2010年8月26日 【物欲】デイパック騒動、決着！

　延々と書いてきたデイパック選びですが、遂に決心して購入した。

　結局決めたのはノースフェイス(TNF)のボレアリス(30L)。少々大きくなるのでかなり躊躇したのだけど、バンジーコードの有無、外ポケットの使い易さ、重量、色で決定。TNF製品は値引きして売ってる店が少なく苦労したが何とか見つけて通販で購入。調べてみると今月リニューアルしたようなので、在庫処分セールだったのだろう。ま、いっか。

　これまで使ってた「1,000円デイパック」と比べてみた。これまでのが25L見当だったので一回り大きい。バンジーコードのしっかり具合は一目瞭然。ショルダーシーズンにはアウターを脱ぐことも多く、大いに期待できる。

　山行がメインなら赤や黄色を選ぶべきだろうが、利用用途は通常の旅行(単日程海外を含む)メインなので地味な色をチョイス。冬のジャケットもスノボ用の黒だし。ただしレインカバーは赤にしている。

　これまでの８倍！の価格には今でも納得していないが(笑)、そのぶん使い勝手や耐久性が向上しているだろうと過剰なまでの期待をし、９月の旅行からガンガン使う。コキ使う機会をとことん狙って行きたいと思う。

2010年8月25日 【音楽】スタジオデビュー!?

　ここんとこ音楽づいてます。今日はスティックを買ってわずか２週間での暴挙！貸しスタジオに入ってみた!!

　貸しスタジオは個人練習用にも借りられるが、今日はバイク仲間・CLUB JC06の「かましん」氏におつきあい願った。元はと言えば彼のバンド演奏の日記にチャチャを入れたあたりから昨今のマイブームが始まったわけで、恩人なのです。氏がベース、私がドラム。リズムセクションだけで何やろうってんだ(笑)。
　http://studio-node.main.jp/HomeM.htm

　貸しスタジオなんて10年以上ぶり。シンセサイザー系を使う楽器なら設備の違いに驚くのかもしれないがこちらは所詮タイコ、パッと見さほど昔と変わった所はない。今日借りた部屋のドラムは「YAMAHA OAKCustom」、サイズは20/10/12/14。学生時代に貰い物のドラムを持っていたのですがタムは１つしかなかったので、初めての２タム、くぅ～。
　http://www.yamaha.co.jp/product/drum/ad/system_drums/oak_custom/index.html

　スタジオで遊ぶなんて、と言うかまともにドラム叩くなんて20年ぶり!?なので準備運動30分、Y.M.O.の"Behind the mask"などを片手ずつ、丁寧に叩く。うぅ、できん…ここ２週間、スティックの「空振り」は毎日やってきたんだけどなぁ。やっぱり実際に弾かれると感触が違う。

　まともに叩けてはいないんだけど折角一緒に居るのだからと「課題曲」を合わせてみる。今回遊ぶきっかけとなった共通の話題＝アニメ「けいおん！」から。アニソンだと思って嘗めてかかると大変、楽器リハビリ患者にはハードル高すぎ～。完コピはムリ！なので雰囲気だけってことで試みたのは、"Don’t say“lazy”"

　…全く叩けず(泣)。ドラムってCDとかで聴く音と生音が全然違って戸惑っちゃって。特にシンバルはガシャーンって音でどうもウマくない。一応ジルジャンだったんだけどね。それに「空振り」は両手だけ、両足のトレーニングを全くしていなかったのがハッキリ出た。早くペダルを準備しなくては…

　前はドラムやってたかまさんが試しに"lazy"叩いてくれた。うめぇ…どれくらい練習したのと訊ねて唖然、それっぱかりでそんだけ叩けるようになった？ウソつけ(笑)。でも楽しかったね。YES, Thank You！＞かまさん

　終わった後は居酒屋で反省会。２時間スタジオ借りて反省会も２時間、長居しすぎ(笑)。同じくCLUB JC06の"FOX"氏も巻き込む計画を立て、みんなで楽しくやろーよってけしかけちゃった。さて、もっとがんばろ。練習は見えないところでバタ足…ネ。

