西浜哲男さんとのDuoはかれこれ何回くらいになるだろうか?
かれこれ15回いや、もっとご一緒させてもらってるかな。
西浜さんは昨年還暦を迎えた。
当然音楽のキャリアはとても長い。
「トランザム」で歌手デビュー、猫が学らんを着た写真で有名な
なめ猫の「なめんなよ」といったすごみのある声。
ポパイの歌も歌ってたらしい。(大ヒットだそうだが、
ご多分にもれず印税とは無縁とのこと)
50代はうっちゃんや、ブルース・ハープの妹尾さん、
ウッドベースの荒巻ゴリちゃん、ドラマーの松本照夫さんらと
ブルースファイルNo.1を結成し、週刊モーニングに連載されるまで
至った。
デルタのブルーズマン以上に、都内は勿論
北海道から沖縄まで全国を自分で車を運転していき、
ライブ活動を精力的に続けている。
西浜さんはご自分の唄のバックとしてのギターサウンドに
強いこだわりを持っていて、アコースティックであれ、エレキであれ
音色や弾きやすさなど納得がいくまでギターを細部に渡り、
作り上げていく。指板を磨く時はくるみの油が一番良いと聞いたのは
西浜さんが初めてだった。
フルアコのブリッジを柿の木で削ってみたら良かったとか、
最近では糸巻きの天神の上に出ている部分の長さは短い方が弦のテンションが効いて良いとか、
古いデュアルモンドのピックアップをゲットするためだけに
オークションで楽器を落札してしまったとか・・・・・e.t.c
西浜さんは毎回会うたびごとにもうこれ以上の音色は出ないだろうと思うような
楽器を持って来る。
そしてその次に出会う時、前回まで
とても思いを入れて使ってたギターをいとも簡単に
捨ててくる。(言い方は悪くてすみません。)
どん欲に自分の歌声とサウンドがマッチするギターを追求している。
弦も音色や各弦どうしの音のつながりが気にいらなければ新品であろうが、
弾かずじまいで捨てちゃうよ。
そんな西浜さんと一緒になる直前まで、毎回ギターの弾き方、
音の強弱、音色についてうっかりしたことができないんで
とてもナーバスに自分はなっていきます。
今回はシピリカという60年頃のデユアルモンドのピックアップの付いたフルアコを使って演奏前の
サウンドチェックにのぞんだら、僕が張っていた弦のゲージが細くてシピリカ本来の音色、
オクターブチューニングが出来てないとのご指摘を受け、演奏開始直前に弦を太めの
セミフラットワウンド張り替え、それを西浜さんに調整してもらって本来のシピリカサウンドに復帰した。
そうこうしている間に毎度の山中湖畔平野にある居酒屋「くし丸」も
ご近所のマダム達で賑わいだし、演奏がひとたび始まれば
僕も西浜さんもシピリカと西浜さんの愛機Old Martin D-18の音色の
コンビネーションに大満足。
西浜さんいわく、最高のLiveになっていきます。
マダム達のリクエストにも快く応えた汗ビッショリの西浜さんに、
夏のツアーが終わったら「くし丸」へ、また来てねと皆が申しておりました。
かれこれ15回いや、もっとご一緒させてもらってるかな。
西浜さんは昨年還暦を迎えた。
当然音楽のキャリアはとても長い。
「トランザム」で歌手デビュー、猫が学らんを着た写真で有名な
なめ猫の「なめんなよ」といったすごみのある声。
ポパイの歌も歌ってたらしい。(大ヒットだそうだが、
ご多分にもれず印税とは無縁とのこと)
50代はうっちゃんや、ブルース・ハープの妹尾さん、
ウッドベースの荒巻ゴリちゃん、ドラマーの松本照夫さんらと
ブルースファイルNo.1を結成し、週刊モーニングに連載されるまで
至った。
デルタのブルーズマン以上に、都内は勿論
北海道から沖縄まで全国を自分で車を運転していき、
ライブ活動を精力的に続けている。
西浜さんはご自分の唄のバックとしてのギターサウンドに
強いこだわりを持っていて、アコースティックであれ、エレキであれ
音色や弾きやすさなど納得がいくまでギターを細部に渡り、
作り上げていく。指板を磨く時はくるみの油が一番良いと聞いたのは
西浜さんが初めてだった。
フルアコのブリッジを柿の木で削ってみたら良かったとか、
最近では糸巻きの天神の上に出ている部分の長さは短い方が弦のテンションが効いて良いとか、
古いデュアルモンドのピックアップをゲットするためだけに
オークションで楽器を落札してしまったとか・・・・・e.t.c
西浜さんは毎回会うたびごとにもうこれ以上の音色は出ないだろうと思うような
楽器を持って来る。
そしてその次に出会う時、前回まで
とても思いを入れて使ってたギターをいとも簡単に
捨ててくる。(言い方は悪くてすみません。)
どん欲に自分の歌声とサウンドがマッチするギターを追求している。
弦も音色や各弦どうしの音のつながりが気にいらなければ新品であろうが、
弾かずじまいで捨てちゃうよ。
そんな西浜さんと一緒になる直前まで、毎回ギターの弾き方、
音の強弱、音色についてうっかりしたことができないんで
とてもナーバスに自分はなっていきます。
今回はシピリカという60年頃のデユアルモンドのピックアップの付いたフルアコを使って演奏前の
サウンドチェックにのぞんだら、僕が張っていた弦のゲージが細くてシピリカ本来の音色、
オクターブチューニングが出来てないとのご指摘を受け、演奏開始直前に弦を太めの
セミフラットワウンド張り替え、それを西浜さんに調整してもらって本来のシピリカサウンドに復帰した。
そうこうしている間に毎度の山中湖畔平野にある居酒屋「くし丸」も
ご近所のマダム達で賑わいだし、演奏がひとたび始まれば
僕も西浜さんもシピリカと西浜さんの愛機Old Martin D-18の音色の
コンビネーションに大満足。
西浜さんいわく、最高のLiveになっていきます。
マダム達のリクエストにも快く応えた汗ビッショリの西浜さんに、
夏のツアーが終わったら「くし丸」へ、また来てねと皆が申しておりました。