【本】ANAビジネスソリューション著 「ANAが大切にしている習慣」(扶桑社新書)

　いわゆるビジネス書を読むことは滅多にありません。特に人や企業のサクセス・ストーリー的なものは。ただ、自慢話なのと経験則とは違う。その本がどちらに属するのか見極めるのは難しい。今回はどこかで紹介されており図書館の蔵書にあったので借りてみました。

　書かれていることは普遍的なことばかり、コミュニケーションの大事さ、相手の立場になって考えること、オーバーリーチ気味にカバーしあうこと。航空会社のウラ話に期待するとがっかりしますが、仕事をする上での心構え、基礎教育としては良い本です。

　実際にはANAってもう少し「やったろうじゃん」的な風土があると思っており(歴代社長に熱血九州男児が多いのは偶然ではない？)、本書に書かれた内容をきちんと実践しながらも新しいことにチャレンジする、そうした実例でもあればより魅力的な企業に見えたことでしょう。

　ANAを読んだからにはJALモノも読まないと片手落ちかな(笑)

　2016年2月4日　自宅にて読了

2016年2月11日 【旅行】岐阜をウロウロ

　「タワースタンプラリー」は時として思いも寄らぬ所への旅を強いる。それは、関心の向かなかった地域を訪ね観るきっかけを与えてくれる。今日はその好例、岐阜をウロウロした。国際線737機材乗りつぶしは完了したがマイル稼ぎと言う永遠の課題は残っているため、JL201便(JA310J:737-800)でセントレアへ。今日は効率重視でここからクルマ。写真は機内からの富士山周辺。

（１）ツインアーチ(TA)138
　こんな「タワー」があったとは知らなんだが、現物を見るとそう言えば新幹線から遠望したこともあったようななかったような…138は「いちのみや」に掛けてあるそうで、一宮市の木曽川の支流・南派川の河川敷公園にある。
　で、行ったは良いが展望台はエアコン改修工事で1月から休業中！アタマを抱えたが幸いスタンプは受付にあり押せた。他のタワーでも展望台に登らずとも押せるところあるが、やはり休業でない限りは登ろうと思う。

（２）アクア・トトぎふ
　TA138から南派川・木曽川と続く橋を渡ってすぐ。各務原市になる。予想以上に大きく展示種目も豊富で思い切り時間を使った。岐阜の誇る名流・長良川の上流から下流へ辿り、それぞれの地域に棲む生物を紹介する展示がメインだが魚類だけでなく同じ環境に生息する鳥や昆虫なども展示しており、総合的に観ることができるのは良い。併設のフードコートで昼食を摂ったが岐阜産の食材を使った料理もあり好感。入館料は高いがそれだけの価値はあった。JAF割引あり。

（３）尾西歴史民俗資料館
　このエリアについて何も知らないのでどこか資料館はないかとネットで検索していて見つけた。場所は美濃路の起(おこし)宿近く。美濃路の成り立ち、整備から発展していった様子を詳説し、明治以降の毛織物工業の発展・衰退まで解説。展示内容は限定的ではあるが模型やジオラマはしっかり作られており、無料なのは勿体無いほど。
　なぜ館名に(尾西)「市」が付かないのかと思ったら平成の大合併で一宮市に編入されてしまっていたのでした。それくらい、私はこの辺の事情に疎かったのです。

（４）一宮市博物館
　博物館をもう一つ。こちらは元々の一宮市にある博物館で有料(と言っても安い)。一宮と言う地域の興りや発掘物などの展示は一般的だが全般に良くメンテされており、そうした博物館にありがちなカビ臭さがなく明るい。
　合併により先の尾西博物館と一体的な運営が可能なはずであり、内容やホームページの整理、共通入館券の発行などすればより地域への理解が深まるのではないかと思えた。


　４ヶ所しか回れなかったが、TA138以外は心行くまでじっくり観れたので満足。セントレアに戻りJL208便(JA305J:737-800)で帰京した。ところで払い戻し不可の航空券を買った後で知ったのだが明日は会社休みだって…４連休じゃん！

2016年2月10日 【エセ善人】台湾南部地震に募金した

　２日続けて善人ズラしますよ。

　日本にひけをとらないくらい地震の多い国、台湾。でも、起こった時の被害が日本の比じゃないのはやはり災対後進国なのかなと思う。震度４程度でビル倒壊って、手抜き工事にも程があるでしょ…

　日本赤十字でも募金やってるし、その他にも募金サイトは立ち上がっていると思う。厳密に見比べれば、より自分が使って欲しい分野に特化した募金が見つかるかもしれません。が、今回は申し訳ないけど心ばかりと言う事でＴポイントを充当できるYahoo!JAPAN特設サイトで手持ちのＴポイント少しばかりを全額募金しました。最近、ＴポイントもPontaもあまり貯めずに適当なところで使う方針に転換しちゃったのが悔やまれるなぁ。

　新しいビルや街づくりに災害対策を盛り込むのは簡単だけど、既存の建物の耐震工事とか避難所の見直しとかはノウハウが必要。善意だけでなくきちんとしたビジネスとして日本が関わってゆけたら良いなと思う。