2010年8月24日 【音楽】ギター修理（続き)

「2010年8月7日【音楽】ギターを修理に出したよ」の続きです。

　まず、見積が出ました。あまり弾いていないと思ったけどそれでも30年の歳月はキクもので、ローポジションのフレットは修正の限界ギリギリまで減っているところがあるようです。

　このフレット磨耗は修正(＝研磨)可能ですが、ネックの反り修正と合わせるとかなり弦高が落ちてしまい「触ると音が出る」エレキギターみたいな感覚になりそう。フレットを押さえる力がこれまでより少なくて済む様になるのはラクだけど他のギターを弾くことは出来なくなるかも。フレット打ち替えだと本当にいま以上のレベルのギターが買えてしまい、ちょっと差が大きく悩みます。

　ネックの塗装の剥げは再塗装ですが、ラッカー塗装で同時期の他社製品より手間がかかるそうで。でもまぁやって貰おうかと。某職人さんに頼もうかとも思ったんだけど、面倒かけても悪いので(マスキングとか結構大変そう)リペアと一緒にやって貰います。

　そして一点追加オーダーを。ボディにマイクを貼り付けることにしました。厳密にはサドル下にピエゾ埋め込み。FISHMANのAG094と言うモデルをチョイス。その理由は８月中にオーダーすれば取付工賃無料だから！出力は6.3φの標準ジャック、エンドピンタイプでストラップフックも兼用です。さて、こんなモノつけてライブハウスで演奏でもしようって言うのか…？(写真)
　http://www.y-m-t.co.jp/fishman/undersaddle_pickups.html
　http://www.fishman.com/products/details.asp?id=3

　フレットの修正に思ったより手間がかかりそうで、戻ってくるのは来月末になりそう。クルマのレストアより早いよと思って気長に待つことにします。それまでは両手両足の運動でもしていましょう。あ、それと30分程度はステージできるよう喉を鍛えないと…

2010年8月24日 【仕事】誰を怨めばいいのでございましょうか

　時差ぼけと暑さのため４時起床。やっぱりエアコン入れて寝れば良かった…

　昨日、帰宅してしばらくするとケータイに着信あり、部下が「障害おこしちゃいました」そして社会復帰初日からその対応、一気に現実世界に引き戻された。ありがたきショック療法！

　しかしながら、今回のトラブルはあまりに、あまりに。経緯を聞きそのステップごとの行動を検証（ヒヤリング）するにつれ、当初は怒りを覚えていた感情が次第に情けなく、やがて哀しいものに。障害を発生させた当人が自分の下に来て１年弱、教育受講させたり日常の行動で事あるごとに言ってきたことが何も生かされていなかった。

　当人の能力を疑い異動させてしまう(社員なので簡単にクビには出来ませんからね…不公平だよなぁ)のが一番簡単だけど今後の「更生」を信じてさらに教育してゆくのか、それだけでなく色々と教えていると思い込んでた自分自身にも伝え方など問題はなかったか、相手の受け止めるレベルにあった教え方をしてきたか、一方的に言いっ放しになってはいなかったか。

　ミスした当人を否定するだけなら簡単だけど、自分を疑うってのはなかなか難しい。久々に三上寛なんて聞いてみたくなりました。彼とか、昔の山崎ハコとかって聴くとさらに落ち込むんだよね…ダウン系って言うのかな。

【映画】ダーリンは外国人

　何でか分からないけど今回のロングフライトも、往復ともガッチリ映画を観ようと言う気が起こらない。プログラムの問題か、自分の関心なのか。とは言えヒマではあるし、１本くらいはと思って観たのがこれ。

　漫画家を目指しイラストで糊口を凌いでいる日本女と、漢字に衝撃を受け日本にやってきた日本語ペラペラのアメリカ男。たまたま知り合った二人が恋に落ち、結婚に至るがその過程は山あり谷あり。お互いの家族も巻き込んでのお話。

　本作は、原作のマンガを読んだことあるので実写版との違和感が出ないか気にはなったが問題なし。オリジナルは生活習慣や文化の違いを断片的に取り上げコミカルな感じが強いが、映画では一緒に暮らしてゆくと言う現実的な問題をよりクローズアップしているように見えた。

