SASHIY エイガニッキ

メモ書きです、遊び心です、それでも、力です、どこにも、どちらにも、収まりつかない、思いです、可能性です、

SASHIY エイガニッキ

2023-12-09 08:00:24 | 日記

CⅩⅩⅨ「さすらいのポンポンキャンディ」2022を観る聴く、
  女優の勝利、アナーキーに、自由に、どこにも、誰にも、何にも捕らわれずに、街中の路地で酒を飲む主人公の女、明け方か、夜明かししたのか、自動販売機の横に座り込んで、通りを歩きさる人々、球場、肴をつまみに酒を飲む主人公、昼日中から、その後ろから声を掛ける男、肴のタレが服に付いたと、拭き取る女、横に座り語りかける男、一緒にと酒を差し出す女、二人とも、競技に興味などないのだ、昼の時間をやり過ごすため、飲みに行こうと男、バイクに乗る二人、疾走、どこまでも、昼から、夜、ネオン、そして、雨、風、その中をいつまでも、走る二人、しっかり抱き留める女、当てもなく、バイクを走らせる男、二人の憩い、癒やし、快楽、女の家の前、別れ、またねとばかり、どこか、この疾走の中で、感じた、二人の世界、解放、セックス、またの日、昼日中から電車の中の女、先日の男は車掌さん、そう語っていた男、なんと、乗り合わせた電車の車掌の声こそが、先日の彼、待ち合わせ、路地、花、久しぶり、抱き合う二人、耳にキスしてと女、キスする男、笑みの、喜びの女、ホテルに、抱き合う二人、果たして、女には夫が、出張で海外に、故に、一人、時間を弄ぶ女、だが、夫が居るというのは、本当だろうか、解らない、二人のハイキング、ホテル、セックス、男の贈り物、ピアス、黒いピアス、笑みの女、髪を上げて、ピアスした女を見つめなでる男、二人の笑み、だが、街中の通りで見いだしたピアス、男にも家族が、妻と子が、知った女の、不満顔、でも、そんなこと、男の家族の話も、それだってどこまでが本当か、家に戻っての男、妻との語らい、しかし、このシーンは、女の幻想かもしれない、大体、全ては、始まりの、あの路地の中、女の夢世界ではないのか、出会いを繰り返し、逢えなくなる女、溜まらずに、男の会社に、同僚らしき人に尋ねて、今日はいないと、だが、同僚は、どうせ男のいつもの遊びかとばかり、女を誘う、酒場に、男を呼ぶからと、だが、男が現れる気配がないままに、同僚の親戚の若者が、困惑の二人、若者と主人公、結局男は現れずに、それならばと帰りますと女、同僚ははじめから、男を呼ぶ気など無かったのでは、この女を抱きたいばかり、詰るように去る同僚、全てを察して、もはや、男は現れない、共に歩き出す女、そして、次から、次に、男たちとホテル、これまでも、こうして暮らしてきたのだろうか、冴えない男たち、それでも、やはり、また、バイクの彼氏に惹かれて、求めて、会社を訪ねて、漸くに現れる男、男にとっては、このまま、深みにはまっては、戻れないとの不安から、逃げた、だが、恋しくはあるのだ、再会、抱き合う二人、あなたが始め、誘ったのよと、求め合う二人、二人はバイクで、男の実家に、郊外の空き家、過去に何が、荷物もそのままに、残されて、車椅子の娘の姿の写真、娘は死したか、故に、思い出の屋敷には住めずに、マンションに妻と二人が、いや、分かれて、マンションの女は、他の女ではないのか、屋敷の片付け、掃除、心地よい、家、笑みの女、男は語り出す、バイクは売るのだと、今改めて、電車の運転手を目指しているのだと、それって、逃げること、バイクからも、女との関係からも、真っ当な、暮らしに戻ること、真っ当とは、元の生活とは、怒りの女、二階の窓から、庭を見つめる二人、ちり紙を舞わせる女、ゴミを捨てるなと男、女にとっは、ゴミではない、蝶、鳥、舞い、天使の舞い、ゴミとしか見ない、男、二人の恋を、舞いを理解しない男、哀しみの女、二人は食事に、そこに、里帰りした男を見いだす友人二人、一緒に食事する、女を見て、不審、女は、主人公は、妻ですと、困惑の二人、驚きの男、やはり、娘も、妻も、死してて居るのでは、男は、一緒に暮らそうと語り出す、今更に、どこか、曖昧な、男、そこに友人二人が現れたのだが、帰りのバイク、忘れ物と酒瓶をとりに戻る女、二人の恋の最中、叔母の死、葬儀に、女は男を連れ出した、夫とも、恋人とも、叔父は快く何も語らず迎えて、そして、思い出の酒、飲み交わして、酔って寝てしまう叔父、だが、この叔父もまた、本当の叔父だったろうか、その後に、街で再会して、女の体をなめ回すように見つめる叔父の嫌らしい視線、彼もまた、夜の慰みの男の一人では、この叔父が、差し出した酒瓶を店の中に取りに戻った女、手にして店の外、いつまでも戻らない、女にいらだって、バイクのエンジンを掛ける男、一緒に暮らそうと語ったはずが、走り出すバイク、走り寄る女、マフラーに手を、始まりの球場の駐車場で、二人乗り出すとき、決して触るなと語っていたマフラーに手を、大やけど、血まみれの女、かくて、また、路地に一人、座り酒を飲む、男の同僚の親戚の青年が、男の二人ずれでホテル街を歩き去る、彼もまた自由に女同様に、孤独を癒やして生きている、月日が、女の夫が戻った、探したぞと夫、手の包帯の女、果たして、彼こそが、本当の夫か、男との語らいで、ベトナムの衣装を買ってきた夫か、確かに、ベトナムの話が出るが、ベトナムへ仕事とは、闇の移民の仕事では、遠方からの、強盗の采配の仕事、ヤクザ者、二人は歩き去る、この夫を名乗る男もまた、過去の恋のひとつ、バイクの男との関係もまた過去になったか、叔父の部屋、ここもまた、ひとつの恋の部屋、思い出のひとつでは、主人公は、どこまでも、彷徨い、求め、果てることを知らない、恋は終わらない、欲望は、終わらない、男たちを、乗り越えて、踏み越えて、セックスは、仕事なのか、遊びなのか、酒は、快楽は、疼きは、叔父の部屋で、酒を飲む女、まだまだ、終わらない、改めて、また、バイク男と再会しないか、夫の様に、叔父の様に、だが、それで、解決ではないのだ、まだまだ、哀しみの怒りの酒が、快楽を求めての酒が、続く、女の、主人公の、女優の、存在感、哀しみの、怒りの、叫びの女、虚ろな微笑みの女、この表情に、肖像に何を見る、闘いだろうか、勝利だろうか、勝ち続けることの苦海の中、どこまでも、どこまでも、

    

 


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