【写真展】野口里佳写真展「夜の星へ」

　ドイツ在住の作者が、通勤帰りのバス車中から撮った写真展。

　ガラスの曇りなのかソフトフィルターをかけているのか、AFの
合焦がうまくゆかなかったようなぼんやりとした被写体の輪郭と、
対向車のヘッドライトや道路照明など宵闇の中の光源が幻想的な
雰囲気を出している。だがその繰り返しをそんなに見せたいのか？
ちょっと飽きてくる。僅かに、対向のバスの車中を写した作品など
数点を良いなと思っただけ、これで大会場で大判吊るすのはズルい
なぁと思ってしまった。

　2016年2月8日　品川・キヤノンギャラリーＳにて

2016年2月9日 【エセ善人】カレンダーを寄贈した

　これまで全く気付いていなかったが、地元の福祉協議会が余分なカレンダーを募っていた！きっとあちこちの施設に架けるのだろう。毎月ニュースレターが配布されるのに一通り目を通していたはずなのに気付かなかっただなんて…

　他人のふんどし、になってしまうが、毎年カレンダーを都合してくれるタイヤ屋友人、彼に連絡して得意先や知人に配り終って余ったカレンダーがあったら譲ってと頼んでおいた。彼の店が貰うものも少なくなく、企業向けに文字だけのや易断暦が入ってたりバラエティに富んだ取り合わせで10本くらい都合してくれた。それをようやく本日、事務所に持って行った次第。

　２月も半ば近くになってしまい申し訳なかったが、丁重な挨拶と共に受け取って頂けてほっとした。自分で集められたらもっと良かったんだけど、会社に来たのは仕事納めの納会の時に希望者に配ってなくなっちゃうもんだから。

　入手の都合がつく限りこれからもずっと、ささやかな寄贈を続けたい。

【写真展】日本大学芸術学部写真学科・東京工芸大学芸術学部写真学科合同写真展

　２つの大学の合同展。会期を３つに分け、１期は日大の、２期は工芸大の、
３期は両大の選抜メンバーによる作品を展示するということである。観たの
は１期、日大組による作品群となる。

　若さゆえの自己中心的な作品は見当たらず、よく言えばしっかり考えて
撮った、批判的に言えば若くして周囲を気にし過ぎた作品が多いように
感じた。ところで指導教官って一体どういうアドヴァイスをするんだろうね。

　2016年2月8日　品川・キヤノンオープンギャラリー２にて

2016年2月8日 ついに大病院へ

　肘の痛みが一向に良くならないため整骨院でのケアは中断、かかりつけの医師と相談のうえ地元の大病院を受診することにして行きました。今日は初回なので医師の問診とレントゲン撮影。原則、予約を入れて訪問するシステムなので待ち時間は少ない方でしたがそれでも２時間半かかりました。レントゲンを視た結果はこれまでの見立てと変わりなく、関節部分で腱が圧迫されているようだとのことでそれ以上は解らず。振り出しに戻った感はあるけど次回が「本命」ＭＲＩ、それで詳細が判れば治療の方向修正もできるので待ち遠しいです。

　長々とやってるけど、それでも医療費控除の年１０万円までは支払っていないなぁ。

　それ以外は最近わりと体調よく、食生活も節制しているので年末年始の太った分が解消できてきた感じ。

2016年2月7日 【仕事】お呼ばれ

　休日に、趣味仲間でもある以外の会社関係者と会うなんてことは無くなりました。昔は職場の同僚や後輩とキャンプやBBQしたりもしていましたけど…。

　今日は本当に10年ぶりとかで、会社の若い人の家に招かれてお邪魔しました。割と慕ってくれる協力会社の人で、昨年だったか、新築するのに外構工事で業者とトラブってると聞き、交渉術を授けたら100万円くらい出費を抑えられたとかで大いに感謝されたのです。

　午前中に出かけた千葉で買った生花と苺とお酒を手土産に、綺麗な家を見せてもらい、海外旅行好きな奥様と無名な国々の話題で盛り上がり楽しく過ごしました。写真はロフトですが、こじんまりと食事するのに良い隠れ家感覚でした。しかしこの構造は冷暖房費がかかりそうだな～。

　綺麗な新居は素晴らしいですが、自分も…と言う気力はもうなくなりました(笑)

2016年2月7日 【ジェミニ】「爆音くん」の残り物

　午前中はアクアラインを渡って「きみつひち」へ。売却したジェミニZZ/R(通称「爆音くん」)用のパーツを新オーナーへごっそり引渡し。それと家主様へ年初恒例の貢物(カレンダー)。

　エキマニ、グリルといった大物が数点、メインは内装のプラスチック部品。ほぼ一式あったんじゃないかな～？逆にエンジンや足回りのパーツは皆無に近い。

　あれこれ引っ張り出したら、物置がスカスカになってしまった。残したジェミニLSは廃車もないものだから、パーツストックがあまり出来ていないんだな。今からストックも骨だし、壊れて直せそうになかったら潔く廃車にしちゃうかもしれないな。そうならないよう、大事に乗ろうと改めて思ったことでした。

【写真展】近藤福雄写真展 「佐渡万華鏡」

　本展は20世紀前半に撮られた佐渡島の風景風俗を選りすぐったもの。
作者が選んだのではなく、本作を所有するキヤノンによって選ばれている。

　モノクロ、ガラス乾板写真をプリントしたもので画質はいかにも
古めかしいが、大正～戦前の佐渡の様子がわかり興味深い。この頃の
写真はまだ絵画とは異なり、表現の手段としてではなく記録の手段と
して用いられることが大半だったのかもしれない。

　2016年2月8日　品川・キヤノンオープンギャラリー１にて