3/31 モヤモヤな九十浜

今日の須崎は南西の風やや強く、どころではなく次第に爆風に。

雨も降り出し、本当にすごしずらい一日となりました。

この荒天・春濁りにもめげずたくさんのダイバーが訪れて

くれました。嬉しいかぎり。

という訳で、陸上業務多忙につき、潜れませんでした。

なのでこのブログでご紹介する海の様子は昨日に潜った様子です。

今日の海況は水温１３．７℃、透明度５ｍ程とのことでした。

昨日は水温１４．５℃、透明度３ｍ～５ｍでした。

昨日の海の様子の前に陸上では、ここのところの暖かさで

野花や桜などが咲き始めました。

九十浜周辺のグリーンエリアではさまざまな野花が咲いてます。

良く見ると綺麗です。

花の種類や名前は勘弁してください。　専門外です。

これは判りました。ハマダイコンの花です。

桜も咲き始めました。

一昨日まではこのように蕾でしたが……。

昨日は暖かさに誘われるように咲き始めてました。

しかし、今日の爆風と雨が散らしていないか心配です。

さてさて、昨日の海の様子。

昨日は天気も良く、エントリー口も光が差し込みましたが

こんな感じ。　　いつものブルーではありません。

モヤモヤです。

春濁りで見えませんね。　　仕方ありません。

この写真は３／２２のインサイドの様子です。

まさに九十浜ブルーです。

この時が懐かしいですね。まさにこの時、この空間

に居たあの時間が、どれだけ貴重な時間だっだかが

今の海を見て感じます。

でもこの春濁りも海に暮らす生物達にとっては貴重なものなのでしょう。

さまざまな浮遊物によって濁るこの海も、それらが生物達の貴重な栄養分

なのでしょうね。

良く見ると、浮遊物と同じ大きさぐらいの稚魚やアミエビなどがたくさん見られます。

朽ちかけているフクロツナギも浮遊物を身にまとい、こんな感じです。

さて昨日もダンゴウオにはあちらこちらで逢えました。

ダンゴウオだけではありません。

チャシオグサに揺られるヒラムシや。

綺麗なキイロウミコチョウなどと。

ダンゴ目線でいるところで逢えた綺麗なアワビの稚貝など。

モヤモヤでも充実した昨日の九十浜でした。

明日は雨も上がり、晴れの予報です。

風は残りそうですが、雨がなければすごしやすい日になりそう。

3/25 春濁り？ ダンゴとミノな九十浜

さてさて、昨日あたりから訪れ始めました。

伊豆の西方面からの情報はあった春濁り。

今朝も「九十浜ブルー」が自慢の海も緑色。

透明度は３ｍ～８ｍとばらつきはあるものの良くありません。

しかたありませんね。この時期の風物詩。

「春濁りなんのその！」と今日もダイバーが訪れてくれました。

「九十浜ブルー」はお預けですが、この時期にはアイドルが居ますんで。

相変わらず、あちらこちらにダンゴウオ。

可愛い姿が見られます。

このアイドルにダイバーの皆さんは一喜一憂です。

中にはこんな瞬間も……。

こんな姿を眺めていると………。

急に「パクン！」と。

何かを食べようとしているのか？可愛い表情です。

「ダンゴのあくび」ですね。

それと今日はウミウシ探しに尾山まで。

現れたのは………。

アカエラミノウミウシ

ヒブサミノウミウシ

これは何ミノウミウシ？

このアップからハクセンミノウミウシかと。

こちらはアカテンミノウミウシのyg。

と、ミノウミウシのオンパレード。

たくさん出会えました。

ついでにヒラムシや

何とか撮れたアカイソアミ。

それと最後に極小のダンゴウオにも逢えました。

ゴマ粒ほどのダンゴyg。

薄っすらと「天使の輪」の跡が。

まだまだこれからも幼体と出会えそうですね。

こんな生物が出迎えてくれる九十浜。

「春濁り」なんて苦になりません。

3/22 インサイド日和を狙って！

今日の須崎。

南西の風が強いものの、九十浜は穏やか。

太陽も降り注ぐ、絶好のインサイド日和。

この状態を狙って、一昨日に続いてツッチーが来場です。

私は業務の都合で潜れませんでしたのでツッチーが攻めてきた

写真でインサイドを紹介します。

九十浜のエントリー口から左方向。

約１００ｍほど進むとそこはもう水深３ｍありません。

穏やかで、日光が降り注ぐとそこは伊豆の海とは思えません。

今日のインサイドの様子。　　良い状態です。

光が降り注ぎます。

光加減で砂地も別世界に。

良い感じです。

なぜか砂地にぽつんとベニツケギンポ？

まさに日向ぼっこ。

