マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

ゆったりLive

2009-05-28 12:26:39 | Weblog
西浜哲男さんとのDuoはかれこれ何回くらいになるだろうか?
かれこれ15回いや、もっとご一緒させてもらってるかな。

 西浜さんは昨年還暦を迎えた。
当然音楽のキャリアはとても長い。
「トランザム」で歌手デビュー、猫が学らんを着た写真で有名な
なめ猫の「なめんなよ」といったすごみのある声。
ポパイの歌も歌ってたらしい。(大ヒットだそうだが、
ご多分にもれず印税とは無縁とのこと)

 50代はうっちゃんや、ブルース・ハープの妹尾さん、
ウッドベースの荒巻ゴリちゃん、ドラマーの松本照夫さんらと
ブルースファイルNo.1を結成し、週刊モーニングに連載されるまで
至った。

 デルタのブルーズマン以上に、都内は勿論
北海道から沖縄まで全国を自分で車を運転していき、
ライブ活動を精力的に続けている。

 西浜さんはご自分の唄のバックとしてのギターサウンドに
強いこだわりを持っていて、アコースティックであれ、エレキであれ
音色や弾きやすさなど納得がいくまでギターを細部に渡り、    
作り上げていく。指板を磨く時はくるみの油が一番良いと聞いたのは
西浜さんが初めてだった。                    
フルアコのブリッジを柿の木で削ってみたら良かったとか、
最近では糸巻きの天神の上に出ている部分の長さは短い方が弦のテンションが効いて良いとか、
古いデュアルモンドのピックアップをゲットするためだけに     
オークションで楽器を落札してしまったとか・・・・・e.t.c
 
 西浜さんは毎回会うたびごとにもうこれ以上の音色は出ないだろうと思うような
楽器を持って来る。
 
 そしてその次に出会う時、前回まで
とても思いを入れて使ってたギターをいとも簡単に
捨ててくる。(言い方は悪くてすみません。)
どん欲に自分の歌声とサウンドがマッチするギターを追求している。

 弦も音色や各弦どうしの音のつながりが気にいらなければ新品であろうが、
弾かずじまいで捨てちゃうよ。

 そんな西浜さんと一緒になる直前まで、毎回ギターの弾き方、
音の強弱、音色についてうっかりしたことができないんで
とてもナーバスに自分はなっていきます。
 
 今回はシピリカという60年頃のデユアルモンドのピックアップの付いたフルアコを使って演奏前の
サウンドチェックにのぞんだら、僕が張っていた弦のゲージが細くてシピリカ本来の音色、
オクターブチューニングが出来てないとのご指摘を受け、演奏開始直前に弦を太めの
セミフラットワウンド張り替え、それを西浜さんに調整してもらって本来のシピリカサウンドに復帰した。

 そうこうしている間に毎度の山中湖畔平野にある居酒屋「くし丸」も
ご近所のマダム達で賑わいだし、演奏がひとたび始まれば
僕も西浜さんもシピリカと西浜さんの愛機Old Martin D-18の音色の
コンビネーションに大満足。

 西浜さんいわく、最高のLiveになっていきます。

 マダム達のリクエストにも快く応えた汗ビッショリの西浜さんに、 
夏のツアーが終わったら「くし丸」へ、また来てねと皆が申しておりました。  

IVVオリンピアード

2009-05-16 14:53:22 | Weblog
「ウォーキング国際大会in富士五湖」というイベントが
今週の木曜日から日曜日にかけて行われています。

 富士山に、世界が集まる4日間ともパンフにうたわれております。
ウォーキングも5km~マラソンと同じ42.195kmまで数種類あって
それぞれ定められたコースを歩くようです。
 
 山中湖の「きらら」というメイン会場では15日金曜日の午後12時から
歓迎イベントとパーティが行われました。
 
 3B体操というコーナーでは芝生の会場が人で溢れかえり、なかなか活況を呈しております。
(3,000人いたらしい。)
 
 その体操後、午後2時15分から30分間の二胡の素晴らしい演奏がありまして、

 2時45分頃からHobo斉藤、マサ大家、植村司というメンバーでアコースティックギターという
出で立ちではありますが、Rambli'n manや、ピーターフランプトンのUh!Baby I love you、
おなじみのCountry Roadなど7曲くらい演奏いたしました。
 我々も久々に熱い演奏ができたのではないか!と言いたくなるような演奏だったと思いますが、

 先ほどまで3B体操をしていたお客さんは帰りのバスの集合時間の都合もあるのでしょうか?
じょじょに消えいきました。しかし音楽好きな外国のお客さん達は立ち去る事もなく、
声援を送っていただいたり、写真をいっぱい撮っていただいたりもしました。
 僕らの後ろにそびえ立つ富士山や大きな山中湖も控えている場所での演奏はとても気持ち良かった。

 我々の演奏の後の山中湖村中学校の生徒さん達によるBig Band「Blue Lake」の Jazz演奏
とても良かった。たどたどしいけど一生懸命に演奏曲の説明をするMCにも
ウィウィしさが溢れており好感が持てました。
もっとたくさんの人たちに聴いてもらいたい演奏内容でしたぞ!!

 山中湖内でアメリカンなレストランをやっている「Snoop」のマスターも当日は
テキサス・ハリケーンというデリバリーバンでホットドッグを売って会場の
雰囲気を華やかに盛り上げておりましたが、
「3B体操で体を動かすのも良いんだけれど、出演した3バンドの演奏で体をほぐした後に
体操をした方がより良い演出ができたのになア」とイベントの流れを惜しんでいたっけ。


 来年もしこういったWellcome演奏があるのであれば演奏は12時くらいから
始めるベキだと思いました。


暖かくてのどかな

2009-05-01 14:05:47 | Weblog
サウンドビレッジ内に今朝、
再び豚が舞い込んできました。
最初はスタッフも驚きましたが、なぜか人なつこいブタに
慣れてしまいました。大学生の お客さんも一緒に遊んでいたらしいのですが、
お客様に噛み付いたり、すり寄って 行くかもしれないので
このまま野放しにするわけにいかず、

 前も相談した肉屋の親爺さんにお願いして 近所のブタの飼われている場所まで、
連れ帰っていただきました。

 以前にもお伝えしましたが、以前はペットとして誰かに飼われており、
大きくなりすぎて捨てられていたのを、今の飼い主が警察に
落とし物として届けた後、引き取ってあげたこの豚ですが、

 今飼われている場所にいのししが出没して、いたぶられ
この豚は避難してきているそうな。

 先日は道志村まで10km以上も逃げていたそうだから驚きです。

 豚が逃走するたび肉やさんに電話がいくので、肉やさんもたまったもんじゃないよね。

 さて、5/1日の今夜は「忍野DEAD」という富士宮は朝霧高原あたりで
催されるイベントで演奏予定なのですが、http://homepage3.nifty.com/grateful/
出演するのが、2:00Amというから驚きです。

 それまで起きていられるのでしょうか?

 はたまた、寝起きで演奏するのでしょうか?

 道に迷わないで辿り着けるのでしょうか?

 Little WingをAmで演奏間違わずに弾けるでしょうか?

 バッファロー・スプリングス・フィールドのFor it's Worthサビのコードどうだったっけ?

 ヴァンモリソンのCrazy Loveの構成忘れそうで怖い。

 などと久々に、ストラトキャスターが弾ける喜びと不安が入り交じっております。