レンズの向こうに・・・・。

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1266  川越の街で出逢った風景 (最終)  (Photo No.8743)

2012年01月28日 13時56分41秒 | VR70-300mm F4.5-5.6G
川越の喜多院にある五百羅漢の石仏です。房総鋸山の日本寺の千五百羅漢
ほどではありませんでしたが、敷地の中に、ずらっとこうして石仏が並んで
いました。ここの石仏は、表情がとてもいいですね。まるで本物の人間が
そのまま石仏になったような(ちょっと例えが恐かったですね。)今にも
動き出しそうな生き生きとした表情です。みんなでどんな会話をしている
のでしょうね。

【撮影日】2012/01/09 14:50:30.60
Nikon D80 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:270mm f/5.6 1/60秒

今日の東京もいい天気です。空は真っ青で本当に「快晴」という感じ
です。ただ風がやや強かったので、外に出ると寒く感じましたね。
昨日は大阪で、予定より早めに打ち合わせが終わったので、我が社の
大阪支店の近くの「神無月」さんという、いろいろな焼酎が置いてある
お店に行ってきました。ここは大阪支店の支店長が見つけたお店で
私が喜ぶだろうと、ちょうど良い機会だったので、連れて来てくれ
たのです。去年の秋から、良いお店があると、言われていたので
楽しみにしていたのですが、いやー行って驚きましたね。プレミアム
焼酎がズラッと並んでいるじゃありませんか。しかもグラス売りの一杯
の値段が安いんです。私が焼酎に詳しいという情報は、ここのマスター
にも知れ渡っていて、私が焼酎の並んだ棚をみて「あっ、珍しい焼酎
だ。あっ、これも家にある。あっ、これは超貴重な焼酎だ!。」なんて
一人で騒いでいると、マスターが「この人が、あの焼酎データベースを
作った人でしょう!。」と支店長に話しかけていました。どうやら
大阪支店長が私が作った焼酎のリストを渡していたようです。そこから
は、もう、マスターやとても気さくなこの店の常連さん達と焼酎談義で
大盛り上がりでした。ちなみに私がここで飲んだ焼酎は岩倉酒造「くらら」
そして雲海酒造「紫美(しび)」、太久保酒造の「侍士の門」と「侍士の門
の古酒」の4種類でした。特に驚いたのが「紫美」です。もともとは新屋
酒造という蔵元で作られていたのですが、雲海酒造に吸収合併されて、製造
だけはしばらく許されていましたが、2004年12月を持って販売終了となった
今や幻の焼酎だったのです。それが飲めるなんて、いやー、もう感動でしたね。
感動しすぎて、心臓がドキドキするくらいでした。「くらら」を飲んだ後
にもかかわらず、もうきっとこの「紫美」飲む事はできないだろうと思い
つつ口にした一杯は、本当に至福の一杯でした。帰りの新幹線の時間まで
1時間ぐらいしかなかったのですが、私にとっては夢のような貴重な1時間
でしたね。今度、大阪に来た時は、また必ずお邪魔したいと思います。
大阪近辺の皆さん、ぜひこの「神無月」さんに訪れて見てくださいね。
鹿児島の地鶏料理もあり、私がいただいた手づくりのポテトサラダは
超美味しかったし、それと何と言ってもマスターの人柄が最高でした。
安心して飲めるお店です。マスター、本当にありがとうございました。

今日のお薦めの焼酎は寿海酒造の「の馬(のば)」という焼酎です。
串間特産のことぶき芋(赤芋)と黒麹を使用し、天然湧水で仕込み
常圧蒸留した原酒を3年間、タンク熟成させたものです。この焼酎の
特徴としては、開栓した時に感じる芳醇な香りでしょうね。熟成
してあるので、口に含んだ時に何ともいえない旨みとまろやかさを
感じます。宮崎に帰省したときは、いつも宮崎県の最南端の都井岬に
行って野生馬を撮影するのですが「の馬」というネーミングは、その
野生馬にちなんで付けられた名前です。倒産した英会話学校の名前と
は関係ありません。(笑)

喜多院の破魔矢 (Photo No.8742)

2012年01月28日 13時52分05秒 | VR70-300mm F4.5-5.6G
破魔矢は、その名のとおり魔除け的な役目で、お寺や神社で授かって
きて家に置いておくものですが、破魔弓もあるのをご存知でしたか?。
普段はあまり見かけませんが、平安時代頃より宮中では、男の子が
産まれると「鳴弦」という儀式が執り行われたそうで、弓の弦を強く
はじき、その音で魔を追い払うとされたそうですよ。破魔弓って男の子
用の魔除けだったんですね。

【撮影日】2012/01/09 14:45:30.80
Nikon D80 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:230mm f/5.6 1/125秒

石仏の高さは70cm~100cmぐらいのやや小さなものです。(Photo No.8741)

2012年01月28日 13時51分41秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
本当に五百羅漢と言われるほどたくさんの石仏があります。
今から約230くらい前の1782年から1825年の約50年間にわたり
建立されたものだそうです。全部で538体が鎮座している
そうですよ。

【撮影日】2012/01/09 14:42:26.93
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:50mm f/7.1 1/160秒

すべての苦しみを抜き取ってくれる「苦ぬき地蔵尊」(Photo No.8740)

2012年01月28日 13時51分14秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
人にはきっと、誰にも言えない様々な苦しみがある事でしょう。
その苦しみを抜き取ってくれる「苦ぬき地蔵尊」には、これまでに
一体何人の人がお参りに来た事でしょうね。宗教と言うのは、ひと言
で言えば、まさにこのお地蔵のように「苦しみを和らげてくれる心の
寄り所」なんでしょうね。

【撮影日】2012/01/09 14:49:23.15
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:20mm f/5 1/200秒

横になっている石仏、石臼を回す石仏 (Photo No.8739)

2012年01月28日 13時50分34秒 | VR70-300mm F4.5-5.6G
本当にいろいろな表情や、姿をした石仏群です。ここには、こんな
言い伝えも残っていました。

【深夜こっそりと羅漢さまの頭を一体づつ撫でていると、一体だけ必ず
頭が温かい石仏があるのだといい、その石仏の顔を良く見ると、実は亡く
なった自分の親の顔にそっくりの石仏なのだ】という言い伝えです。

親が亡くなった後、淋しくなったらここに来て、頭を撫でてあげると
いいのかもしれませんね。それにしても何故深夜なのでしょう。暗くて
顔がよく見られないですよね。(あまり追求しないようにしましょう。)

【撮影日】2012/01/09 14:50:55.40
Nikon D80 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:135mm f/5 1/160秒

川越散策最後の写真は「菓子屋横丁」の写真です。(Photo No.8738)

2012年01月28日 13時49分49秒 | VR70-300mm F4.5-5.6G
「菓子屋横丁」には昔のお菓子がたくさんあって大人から子供まで
楽しめる横丁でした。写真のようにほとんどのお店で、こうして店先
に飴を吊るしているんですよ。面白いですね。今回の川越散策は、本当に
いろいろな発見があった散策でした。ぜひ、また来たいと思います。

【撮影日】2012/01/09 13:57:08.10
Nikon D80 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:116mm f/4.8 1/640秒