　起こるトラブルについてはさもありなん、という印象で驚きはしない。どちらが正しい、ではなくお互いを認め合う、と言う解決策は当たり前だけど実践は難しいんだろうね。ごくごく当たり前の理屈を改めて認識させてくれた映画だった。

　2010年8月22日　JL402便(ロンドン→東京)機中にて鑑賞

2010年8月22日 【旅行】ロンパリ・アイスもつけて（９/終）

　3時半起床、4時ピックアップ、5時空港着…だったけな？朦朧としていて覚えていない。とにかく早暁のケフラヴィック空港に着いたが朝７時頃は欧州本土への便が何本も出て行くのでもう大勢の人が集まっていた。

　で、我々のロンドン行きは１時間15分ディレイの表示。またかよ!!今回はとことん試練を受けさそうってか。だが実際は45分のディレイに留まり、案内表示を鵜呑みにのんびりしておれば積み残されたかもしれない。座席は予約通り前方、行きより確実に足元が広い！

　ガトウィックからヒースローまで移動の途中、ヴィクトリア駅前を発着する市内遊覧バスに荷物を持って乗り込む(写真)。夜までの時間つぶしに最適。途中下車はしなかったが道中2時間半のコース、これまでまともに市内を観光したことは無かったので良かった。今回ロンドン市内は上空からと地上と二重に見学したことになる。

　ヴィクトリア駅からヒースロー・エクスプレスの発着するパディントン駅までは地下鉄サークル・ラインで1本だが「本日は運休」なにぃ～！乗り換えては行けたのだが面倒かつ時間がかかり、これならとっととタクっちゃえば良かったよ。それでもBAファーストラウンジに寄るだけの時間は取れた。

　帰りもプレミアムエコノミーにアップグレード、CAさんのこぼれ話なんか聞いたりしながら30分ほど早く成田到着(23日)。いま決まっている今後の渡航予定が羽田発着のため、本当は「成田空港行き」に乗りたかった新型スカイライナー～スカイアクセス経由～で日暮里へ。おぉ、速い速い！でも日暮里に出るのは面倒なのできっと今後もN'EX利用なんだろうなーと思いつつ帰宅。一気に荷解き、洗濯などこなして夏休み終了と相成った。「正式版レポート」ですが、航空博物館の写真を別立てとしてなるべく早く仕上げたい…でもその前に年越し以降の処理を(汗)

　機中泊

2010年8月21日 【旅行】ロンパリ・アイスもつけて（８）

　いよいよ滞在最終日である。明日は飛行機の都合で早朝には発たなければならない。今日も快晴・強風。長袖＋トレーナー＋ジャンパーで辛うじて耐えられるが、寒さに弱い人では無理かもしれない。

　午前中はレイキャヴィク市内観光、またツアーバスに乗る。が、本日は年に１回のお祭りの日、マラソン大会もあって市内中心部は車両進入禁止！それでツアーが成り立っちゃうのが不思議なんだけど(笑)、まぁともかく中心地から少し離れた所の教会を訪ねたり、漁港を通ったりとそれなりに周囲の様子を眺めることができた。

　疲労回復と時差調整を兼ねて軽く昼寝、起きたら祭りで賑わう繁華街をブラブラ。仮装した人が居たり、大道芸人が居たり。これで風がなければもっと楽しめるんだが、とにかく寒い。大混雑なので夕食はサッと食べて部屋でワインとつまみを開け、この１週間の無事を祝う。今年はオーソドックスな所ばかりだったから本当に気が楽だった。去年は英語の通じる国が殆どなかったもんなぁ…

