今日の須崎は良い天気。
新潟から貰ってきたブルーベリーの木も花の蕾が開きそう。
待ちきれず、蜂が数匹訪れていました。
しっかり受粉して、美味しい実をたくさん付けて欲しいものです。
水槽のハナアナゴのSHIRO。
元気で食欲旺盛です。
さて、今日の九十浜はナライの風。
波と揺れがある中、やっとのオープンです。
透明度も5mほどと、良くありません。残念。 水温は18℃
自慢の白い砂地もご覧のとおり。
今日は、一の根のブイの点検です。
点検ダイブですけど、しっかりカメラは一眼とコンデジ2台持って。
モヤッと現れた一の根のテトラポット。
これにブイを繋いであります。
繋ぎ部分も大丈夫そう。
ロープも大丈夫。
ブイは良好な状態です。
さてさて、ダンゴは?
一の根には綺麗な子が居ましたね。
他にも今日は、小さいのから大きいのまで5固体確認。
写真はありません。
それらは、遠くからダンゴに逢いに須崎に来てくれた
ショップさんやそのゲストさん達にお譲りして砂地を一回り。
揺れのおかげで砂嵐状態です。
ダイビングを終えようと、戻っていると砂煙の合間に
2、3cmの黒い魚がチラチラ見えました。 なんだろう?
ヒゲダイの幼魚?
動き回るのと、揺れで写真は無理です。
でも、なんの魚か判らないので、念のため、だめ元で
数カット撮ってエキジット。
パソコンで確認すると……。
ん? これは?
もしや? もうこの時期に?
そう、もう逢えました。オオクチイシナギの幼魚です。
いつもは5月後半ぐらいに現れます。
でも、その頃は10cm前後。
この子はまだ2~3cmほど。 体のしま模様も見た目では
はっきりせず、真っ黒に見えます。
ダンゴにもオオクチイシナギの幼魚にも逢える
ゴールデンウィークになりそうな九十浜でした。
追伸。
昨日去年の今頃の写真を見ていると………。
去年、突如現れたこのダンゴウオ。
現れたのは、去年の4/29でした。 そうちょうど今頃。
こんなに擬態されたら、なかなか見つけられません。
ピンク色のダンゴウオ。過去に九十浜では見たことがありませんでした。
もしかしたら、今年も現れてくれる?
みんなで探してみませんか? 幻のピンクのダンゴウオ。
ちょうど去年の今頃、10日間ぐらいは逢えました。
また、逢いたいですね。
しかし、それともうひとつの思いも……。
昨年は震災があった年でした。
ダンゴウオで有名だった宮城県の南三陸町(旧志津川)の
ダイビングポイントも壊滅状態でした。
その思いを背負って現れてくれたのかもと……。
本物の幻?
過去に見たことの無かったピンクダンゴ
また、逢いたい思いもありますが、もし今後
逢うことが出来なくても、震災の年だけに現れた
「伝説のピンクダンゴ」として九十浜神話となりますね。