ-50を納得のいく音色で演奏するべく
プリアンプをいろいろ研究して、友人から借りてローランドのAD-3を使いました。ちなみに
僕も同じプリアンプを使っています。
 RYO君は渋谷の楽器屋さんで、いろんなプリアンプを試して、BBEの製品が12V仕様ですが彼には良かったみたい。
僕もAG Stompも使ってはいるのですが、重たい電源部の問題で、電池駆動もできるAD-3を選んでしまいます。

 P.AはエレクトロボイスのSX300スピーカーを使い僕とRYO君はL,Rで接続し、
お客様と演奏者の位置、スピーカー位置もお客様の耳に近かったためプリアンプのリバーブも多少色っぽくした上に
P.Aのリバーブも多少入れてみました。

 僕はいつものオンボロタコマを弾きましたが、あいかわらず弾きやすさ、音色は最高!
RYO君もバッキングのみならずソロの時も満足のいく音色になったようでした。
J-50はボリュームのツマミが無いので右手のピッキングだけで強弱をつけなければならなかったようですが、
逆に考えれば、彼にとってはいっそうギター上達の道にもなるのではないでしょうか?

 音色よければ演奏も当然向上! お客様もお酒を召し上がっているにも関わらず、
ライブの間、演奏に集中して聴き入って下さいました。

 そしてエリッククラプトンの名曲「Wonderful Tonight」を演奏したとき、我々演奏者とお客様が一体となった!
空間が訪れました。まるで音楽の神様が舞い降りてきたかのような空気「素敵な夜をありがとうと」神様に伝えたくなるような
めったに体験できない感覚。

 美味しいおそばも頂戴し、RYO君の運転ということもあり、カナディアンクラブのシェリー酒の樽で熟成させた
ウィスキー(これくせになるかも!)もたくさん御馳走になりその帰り道、富士吉田でつけ麺のうまいところがあるぜ!
といってこれまた贅沢三昧、美味しい思いをしたという夜でした。



キャラバン

2008-01-20 19:46:57 | Weblog
 子供の頃ベンチャーズの演奏で知った「キャラバン」を机上の新しくなった録音環境で試そうとしています。
プロツールスのMBoxに付いてきたドラム音源と単音シンセサイザー
(まだ使い方をよく知らないので単音しか再生できていないだけだとは思いますが)
にて小節数やコードを作り、それにスパニッシュなナイロン・エレアコをのっけるつもり。
 
 このMBoxの中にドラムさんやキーボードさんが入ってるという事には大感激です。
以前はMidiケーブルを引き回し、ただでさえ整理のしていない机がよりいっそうひどいものになっておりました。

 私めの演奏キーはAmです。今回ドラマーさんにはブラック系のとてもファンキーな方に登場してもらいました。
ベースは単音シンセさんに弾いてもらいます。
 この曲はシンセさんにイントロからずっと白玉にてず~とミのままで辛抱してもらい、
曲の7、8小節めにやっとAm,G7,F,E7|Am,G7,F,E7と変化をつけてもらいました。
サビ以外はずっとこの感じでいこうと思ってます。(人間が弾いたら音数が少なすぎて、逆に結構つらいでしょうね。)

 リズムチェンジのサビでは僕もすぐには弾けないギターテクニックを網羅できないものか?
どんなリズム展開にしようか?ファンキーでいくべきなのか?2ビートかな・・・
 
 明日ゆっくりサビを考えようと思い湖畔に出たところ、湖に少し氷が張っていたんで写真に撮ってみました。
この寒さが続けば全面結氷もあるかもしれない山中湖です。

A、Bスタジオの床がリフレッシュ!

2008-01-11 18:35:14 | ギター
 なんと昨日に続き、今日もブログを更新です!
 
 僕はここ数年ず~とマックのG4を愛用しつづけておりましたが、
ここ半年くらいこのページを開くにも時間がとてもかかったり、友人との情報交換に使っているミクシーは
全文が読めなくなったり、投稿もできなくなっておりました。

 当社の困ったときの神さまのような存在、エンジニアの清水君に相談したところ、
僕のOS9は古すぎて、時代に対応していない。との事で、長年連れ添った相棒に別れを告げる事になりました。

 自分のアルバムやちょっとした録音編集、FM愛媛の深夜ラジオ番組「サウンドビレッジ・ミュージシャン列伝」も
G4とプロツールスコンビで作っていたんでとても名残惜しい・・・
 
 昨日から使いだしたマックはキーボード本体が薄くてタッチとキレがとても良いです。
その他はまったく未知の世界ではありますが、インストールされている機能の中に335マークのGARAGE BANDを発見!
ギブソン社と銀座の アップルストアーとがタイアップ企画して、
高谷君と僕でガレージバンドのガイダンスの仕事を何度かしたのを思い出しました。
 リズムとかはキーボード担当の今市君がやっていたので打ち込みの要領はまったく把握していないのですが、
パーカッションやギターのプリアンプはなかなか良い音だったような記憶があります。
今後どんなセッションに発展していくのか・・とても楽しみです。
 
 ここでNewsです。当社で一番歴史のあるA、Bスタジオの床がタイルカーペットになりました。
これまでのグレーのパンチカーペットから茶色系のものになりました。弾力もあって暖かい感じがしています。

 写真はA、Bスタジオのドアを開けて撮影しました。
いまさらながら2つのスタジオをより広く使うためのアイデアと防音機能に優れているA、Bスタジオにビックリ。

 皆様方には今後ともご愛顧の程よろしくお願いいたします。



今年もよろしくお願いいたします。

2008-01-10 16:24:25 | ギター
 「皆様、今年もよろしくお願いいたします。」

 いつもの時期をはずしたメッセージになってしまい申し訳ありません。

 今年のギターの弾き初めというのは、富士吉田市にある老舗ジャズ・ハウス
『Now』にて恒例のカウントダウン・ライブです。

 今年のイベントには、ビレッジ・レストラン・スタッフの小山田君もベースとドラムにて参加
『Now』で育った近隣、東京からのミュージシャンも多数参加し、時の経つのも忘れるくらいに演奏し、
新たな2008年をお祝いした次第です。

 この日はジャズのお店ということもあり、ダキストの17インチ・ボディを引っさげて、0.12からはじまる
おニューのフラットワウンド弦(デ・アンジェリコだったと思いますが)を張り、ナンシーから出ている
ブルース・ジンキー・真空管アンプを使ってハリのある音色をと思っていましたが、思ったよりはファットな
音色でした。
 
 僕のもう一本の17インチ・フルアコ「シピリカ」の方が狙った音色だったかも?
などと思いながら数曲演奏していると、セッションモードも深まっていき
だんだんバンドの音楽もブルースよりになっていき、気持ちよく「Sweet Home Chicago」も歌ったり、ソロったり
していき、バーボンもよりいっそう美味しくなっていきました。

 今年もよい年になりそうな予感のする幸せなライブでした。