今日に写真の中で私の一番のお気に入りがこれ↑

あなたはどれがお気に入り？

今日は良い海な九十浜でした。

もちろん。

ダンゴも健在。　　たくさんです。

相変わらずのアイドルぶりです。

可愛いですね。

ツッチーいつも素敵な画像をありがとう。

3/20 さてさて今日の九十浜

今日は世間的には「春分の日」と祝日でした。

「暑さ、寒さも彼岸まで。」と、これから徐々に過しやすく

なることでしょう。

先週末は、荒天にもかかわらず、ダンゴウオ目当ての

ダイバーで須崎も多少賑わいました。嬉しいかぎりです。

今日の須崎は晴天に恵まれて、すごし易い一日となりました。

ただ、今日もですが、ここのところの天気予報が外れます。

今朝も、西よりの風の予報だったのが北東の風が入ってました。

午前中はバシャバシャしてましたが、まずまずのコンデション。

こんな感じでした。

さてさて今日の九十浜もメインはダンゴとスナビクニン。

めっきり、個体数も増えて両方ともとても遭遇し易くなりました。

可愛い表情のダンゴウオが沢山います。

私達、フォト派ダイバーにアツイ視線を投げかけます。

一年中見られる訳ではありません。

そのうち、いつの間にか姿を消してしまいます。

そう思うと飽きませんね。

このダンゴとまったく同様なスナビクニン。

スナビクニンの特徴はそれぞれの固体によって違う

体の模様ですね。

こんなストライプ模様だったり、ドットだったりと

さまざまです。

ワカメのメカブの中に住んでいるのですが、おとなしく

動かずにいる者や、逃げ回る者やと性格もさまざまです。

こんなに小さな子も現れます。（手前が指）

まだまだ、しばらく見られますが、しばらくすると

このスナビクニン達もいつの間にか姿を消します。

他には………？

コケギンポや

キヌバリなどの、いつもの九十浜の常連達。

今日はタツノオトシゴに遭遇。

立派な固体でした。

そういえば今年は辰年でした。もう忘れてました。

そして今日の一番の話題は、ダンゴやビクニンではなく

ウミタナゴ。

ツッチーが撮ってきた、このウミタナゴの写真。

背鰭にこんな模様が………。

何だろう？元々あったっけ？ウミタナゴじゃない？

また、瓜生さんに聞いて見ねば………。

3/15 ダンゴ！ダンゴ！だけじゃない！九十浜！

ここのところ、比較的に海は穏やかでした。

しかし、潜りに行けてませんでした。何故なら？

そう、数日前から電卓片手に一日中、机にへばりついてました。

「明日できることは明日に回す。」という性格から溜まりに溜まった1年分。

税理士さんに頼むほどではないんで、自分でやります。

なんと3日間で終わらせました。確定申告。

なんと今日という期限の一日前に終了です。

我が性格からすると奇跡です。良かった。良かった。

おかげで、今日の良い海を堪能できました。

今日の九十浜の海況。

透明度は15ｍほど。少し白っぽい感じ。

水温は16.4℃でした。

若干の揺れはあったものの良好でした。

ダンゴウオ。　　増えてますねぇ。

小さいですが、この可愛い姿があちら、こちらに……。

やっぱり九十浜のアイドルですね。

さまざまな固体がさまざまな表情を見せてくれます。

先日、遅れながらやっと見ごろを迎えた伊豆の河津桜。

九十浜では、まさにダンゴウオの見ごろが始まりました。

しかし、九十浜はアイドルのダンゴウオだけではありません。

今日も幾つかのお魚さん達に逢えました。

砂地で目を引く、ホウボウや

近くまで寄れるスイなど。

そして、今日のダイビングで一番時間を費やしたのは…。

このスナビクニン達。

ワカメのメカブに住んでます。

このさまざまな色や柄が魅力です。

こんなピンクがかったミズタマ模様や…。

こんなミズタマも……。

こんなカラフル模様も登場です。

こちらはほとんど透明の極小です。

今年は夢中になりそうなスナビクニンです。

他には。

スナビクニンを探していると、良く見かけるウバウオ。

つぶらな瞳が可愛いのですが。

たまにこんな表情も見せてくれます。

そして、今日もっともテンションが上がったのは……。

このオオカズナギです。

やっとカメラに捉えることができました。

天草などの赤っぽい海藻の所に居る赤バァージョンのオオカズナギ。

この綺麗な、赤いオオカズナギの喧嘩シーンに

めぐり逢うのが当面の目標ですね。いや夢ですね。

また、ここならではの楽しみを見つけた九十浜でした。