本まぐろ(宮城県塩釜)

前回に引き続き、宮城県塩釜産、旋網の本まぐろ、160キロオーバーと前回よりさらに大きな魚体です。本まぐろらしい酸味がしっかりきいてて水っぽさもなく旨いまぐろですよ。
ただ、魚がデカイ分、切身もデカイ、でもって、皮に近い方の身に身割れが、脂ものっている部分だけにもったいない。にぎりのねたには切りづらいので、鉄火巻かねぎとろにするしかないですね。まあ、それを差し引いても、旨いまぐろでしたので目をつぶります。

青あじ

本日入荷のあじはいつもの真あじではなく、青あじを。今日の青あじは脂もあってものが良いですよとの事でしたので仕入れてみました。丸あじとも呼ばれるように胴体は丸くて似てはいるが明らかに真あじとは違う魚体、鮮度良く、卸してみると言われる通り、よく脂ものっております。

すずき

５月も後半、今まで白身魚の中心で頑張ってきたひらめや真鯛に陰りがでてきまして、今日はすずきにしました。さすが夏の魚、クオリティーが高い。身質も良く、よく活っております。
すずきって旨い魚でありますが、身がしまりやすい(死後硬直)しやすいのが欠点でして出来れば、活ってる状態のものを食べていただきたいんですが、今日中ですかね。サッパリとした活のすずきは夏を代表する白身です。

本まぐろ(宮城県塩釜産)

本日、築地より入荷は宮城県塩釜産の生本まぐろです。１３６キロと良いサイズです。色もきれいにでてて、身質も詰まってて水っぽさもなく、私好みです。この時期のまぐろは脂の甘さでごまかされる事なく、まぐろ本来の旨味といいますか魚自身の旨さが味わえるのでおすすめですよ。特に赤身が旨い。皮ぎしや筋の多い部分はひっかいてねぎとろにしてにぎりや巻物にします。

いわし

そろそろ梅雨入りを間近にひかえ、いわしも肥えてきました。「入梅いわし」なんていわれるくらいですから、梅雨入りするこの時期より、ぐんと脂がのってきます。
一年中、出回るいわしですが、旨いのは梅雨入り前から秋口までやはり脂がのった丸々といわしの方がだんぜん旨い。冬場のいわしは痩せてまして、煮ても焼いてもパサつきまして、ほとんど、うちでは扱いません。
刺身、にぎりはもちろん、塩焼き、煮付けも旨いし、フライも人気ですよ。