　23時、大花火大会。既に部屋で飲んで酔っ払ってたので観に出ることはしなかったが、奥の部屋まで歓声が伝わってきた。街中が大騒ぎだ！日本じゃあり得ないよね。

　セントラル・プラザ・ホテル泊

2010年8月20日 【旅行】ロンパリ・アイスもつけて（７）

　アイスランドは広い。北海道より少し大きいくらいだというので、その広さがイメージでき…ますか皆さん？

　今日は１日、観光ハイライトポイントをツアーバスで回る。ホテルにバンがピックアップに来て、集合場所で各コースに乗り換えるハブ＆スポーク方式。横４席ながら50人以上乗れるバスはほぼ満席。コース紹介は面倒な(と言うか良く分からない)ので以下を参照ください。今日も快晴だけど風がありけっこう寒い。気温は11度、体感温度は10度以下です。
http://www.grayline.is/tour/Day_Tours_and_Sightseeing/AH12_The_Golden_Circle_Classic/Iceland.is

　何だかどこまで行っても荒涼としてるんだよね。最近ちょっと心が弱気なので沁みるなぁ。夏でこうだもの、ここは心が、気持ちが強くないと生きてゆけない気がする。ちょっと北海道の、道東や道北で見たことある空の感じ。澄んで高いよー！写真は間欠泉が噴いた瞬間。

　賑やかな街よりこういう場所で時間を過ごす方が好きかなやっぱりって思うけど、黙って景色を見ていると心の中で色々なコトが浮かび上がってきてしまう。即物的な生活のこと、趣味のこと、仕事のこともだし、もっと精神的なこととか。ぐるぐる回って答えは出ず、ちょっと考え疲れちゃったような。景色を見て心が落ち着くってのはウソな気がする。

　夜、入った店の「お魚コース」でミンククジラが出た！旨かった～。

　セントラル・プラザ・ホテル泊

2010年8月19日 【旅行】ロンパリ・アイスもつけて（６）

　旅も後半戦、乗り物一辺倒からガラリと趣向を変えて観光旅行に。と言う訳で向かったのはガトウィック空港。ここから格安会社「アイスランド・エクスプレス」でレイキャビクを目指す。

　だが機材変更で予約していた「ワイドレッグルーム」の席が一般席に振り替えられ、かつ「返金交渉はネットから自分でやってね」、おまけに１時間近い遅延…いきなりのLow Cost Carrier洗礼。幸い今日の到着後は市内をウロウロするだけの予定だったので良かったが。

　2時間半のフライトで到着したのはレイキャビクから60kmくらい離れたケフラヴィック空港。ここからレイキャビク市内までの道路は荒涼とした溶岩原の中をひたすら走り、何となくハワイ島のコナ周辺と似ている(写真)。パリ・ロンドンとも気温は20度を切っていたがここは10度に近い。幸い今日は快晴かつ無風で、数値ほどには寒さを感じないが。

　ホテルは繁華街のド真ん中、でも一番奥で部屋は静か。ラッキー！メインとなる小道を行き、食事してまたブラブラ、ふと気付けば時計は21時を回っている！まだ明るいんだ。うっかりしてると寝不足になりそう。

　セントラル・プラザ・ホテル泊

【映画】 孤高のメス

　前回のデンパサール便でも上映していたのだが観なかった本作、12時間を越えるフライトであれば観る気になる。堤真一って見るのなに以来かなー。「ALWAYS(続)」？

　房総半島と思しき(113系スカ色が出るぞー)田舎町に、１人の医師が赴任してくる。ケーヨー(京葉？)大学の学閥に染まり歪んでしまった医療の現場が、彼の誠実かつ気迫あふれる診療により少しずつ変わってゆく様が、疲れきっていた看護婦の日記によって明らかになる…

　しかし、いやー参りました。思いっきり手術シーンですよ。肉がスパーっと切れて血がドバーっと出て(笑)いや、ちゃんとプログラムにも「この番組にはうんぬん」って断り書きがあったけど。先日ちょっとしたことで「生身」を見たので多少の耐性がついてて良かったが、少し前の自分だったらその時点で「見えない聞こえない、見えない聞こえない」(また笑)になって観るの止めてたかもしれない。

　本作での堤真一は一度も声を荒げることなく、カッコつけるわけでもなくひたすら静かに燃えるオトコって感じ。後日談では院長になって、成長して医者になった、日記を書いてた看護婦の息子を迎えるんだけど姿は見えず。老けた姿も見たかったぞ。

　2010年8月14日　JL405(成田→パリ)機中にて鑑賞